中3の1学期保護者面談の作戦は「ガンガンいこうぜ」で!

おお、そなたは来月7月にある保護者面談に参加する中3生の保護者であるな。

保護者面談は入試に向けて大切な役割を担う重要行事じゃ。心して参加されよ。

・・・なに?なぜいきなり変な口調で喋っておるかだと?

何を言っておる。これはドラクエの最初に出てくる王様風の語り口調じゃないか。

・・・なに?ドラクエをやったことがない?良いから茶番に付き合うのじゃ(・∀・)

駅前のさくら個別指導学院に来るが良い。そなたに保護者面談に参加する心得を授けよう。

駅前の塾へ向かった。(マップファンのRPG風表記をお借りしました♪クリックで拡大w)map-dora

おお、待っておったぞ。わざわざ場所を変えたのはこの地図貼りたかっただけじゃ(+_+)

早速保護者面談の心得を伝えよう。あ、面倒なんで口調元に戻しますねw

中3の1学期保護者面談での大切なポイントは3つあります。順に説明します。

心に秘める高い第一志望を伝えてガンガンいこうぜ!

最重要は「自分の野望を最大限デカく伝えること」です。ガンガンいきますよ!と覚悟を伝えること。

迷っている高校が3つあれば、一番レベルの高い高校を先生に高らかに宣言しておきましょう。

この高校目指して頑張ります!と覚悟を先生に伝えておく。まずはそれで先生も心に留めておいてくれるはずです。

「あいつ今の実力より上の志望校だな。なんとか頑張らせなきゃな」なんて感じでしょうか。

もしもその覚悟に見合った努力を先生に見せることができれば、高い確率で成績は上がるはずです。

では逆も想定してみよう。今のレベルよりもかなり下の志望校を目指す宣言をしたとする。先生はホッと安堵して、今後その子に配っていた気を減らすでしょう。

「あいつはよっぽどのことが無い限り志望校入るわ」なんて悪気無しにです。

万が一力及ばずその第一志望を変えなくてはいけなくなったとしても、そのタイミングは来年1月。

いつでも志望校は下げられます。ならば今は高い目標を掲げ、本人にはガンガン頑張ってもらう時です。

先生をパーティー(仲間)に加えよう!

面談時にたまに担任の先生と喧嘩しちゃうご家庭あります。なんなら「先生に言ってやった」風になってしまうご家庭も。

これは良くない展開です。入試に向けて長い戦いをしていく上で、担任の先生は一緒に戦ってもらうべき優秀な仲間です。

担任の先生はドラクエに例えるならば体力回復呪文を唱える僧侶ぐらい重要なポジションです。

僧侶ナシではドラクエはクリアできません。入試においても苦戦必至です。先生にはぜひパーティー(仲間)に入ってもらってください。

友好関係を結んでおいてください。勉強の相談や志望校の相談をして助けてもらってください。一緒に戦ってくれる先生という仲間は多ければ多いほどなにかと有利です。

(ただ、あまりに担任の先生とソリが合わないときは学年主任に相談するなどの対処も必要です)

意欲関心態度についてガンガン質問しよう!

保護者面談で聞いて欲しい唯一の内容です。意欲関心態度に関しての我が子の具合を先生に必ず質問しておいてほしいです。

意欲関心態度の欄についてはこちらの記事を。

今日は3学期の通知票を思うように伸ばせなかった新中3生の生徒の家庭と面談をしました。入塾前から比べると5科目合計点は驚異的に伸ばし...

もしも私が面談に参加したならば・・・

「先生、うちの子提出物と授業態度しっかりとやれているでしょうか?私は学生が一生懸命勉強しないのはニートじゃないかと思ってるんです」

「勉強するのが仕事の学生が勉強をしないだなんて、お小遣いとかもらったりスマホを買い与えてもらったりする権利など無いと思うんです」

「他教科はさておき、まず先生の教科の授業ではいかがですか?通知表の意欲関心態度欄に二重丸をもらえるレベルでやれてますか?」

「状況によってはスマホを没収します。努力が足りていないところがあれば具体的に教えてもらえませんか?」

「他教科でも意欲関心態度に丸がつかない教科あったらお願いします。点数はさておき努力ができないやつに渡す小遣いはありませんからね(^^)」

子供にプレッシャーを。そして先生にお願いを。これで先生は特に気にして我が子の授業態度に気をかけてくれるでしょう。

不甲斐ないときは声をかけてくれるでしょう。「お前、そんなんじゃお母さんにスマホ回収されるぞ」なんて台詞をいただけたら、我が子も背筋が伸びるでしょう(^o^)

授業態度は子供だけが頑張る聖域ですが、これで先生もパーティー(仲間)になってくれる予定です。


以上3点です。

だんだん「ガンガンいこうぜ」と言いたいばかりにドラクエに寄せて書いた感は否めないです^^;

中3の1回目学校での面談はまだ具体的に志望校の話も出ませんし、サラッと終わることも多いようです。

しかし成績をつけてくれる先生と直接話せる貴重な機会。作戦は「ガンガンいこうぜ」で良い意味で爪痕を残してきましょう。

参考にしてください。

今日はこのへんで。

それでは。

ドラクエ世代の私としてはテンション上げて画像を作りましたが、お母様方のテンションは変わらないかな^^;フォントはこちらgangan2

The following two tabs change content below.

國立拓治

愛知県岩倉市と兵庫県伊丹市にあるさくら個別指導学院の塾長。2005年より愛知の中学生親子の力になれるよう当ブログを日々更新。月間最大50万PV。拙著「くにたて式中学勉強法」は12刷重版!著書累計は6万5千部突破!休日は余談も発信!3度の飯より飯が好き。詳しいプロフィールはこちら。