指導歴20年の塾長直伝!塾が要らない子に育てる3つの方法!

キャッチーなタイトルつけてみました♪具体的に数字が入ってるとちょっとキャッチーですよね。平たく言い直すと学力向上に大切なことベスト3でしょうか。では書いていきましょう。


本当に勉強ができる子は基本的に塾には来ません。なぜなら必要が無いから。しかしそんな勉強ができる子たちも稀に塾に来ることがあります。

そういう勉強が得意な子たちを見ていると、だいたい勉強習慣とか生活習慣とか似通っているんですよね。

塾に来る勉強が得意な子たちの特長を元に、これまでの指導の中で気が付いたことを加え、良い成績を取る方法についてまとめてみました。

「勉強が本当に得意な子は塾に来ない」ですから、塾に通わず成績を上げることを目指してこの記事を書いてみます♪

何度も書いてきている内容も含みますが、大切なことは何度も言わなきゃいけませんよね。内容カブリ気にせず書いてみます。小学生を想定して書いてみますね。

えー、まず今私が子供たちの学力向上に大切だと感じていることは・・・

大切に思っている順番通りに書いてみますね。

学力向上に大切なことベスト3

まずもって「健康な身体・生活習慣」、次に「国語力」、そして「コミュ力」の3つです。ここは動きません。

そこに加えて「適度な運動による体力」、そして「学習環境」そして「学習教材」・・さらに加えるなら「前向きな心・好奇心」でしょうか。

どんどん加えていきたくなるのですが止まらなくなるんでこのへんで。

極論言うと私は最初に書いた3つさえ備わっていれば、たいがい何とかなると思ってます。

健康な体で自分の持てる力をいつも100%出すことができて、国語力で教材の文字や学校の先生の言葉だけで情報をインプットできる。

いざ理解につまづいたときはコミュ力(コミュニケーション能力)を発揮して周りの人たちに助けを求めることができる。

この3つで何とかなりそうだと思いませんか?やる気が出た時から急に頑張っても急に学力を伸ばしやすいタイプの子がこの3つを持っている気がしてます。

塾に通わず良い成績を取る3つの方法

先ほど書いた最初の3つの内容を身につけるために行う具体的な3つの方法をかいてみますね。

1.早寝を徹底

生活習慣を整えるために「早寝早起き朝ごはん」を推進する運動がありますが、3つも気にするのは大変ですよね。

まずは1つから取り組みましょう。最重要は早寝です。良い習慣は全て早寝から始まります。早寝が成功すれば早起きと朝ごはんは芋づる式に出来たりします。

小学生は22時までに寝かせたいです。中学生は23時、遅くとも24時までには必ずです。

ここが崩れてる子はどんなに才能ある子でもダメですね。最終的に体調の波やメンタルの波に飲まれます。

本当に勉強ができる子はそういった波が無く心身ともに安定してます。

これは小学生でも中学生でも今日から取り組める内容です。生活リズムが崩れていたら、まず一番最初に取り組んでください。

実際にお子さんをしっかり寝かせて育てている埼玉の塾の先生のブログ記事をご紹介しておきます。噛みしめて読んでほしいです↓

三者面談をすると かなりの高確率で質問が出る。 僕の息子も受験生だし、松江塾に通ってるからだと思うが 「先生の息子さんは夜何時まで勉強してましか?」 という質問ね。 常々書いているが、 勉強もスポーツ

2.「本でも読むか」という環境を作る

本を読むのは国語力をつけるために言われる古典的な作戦です。やはりこれかと。

実際私が本を読む子供じゃなかったので、本好きにさせた親たちの話を元に書きますね。以前読んだ本にはこうありました。

「子供が読みたい本を買ってやる」

長女にはどんどん好きな本を買ってやったらドンドン読んでいったが、次女にはその長女の本をあてがったものの全然本を読まなかったなんていう母親のエピソードをどこかの本で読みました。

考えてみればそりゃそうですよね。長女が興味がある本の山は次女からしたらただの紙同然ですよね。まずは本人が読みたい本をどんどん買ってあげてほしいです。

もしくは足しげく図書館に通ってどんどん好きな本を借りさせましょう。

今日まで「本を買ってやっても読まないんです」なんて保護者に多く会ってきましたが、読ませるためのこんな作戦はどうでしょうか?

