正確に計算をしてもらうために「基本の型」を身につけてもらう!

夏期講習中、中3生向けに基礎を行う講座を用意しています。その講座内で使用するプリントを現在作成中です。

公立入試数学の最初の計算問題を正確に早く解くことができるようにするためのプリントです。

以前も書きましたが正確に早く問題を解くためにはまず「正確さ」から高めることが大切です。

saitan

そのために今年の講座はガッチガチに途中式から「基本の型」というものを身につけてもらうことにしました。

昨年悟ったのです。内申5の生徒であっても余裕で計算ミスをしてたんですよね。偏差値70近い生徒であってもつまらん計算ミスを炸裂させたり。

キッチリ綺麗に途中式を書いてくる生徒であってもやっぱりミスがあって。

今まで内申5の生徒とかは生徒自身の計算のやり方を尊重しようかと思ってあまり深く踏み込んで指導はしていなかったのですが、今年はそれを辞めます。

やはりまずは正しい基本の型が身についた人だけがそこから先の解き方のアレンジが有効になってくるのではないかと。

これは恐らく全ての習い事や学習なんかに通じることですよね。スポーツでも音楽でも学問でも。

基本が最強だということです。計算の基本の型を参加生徒に一律この夏で身につけさせるべく指導をしてみます。

具体的にはきっちり途中式を書いて、その途中式の細かさも指示を出して、私の思う「基本の型」を身につけてもらいます。

多少ゆっくりでも遠回りに見えても、結局これが「正確に早く解く」ための近道になるはず。そう信じて指導してみます。

最初に計算を解くための基本を説明した上で、この作成中の①のプリントに入るところからスタートです。IMG_8801

「こんな簡単なのやっても意味無いじゃん」「こんなん言われなくても一人でやれることね?」なんてセリフを言う人ほどミスをし続ける人です。

賢い人ほど「人間は皆がミスをする愚かな生き物だ」ということを心の底から理解しています。

この部分をしっかりと心に留めて、①のプリントから真剣に取り組んでもらいます。

安心してください。本当に「基本の型」が身について早く正確に計算ができるようになる日が来たならば、いつでもヒーヒー言う難易度の高い問題プレゼントしますから♪

まずは正確に、そして早くです!

今日はこのへんで。

それでは。

当ブログ関連記事

中学生のどの学年も数学の指導は計算単元です。計算はその後の単元の基礎となる部分ですから、ここでしっかりと計算する力をつける必要があ...
The following two tabs change content below.

國立拓治

愛知県岩倉市と兵庫県伊丹市にあるさくら個別指導学院の塾長。2005年より愛知の中学生親子の力になれるよう当ブログを日々更新。月間最大50万PV。拙著「くにたて式中学勉強法」は12刷重版!著書累計は6万5千部突破!休日は余談も発信!3度の飯より飯が好き。詳しいプロフィールはこちら。