学校で配布される5科目のワーク(問題集)を繰り返し取り組んでもらうようにしています。
義務教育の無償で手に入るこのワークはとても貴重ですからね。学校の指導で直接使われているワークですから、類題が定期テストで出ることも多いです。
学校のワークが全ての基本じゃないかと思います。まずは何より学校のワークです。私はそう思います。
学校のワークは2回目を取り組むようにと簡単に言いますが、その取り組み方はいろいろありますよね。
今日はその様々な2回目のワークの取り組み方をご紹介して、オススメ順に並べてみたいと思います。
こんな感じで1つの問題集を2回以上やってみてほしいです。
まずは正統派なものからご紹介しましょうか。
1回目をノートに、2回目を書き込みで!
基本的な取り組み方ですね。学校の先生によってはこの取り組み方をさせる先生もいらっしゃいますね。2回目まで出せたら意欲関心態度の評価が上がるなんてこともあります。
弱点が何点かあります。まずノートにやるということ自体について。ノートに取り組むためにグラフとか図に書き込むような問題は向いてませんし、本番には起こり得ない「問題の写し間違い」なんてミスが出ることも。
また、スケジューリングを間違うと、本誌に書き込む2回目が完成しないということも(*_*)
3回目の取り組みができないのも弱点でしょうか。
不便もありますが、学校の先生もこの取り組み方を指示することがある王道のやり方ですね。
1回目を書き込んで、2回目は紙を貼ったり折り曲げたり誤答を隠す!
これもよくやる取り組み方ですね。折り曲げるやり方は塾で指示することもあります。
弱点は2点です。まず紙を貼るという手間。折り曲げて解決する紙面ならばいいのですが、紙を貼らなくてはいけないパターンの紙面であればあまり勧めません。
あとは、答を見たくなるという余計な誘惑ですね。こんなこと言い出したら何もできなくなりますが、常に誘惑があります。
完璧主義者の人は辞めたほうがいいですね。完璧主義者はチラッとスグ見たくなるはずです。
1回目をオレンジペンで解いてピンクペンで丸付け、2回目は赤シートかぶせて消す!
これは10年前ぐらいから流行りだした方法じゃないかと思います。オレンジペンもピンクペンも書いた文字は赤シートで全て消えます。
これを利用して2回目に取り組む方法です。
弱点は2点です。まず学校の先生が嫌がる事が多いです。全てカラーペンで取り組むこの方法を認めないなんて先生も。
もっとも、「あとからやるためにオレンジで全部書いたんです」なんて言って、全部答えを写すチート生徒がいるので嫌われる方法なんですけどね。
そして、さっきと同じく、答えを見たくなる誘惑はこの方法にもありますね。
1回目を書き込んで、2回目はコピーしたものに書き込みで!
個人的には最強じゃないかと思ってます。弱点も多いですが、「点数を上げる」という点にピントを合わせると最強かと。
あらかじめコピーをとっておくのです。著作権法弟三十条の私的複製です。コンビニで頑張ってコピーしてください。
2回目の取り組みにそのコピーしたものに書き込んで取り組みます。問題の写し間違いとかありませんし、図やグラフへの書き込みも楽楽。
まっさらなコピーで取り組むことで、答えを見たくなる誘惑と戦うことなく進めることができます。
弱点は、コピーの手間と費用。まぁ大きな手間ですよ。地味に費用も。
学校のワークは市販されてませんし、紛失したとかいう理由無い限り追加購入させてもらえませんからね。
少々面倒ですし費用もかかりますが、取り組む側からするとメリット多い作戦ですね。
(追記)
1回目の誤答に赤で正答を書き込まず、ノートにできるまでやるという作戦をFB上で同業の先生から教わりました!素晴らしい作戦ですが、担当の先生から「正答を書きこめ」と必ず指導が入る点が弱点のようです(^^;)
以上です。
学校のワークが基本だと思います。繰り返しワークに取り組む具体的方法はざっとこんな感じです。
ワークの複数回演習は、ご紹介した方法の中から選んで真似してやってみてください。
おススメ順は、2回目コピーと1回目ノートが一番、その他が2番です(´▽`)
今日はこのへんで。
それでは。
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國立拓治
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