「本しかないし読もうかな」と思う環境を作るのです。具体的にはスマホの使用制限と、テレビの視聴時間制限です。

楽で面白い方に流れるのが常ですから、これらに制限をかけるのです。「スマホもテレビも無いし、本でも読もうかなぁ」となるように。

「スマホは居間だけ」もしくは「スマホは20時まで」とか、テレビも「夕食まではつけない」とか制限があると気持ちが本に向くかもしれませんね。

私自身の体験談になりますが、私はテレビ・漫画・ゲーム三昧でした。規制は特に無かったので見事に楽で面白い方に流れました。本を読むようになったのは大人になってからです。

本を読むことは強要することじゃないように保護者は思いがちですが、私はやはり多少強要に近い形になってしまっても読ませる価値があると思ってます。

保護者の本へ気持ちを仕向ける努力はいると思うんですよね。

読む本を揃え、本に気が向く環境を整える。この2点を抑えて本が好きな子にすることができたら勝利はもう目前です(勝利?w)

中学生となるとこの作戦の実行は少々苦戦するでしょうか。お子さんがまだ小学生なら是非です。

(ちなみに漫画との付き合い方ですが、私の肌感覚ですが、本好きの子がいるご家庭では本と同列で漫画も触れさせている家庭が多いように思います。本は親が買ってやるが、漫画は欲しかったらお小遣いから!)

ひたすら友達と遊ばせる

小学5年生の時に私は初めてお年玉でレコードを買いました。えぇCDでもなく音源ダウンロードでもなくレコードです(笑)

初めてお年玉で買った「うしろ指さされ組」のレコードが嬉しくて、皆にとってもいい曲だと信じ込んでいて、家に遊びに来ていた長崎君に大音量で聞かせてあげました。

あれ?長崎君が迷惑顔です。そうか、自分が最高だと思っていることでも他人からしたらそうでもないことがあるんだな。

私はこんなことをうしろ指さされ組のレコードと長崎君から小5の時に学びました。

・・いきなり何を書いているかというと、友達との遊びの中で人との付き合いを学んでいくという実例をですね、私の恥ずかしい体験を元にお送りしているのです(笑)

勉強はそこそこに私は友達たちとずーっと遊んでいたように思います。

私は愛知県最大のベッドタウンのマンモス団地「高蔵寺ニュータウン」で第二次ベビーブームに生まれ育ってますから、近所には同学年の友達がわさわさいたんですよね。

遊ぶ友達には事欠きませんでした。決して高くはありませんが私はコミュニケーション能力がその中で身についたと思ってます。

おかげでつまづくときには周りの優秀な方に助けてもらってます(笑)仲良くしてもらえる人たちとの付き合いはこのコミュ力の賜物かと。

「子供は遊びが仕事」なんて言葉聞いたことありますが、あながち間違いじゃないのかもしれません。

とくに小学生はどんどん友達と遊ばせてあげてほしいです。コミュ力を高めるためにも。中学生は忙しいし言うほど遊べないかなぁ~。

愛知県は幸い中3の成績からが高校入試に関わるので、中1中2は多少遊びを入れてもいいかもしれません!

コミュ力検定とかあると良いのですが、残念ながらコミュ力は計測することができません(笑)

多くの人に助けを求めることができて、多くの人が助けてあげたいと思える人柄が身についたら相当強いですね。

多くの友達たちと遊び、喧嘩したりしながら人付き合いというものを学んで欲しいですね。

以上です。本当は「塾に通わず成績を上げる7つの方法」というタイトルで書くつもりでしたが時間切れ。3つに減らしてここで止めておきますね。

ちなみに書く予定だった4つ目以降の小見出しは

4.決まった家庭学習時間帯を確保5.スマホは居間限定 6.努力を誉める 7.チャレンジか公文やる

でした。 

また改めてまとめたいですね。結局ここが一番知りたいですよね、保護者の方は。

こういった内容は繰り返し繰り返し何度も書いていきます。昔の記事を読んでくれてる方なんてほんの一握りでしょうし。

私が20年指導してきて思う学力向上のための3つの方法、是非参考にしてみてください。

今日はこのへんで。

それでは。

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國立拓治

愛知県岩倉市と兵庫県伊丹市にあるさくら個別指導学院の塾長。2005年より愛知の中学生親子の力になれるよう当ブログを日々更新。月間最大50万PV。拙著「くにたて式中学勉強法」は12刷重版!著書累計は7万部突破!休日は余談も発信!3度の飯より飯が好き。詳しいプロフィールはこちら。