22点満点の愛知県公立入試「国語」は何が変わった?どう解く?

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2017年春入試より愛知県公立高校入試は配点も出題傾向も変わりました。大学入試改革に合わせた全国的な流れだそうです。

各教科でどんなところが変わったのか?どうやって勉強をしていくか?をじっくりと見てみましょうか。

愛知県で生まれ育ち43年、愛知の公立高校入試を見続けて20年の私からお送りします!本日は国語を!

昨年度の解答欄と比較してみよう!

まずは昨年度(2016)の解答を貼りますね。

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2016B_kokugo_a

1問1点の20問。読解12点、語句と古文漢文で8点。伝統的な愛知県のスタイルです。なんなら20年前からたいして変わってませんね。

そしてこれが新しい出題傾向になった今春(2017春)入試の解答です。

2017A_kokugo_a

2017B_kokugo_a

太枠になってる部分が2点問題です。見た目大きく変わってないように見えますが、結構変わってますよ。順に見ていきましょうか。

18問22点満点!2点問題が4問!

2点問題が1問追加されるだけだと思っていたのですが、大きな勘違い。まさか4問も2点問題になって問題数が減ることになるだなんて。

1問1問の重みが増えました。おそらく国語は基本的に解く時間が足りないなんてことは無いはずですから、じっくりと解いていけばいいですね。

2点問題はいずれも読解問題からです。漢字や古文漢文はそこまでの重みを乗せることができる問題作れないでしょうね(^^)

記号問題の2点問題は基本的に完答対応だと思います。知り合いの国語専門の先生2人が同じ意見だったので間違いないかと。

ただ、要約作文に関しては・・・あとで書きますね。

一撃2点の究極の4択登場!

配点2点の4択問題が登場しました!これが凄いなと思うんですよね。入試の2点というのは、通知表の「1」と同じ重さですからね。

中3の1年間で努力を重ねてもぎ取ってきた通知表の「1」分の点数が、4択の問題で手に入るのです。

これは究極の4択ですよね。B問題では同じように配点2点の5択問題もありましたね。

設問自体は著作にかからぬようで、教育委員会のHP上でOPENになってましたので、実物を貼ってみましょうか。

こちらが究極4択です。今春のA問題大問1(二)です。

2017a-1

なるほど、全体の文章の流れを理解できてないと正解できないようになってるんですね。これは1日2日の付け焼刃の対策では正答を選べませんね。

生まれてきて入試の日までで培った国語の力が問われると言っても過言では無いのかなと。

とはいえ、まるでわからない生徒も25%の確率で2点を得る正答に辿り着いてしまう悪魔的設問!魂を込めて文章を読み解いてほしいですね。

要約作文は部分点アリの噂!

今から書くことは全て噂の部分、信じるも信じないもあなた次第な世界です。

例年出題されている2点配点になった要約作文ですが、今春から部分点があるのではないかという噂があります。

入試のデータを分析していると、この2点問題で部分点として採点していないと理由がつかない部分があったとの情報が。

真偽のほどはわかりませんが、そんな噂あります。ということはですよ、どうせ正答じゃないからと諦めて要約作文を捨てていた生徒は思い直すべきですね。

わかる限りでアタックすべきだと。部分点を目指して!

シレっと書きましたが大事なことだと思いますよ。

文学的文章は消え、論理的文章のみに!

小説のような文学的文章の読解問題が例年AB両方もしくは片方で出題されていたのですが、今年は論理的文章の読解問題だけになってました。

過去10年調べたら必ず文学的文章も出題されていたのですが、ついに消えました。

これは2点問題を読解問題から作っていく上で、文学的文章では作りにくいというのが理由じゃないかと思います。

文学的文章題の問題を解きながら、面白い話だなぁなんて読んでしまうことありましたが、それが今春はナシということでちょっとさみしいです。

ただ、まだ試行錯誤の最中なので、ふと文学的文章が来年復活するかもしれませんね。

漢字・語句の配点下がる!

漢字と語句は例年4点配点であったのですが、ついに3点まで下がりました(゜o゜;

国語力(読解力)の無い子にとっての頼みの綱である部分で配点が減らされるのはキツイです。

漢字語句と古文漢文併せてようやく7点です。

この部分の配点は22点中の7点となり、全体の32%です。以前は20問中の8問で、全体の40%だったのに!

以上です。

見た目は一緒ですが中身を見ると今春よりこんなに変化が加えられているんですね。

おそらく解く時間は充分足りるでしょう。時間を計って、少し余るぐらいの時間で設定して解く練習をしてみてください。

この新形式での過去問は1年分(2回分)しかありませんから、慣れるためにこれら市販の予想問題などでさらに慣れるといいですね。

ただし、どちらも2回分収録のうちの1回分しか新形式に沿ってないので、これら2つを買ってようやく2回練習できる感じですけどね(^_^;)

背に腹は変えられません。市販のもので手に入れることができる新方式の問題はこの2つだけです。

万全を期したい場合は入試前にこちらでも練習できるといいですね。

参考にしてください。

今日はこのへんで。

それでは。

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國立拓治

愛知県岩倉市・北名古屋市にあるさくら個別指導学院の塾長。2005年より愛知の中学生親子の力になれるよう当ブログを毎日更新。2017年3月に月間33万PVを達成。学習塾ブログでPV数推測日本一に。休日は余談も発信!3度の飯より飯が好き。インドとビールと椅子も好き。詳しいプロフィールはこちら。
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