家庭での7つの習慣その4「否定語を使わせない使わない」

※この記事のシリーズは保護者に読んでもらって実行してほしいシリーズです。

成績向上を望むならば家庭で実施してほしい習慣がいくつかあります。 このへんが崩れている家庭は著しい成績向上は見込めません。 やはり365日置かれている環境は成績に大きく関わりますからね。 そんな習慣を7つにまとめて「家庭での7つの習慣」というカテゴリーでお送りします。   今日は4つ目をお送りします。 その内容は・・・

「否定語を使わせない使わない」

「否定語を使わせない使わない」です。

言い換えると「ネガティブなことを言わない」ということです。

これはものすごく大切ですね~。

なんなら「その3」に格上げしても良いぐらい大切です。

こういった言葉の力というのは、「占い」ぐらい胡散臭く思われることもありますが、

占いと違って「言葉の力」はガチですからね(占い師に怒られるわw)

否定語とは具体的には

「無理」とか「疲れた」とか「ムカつく」とか。

「うざい」とか「きもい」とか「微妙」とか。

「つまらん」とか「面倒くさい」とか。

10回言ってみて不快に感じたら総じて否定語ですね(笑)

ネガティブな言葉と言い換えてもいいかもですね。

例えば学年で勉強がとても勉強が得意だった子を3人思い浮かべてみてください。

(お子さんの同級生でもいいですし、親ならば自分自身の同級生でもいいです)

・・・さて、その子たち、否定語を常に口にするような子でした?

学年ベスト20ぐらいまでには否定語を口にするような子が入ってるかもしれませんが、

学年ベスト3にはそんな子入っていないはずです。

「〇〇君はいつも口が悪いやつだったけど学年10位ぐらいにいたぞ!」

なんて友達がもしもいたとしても、○○君は否定語を言わないで過ごしていたら

恐らく学年ベスト3に入っていたでしょう(笑)

旧サイトでも紹介しましたが、

脳が専門の医者である林成之さんも

著書「脳に悪い7つの習慣 (幻冬舎新書 は 5-1)

の中でこのようにおっしゃっていました。

子どもの口から否定的な言葉が出るのは、楽をしたい、失敗したくないといった「自己保存の本能」が過剰反応しているためです。このような否定語には、
すべてA10神経群が情報にマイナスのレッテルをはる作用がありますから、
何気なく口にするだけで脳の理解力や思考力を落としてしまいます。

これから何かに取り組もうというときに否定語を口にするのは、脳に「やめろ、やるな」と言っているようなもの。否定語が脳に及ぼす影響は、おそらくみなさんが想像する以上に大きいと思います。

脳科学的にも否定語を口にしないほうが良いということでしょう。

目には見えない言葉の力がこの世には存在しているということです。

偉そうに言ってる私もこのことを意識するようになったのは

5年前ぐらいからですけどね(苦笑)

というわけで子供には否定語を使わせないようにしましょう。

そしてそのために大切なことは・・

親も否定語を使わない

ということですね。

親が四六時中否定語を連発している環境であるならば、

親が子供の成績向上を妨げているといって良いでしょう。

流行りの言葉で思い切ってお伝えすると「毒親」ですね。

いっちょ親もこの機会に否定語辞めてみませんか?

まず真っ先に辞めるべきお勧めの言葉は

「無理」と「疲れた」ですね。

気を抜くとふと口にしてしまいがちです。

この2つを言わないように心がけることから始めてみてください。

私は心がけるようになってからは

この2語はほぼ言わなくなりましたから♪


「否定語を使わせない使わない」という内容でお送りしました。

今日はこのへんで。

それでは。

私の好きなこれらの本にもやはり言葉の力については書いてありました!

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國立拓治

愛知県岩倉市と兵庫県伊丹市にあるさくら個別指導学院の塾長。2005年より愛知の中学生親子の力になれるよう当ブログを日々更新。月間最大50万PV。拙著「くにたて式中学勉強法」は12刷重版!著書累計は6万5千部突破!休日は余談も発信!3度の飯より飯が好き。詳しいプロフィールはこちら。