「テスト勉強っぽいこと」をする生徒たち

中1生の最初のテスト勉強には注意をして見守らなくてはいけません。なにぶん全て初めてのことですから。

私自身も中1の頃を振り返ると怪しいテスト勉強をしていましたね。定期テスト自体を受けたことがありませんから、まずゴールが見えてないんですよね。

テストなんだろうとは思うものの疑問が沢山湧いてきます。

「小学校の頃のテストとどう違うんだろう?範囲が広くなるとテスト勉強の仕方も違ってくるのか?何やったらいいだろう?どうやったらいいだろう?」

モヤモヤと思っているうちに中学校がテスト週間に入ります。部活まで停止されていよいよテスト勉強モードに。

頼りは近くにいる大人と友達だけです。「こうしなさい」とか「こうやるといいんじゃないかな」とか言う周りの声に従ってなんとなく取り組みます。

今振り返るとですね、最初の頃は「テストで点を取るための勉強」じゃないんです。目的がテストで点を取るために定まってませんでした。

では何が目的だったかというと「テスト勉強をすること」が目的だったんですよね。やっていることが「テストで点を取るため」に繋がることが全く意識されていないのです。

中学校から提出するように言われているワークを埋める。毎日最低2ページやるように言われる自学帳を埋める。これが目的になってしまっていたのではないかと。

私自身が中学入ってしばらくは寝ぼけたテスト勉強をしていたので、中1生たちの寝ぼけたテスト勉強をする姿を見ると自分を思い出します(笑)

ここを正してあげるのが私の仕事ですよね。

意識すべきは「できないことをできるようにすること」

昨日も中1男子3人組が張り切ってテスト勉強をしていました。学校のワークが完成したので、次はノートに自学をやるというのでやらせてみると・・・

突っ込みどころ満載、いえ、突っ込みどころだけの自学が繰り広げられていました(苦笑)3人中2人がです。

まさに私の中1の頃と一緒です。「テスト勉強っぽい」ことを取り組んでみた!といった状況です。

学校からの指示はテスト勉強は自学帳にどれだけやってもいいよとのことらしく、突っ込みどころだけの自学が全力で何ページも・・

こうなることは予想できますよね。テニス部に例えるとラケットの握り方さえ習っていない段階でコートを与えて「どれだけでも好きに練習していいぞ」と言われているようなものです。

早いタイミングで見つけることができてよかったです。早速声をかけて修正です。

「いい?答えの無い問題は取り組んじゃダメなんだよ。なんでかわかる?合ってたか確認できなかったら勉強にならないんだよ」

「この漢字の練習は2行漢字で埋めるっていうマイルールを守ることに意識がいっちゃってるよね。でもな、この(棚)って漢字とか5回書いた時点でもう覚えてるはずなんだよね。最後の(頑固)って漢字は5行書かれてるけど、これはもうノートの残り行を埋めるためだけに書いてるよね」

「いいか?さっきの計算といいこの漢字といい、自学帳を埋めることを目的にしちゃだめだ。できないことをできるようにすることを目的にするんだよ」

できないことをできるようにすることを意識してテスト勉強を。

書いてみるとごく当たり前のことなんですけど、ここが意識できていない生徒が本当に多いです。

これは中1生に限らなかったりしますし、勉強に疲れてきたりすると確信犯的に埋めるだけの勉強する子すらいます(苦笑)

「今やってる勉強で何ができるようになるの?」

「今やってる内容って、本当はもうできてる内容なんじゃないの?」

「この勉強で君は何ができるようになったの?」

しつこく生徒に問いかけてここを意識してもらえるようにしたいと思います。

今日はこのへんで。

それでは。

休み時間にカードゲームをする中1生3人組と講師たち。ダメ出しみたいに書いた記事だったけど、この3人本当によく頑張って取り組んでます!頑張れ!IMG_9563

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國立拓治

愛知県岩倉市と兵庫県伊丹市にあるさくら個別指導学院の塾長。2005年より愛知の中学生親子の力になれるよう当ブログを日々更新。月間最大50万PV。拙著「くにたて式中学勉強法」は12刷重版!著書累計は6万5千部突破!休日は余談も発信!3度の飯より飯が好き。詳しいプロフィールはこちら。