受験に必要なのは「学力」と「情報」!

『愛知県公立高校入試10年データ』に興味ある方へ書く記事です。

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受験に必要なのは「学力」と・・

受験に必要なものが大きく2つあると私は考えます。

1つは言わずもがな「学力」。

志望校に届くだけの学力が無ければ話が始まりません。そして、そこへ向けた生徒本人の努力も必要になってくると言って良いかもしれません。

もう一つは・・・

私は「情報」だと思います。

正しい受験の情報です。正しい受験の情報の元で志望校を選んだり志望校を目指したりすることがとても大切だと私は思います。

「そんなもん学校の先生に聞けばいいがや」

こんな風におっしゃる保護者いるかもしれません。確かにそれで解決する可能性もあります。しかし不安な面も何点かあります。例えば・・

進路指導経験が豊富な先生ばかりじゃない

進路指導が初めての先生もいるはずです。進路指導に大して興味ない先生もいるはずです。先生たちも大きな母体の実力テストの結果資料を元に進路指導するとは思いますが・・・その資料をしっかり活用して間違いなく毎回正しく導いてくれるでしょうか?

先生に失礼なことを書くようですが、ココは譲れません。先生は部活指導も生活指導も行事もてんこ盛りで、日々多忙過ぎです。

そんな超多忙な先生に完璧な進路指導を期待するのが間違いです。昔と違って先生が進路指導で強く学校を勧めることは今はあまりありません。

一生で一度の高校入試です。家庭主導で志望校のことをしっかり調べて先生と相談すべきです。

「ネットで調べれば良いがね」

こんな風におっしゃる保護者もいらっしゃるかもしれません。確かにそれで解決する可能性もあります。しかし不安な面も何点かあります。例えば・・

偏差値データの元ネタがわからない

偏差値と言うのはどんなテストでも同じ数値になる万能のものではありません。受けるテストで受験する生徒たちのレベルで数値が変わってきます。

例えば愛知県進学模試を元にしたデータでしたら母体の生徒のレベルが高いので偏差値は低めに出てしまいます。

この偏差値のデータは愛知全県模試で得た偏差値で見ることはできませんし、学校の校内実力模試で得た偏差値でもダメです。

「偏差値 ランキング 愛知」なんて検索をかけるとランキングサイトとか出てきますが、こういったサイトの元データは「複数の偏差値を参考に作成した独自のものです」とか書いてます。

自分の手元にある偏差値の数値とこういったサイトの偏差値は比較できません。間違った情報の元で間違った決断をしてしまうことになります。

書いてある内容が本当かわからない

各高校ごとの口コミサイトなんかもありますが、書き込んでいる方々の情報が正しいかどうかは誰も保証してくれません。

嘘は嘘であると見抜ける人でないと(インターネット掲示板を)使うのは難しい。

と言ったのは2ちゃんねる創始者ひろゆきさん。そういったサイトの書き込みは参考程度に見るもので、信じ込むものではありません。

「ネットの掲示板に書いてあったもん!」なんて胸を張って言ってしまう人は要注意です。

(凄く詳しく素晴らしい書き込みも稀にありますが、大半の方はそれが見抜けないと思います)


さて、文句ばかり書いてきましたが、ではどうすればいいか?どのように情報を手に入れればいいのか?私の思う解決策は2つです。1つ目は・・

愛知全県模試を受験しよう!

愛知県内で最大規模の高校受験向けの模試です。その規模は県内中3生が例年7万人いる中で3万人もの受験者数を誇ります。圧倒的です。

愛知全県模試以外の模試もありますが、その母体数は愛知県進学模試が5000名程度、河合塾の模試や新統テストなど2000名規模だと把握してます。

母体2番手の愛知県進学模試と愛知全県模試の母体数は5倍以上の開きです。

他の模試ですと母体数が少ないこともあって外部生の会場受験が無かったり自宅受験ができなかったり、不便もあります。

愛知全県模試はシェア4割の愛知県下最大模試。あらゆるレベルの生徒が受験することもあり、データの信憑性は一番です。

塾に通っていない子でも会場受験や自宅受験で気軽に受験可能。海外にいる子でも自宅受験が可能。

悪いことを言わないので当日点が合否に関わる公立高校を目指す生徒は、この模試を受験してください。

自分の入試に対する力をしっかり把握したうえで、志望校選びや勉強に取り組むことができますから。

受験情報を購入しよう!

さて、最後にシレっと宣伝をさせてください(^^)

愛知全県模試を受験したならば、あとはそのデータを元に志望校を選んだり、合格可能性を探ったりしましょう。

模試の帳票に合わせて例えば市販のこういった愛知県高校受験データ本あります。

佐鳴予備校が発行する愛知県の高校入試情報本「サクセスロード」について先日記事として書きました。「そういえば確か河合塾も高校入試情報...

どちらも「志望校を選ぶ」という目的に対しては充分応えてくれる本です。どちらも私は好きな本です。

問題は志望校が決まってから。どれぐらいの内申と偏差値が必要か?当日点はどれぐらいで受かるか?この質問に対しては先ほどの2冊は少々心もとないです。

サクセスデータは佐鳴さんが作ってます。掲載している偏差値は愛知県進学模試で、一般の塾外の生徒が参考にできる数値ではありません。

サクセスロードは河合塾さんが作ってます。掲載している偏差値は河合塾の模試で、同じく参考にできません。また一部の成績上位校しか掲載がありません。

最大シェアである愛知全県模試のデータで見ることができるものが世に出ていないのです。

中3生の4割が手元に全県模試での偏差値の数値を持っているのに参考に出来る資料が自分の模試帳票だけなのです。

「ならば愛知全県模試の帳票を見ながら参考になるデータを作ってみよう。1つの高校の10年分のデータを集結させて一番詳しい数値資料を作ろう」

「愛知県教育委員会から発表されている資料も10年分掲載して、『10年データ』なんて名で販売したら欲しい方いらっしゃるかもしれない」

そんな想いで「10年データ」作りました(´▽`)

実際のデータの見本と詳細はこちら

ネットショップ作って販売を開始しました。まだ一部の高校しか掲載してませんが、これから増やしていく予定です。

全県模試を受験していて、自分の志望校に対して一番詳しい数値データ集が欲しい方、おススメです。ご興味あればこちらのバナーからどうぞ!↓

澤木先生が頑張って作ってくれていますが、このデータを作るのが大変で、ゆっくりと高校を追加している最中です。

2017年12月12日現在

「瑞陵」「桜台」「一宮」「名古屋西」「松蔭」「江南」「中村」「西春」「熱田」「山田」「天白」の11校。今後「旭丘」「明和」と続く予定です。

以前も書きましたが、基本的に尾張北西部の中上位校を最優先に作成します。三河、尾張南西部は来春には間に合いません。

熱く宣伝しておきながら店先は品薄の社会主義国のスーパーみたいでスイマセン(^^;)

この10年データが需要があるようでしたら幅広く作成していきますね。

それでは。

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國立拓治

愛知県岩倉市と兵庫県伊丹市にあるさくら個別指導学院の塾長。2005年より愛知の中学生親子の力になれるよう当ブログを毎日更新。月間最大50万PV。拙著「くにたて式中学勉強法」は11刷重版!著書累計は6万部突破しました!休日は余談も発信!3度の飯より飯が好き。インドとビールと鮮魚も好き。詳しいプロフィールはこちら。