5つのダメ勉強習慣その4「調べながら問題集を埋める勉強」

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5つのダメ勉強習慣というカテゴリーで、勉強の苦手な人が

やってはいけない勉強法について書いてみたいと思います。

ポイントは「勉強の苦手な人がやってはいけない」という1点です。

勉強が得意な人がやれば素晴らしい勉強法であっても、

勉強が苦手な人がやればただの時間の無駄に成り下がる勉強法があるんですよね。

今日はその4つ目です。その内容は・・

「調べながら問題集を埋める勉強」

「調べながら問題集を埋める勉強」ですね。

社会の歴史がイメージしやすいでしょうか。

この勉強法は勉強が得意な人がやることは少ないですね。

勉強とは簡単に言ってしまえば2種類だけです。

「覚える作業(インプット)」と「解く作業(アウトプット)」ですよね。

今回ご紹介する「調べながら問題集を埋める勉強」というのは、

覚える作業と解く作業を一緒にした勉強法です。

プリウスのようなハイブリッドな感じっぽくて

聞いた感じとても良い風に聞こえるかもしれませんが・・

ちぐはぐでダメですね(笑)

「覚える作業」として見てみましょう。

この問題集で調べて解きながら覚えるという作戦は体系的に覚えることができません。

その単元についての知識が一連の流れとして縦の繋がりが出せません。

一問一答式に短い横の知識が集まっただけで、全体として把握して

理解することが難しいのです。問題集を変えた途端に手が出ない

超断片的な知識が身に着くだけです。

「解く作業」としても見てみましょう。

出来る問題と出来ていない問題を分けることこそが解く作業の大事なところです。

出来ていない問題をあぶり出し、その問題をできるようにする。

これが勉強なわけですから、「分かった問題」も「調べて書いた問題」も

ごっちゃになってマルが綺麗に並んでしまうこの勉強法だと

解く作業としての意味がありません。

また、「教科書で調べて埋める勉強」というのは、

「語句を書く勉強」と同じ危険をはらんでいます。

脳をほとんど動かさないで他事考えながらでも実施が可能な点です。

魂を込めて1問調べて書くごとに脳に刻み付ける覚悟で行えば多少良いですが、

外から魂が込められているかどうか判断できませんからね。

(だいたいそんな覚悟でやれる生徒はこの勉強法を選択していませんw)

ただ調べて埋めるだけの宝探しゲームになってる生徒が大半です。

ひとまず問題集が完成するという点だけが良いことですが、

ひたすら時間がかかりますし、そのくせ成果はたいしたことないし・・・

やはり「覚える作業」と「解く作業」は混ぜてやらないほうが良い

というのが私の意見ですね。


今回のこの勉強をしたがる人はこんな人たちです。

学校の授業をあまり聞いていない人

学校の授業を聞いていないので、問題集が全く手がつけられないのです。

仕方なく教科書を横に添えて調べながらやったりしてますね。

覚える時間をとればいいのに、まず提出するワークを仕上げたいのでこの方法です。

完璧主義な人

これが厄介です。完璧主義ってイイこと少ないです。

マルが並ばないと気分悪いのです。ムカムカします。

できない自分を直視することができません。

×が多い問題集を見るぐらいなら、教科書で調べながら〇を並べたいのです。

自転車に乗る練習でいつまでも補助輪を外せない子のようです。

勉強においてはこの性格は足を引っ張るばかりです。

こんな感じでしょうか。

完璧主義で学校の授業を聞いていない人はある意味最強です(苦笑)


さて、ちゃんとやるためにどうすべきかを

そろそろ書いていきましょうか。

取り組んでほしいのは

覚える作業をしてからガチで問題集を解く

ということです。

「覚える」と「解く」を分けることです。

まず覚えましょう。

教科書を2回音読してから取り組むように指示している塾もありました。

教科書にチェックペンをひいて重要語句を隠しながら読むのもいいですね。

あとはフォレスタのように要点をまとめてくれているページの暗記からでもいいでしょう。

フォレスタは重要語句が赤文字で書いてあるので赤シートで消して確認できますし。

テスト1週間以上前で国語が得意な生徒であるならば、

教科書まとめ作業をして覚える作業でも許可しましょう。

学校の授業を聞いていない生徒はこの作業に時間を取られますからね。

学校の授業をしっかり聞いている生徒ほどこの作業は短い時間で済みます。

次にガチで問題集を解きましょう。

問題集を解くステージに立っているかどうかは、

どれぐらいの割合で問題が解けているかで判断します。

×が大半で半分以上×になるようならばその単元は覚え直しです。

半分以上〇になるならば、問題集に取り組んでいいステージに立ってます。

間違えたところに印をつけて、次間違えないように確認をしていきましょう。

「出来ないところを出来るようにすることが勉強」

「最初から〇が並ぶなら勉強する必要なし」

「よってどんどん間違えれば良い」

このことを理解して×が並ぶことを気にせず取り組んでほしいですね。

完璧主義の生徒にも。


まとめます。

「覚える勉強」と「解く勉強」は混ぜないこと。

参考にしてください。

今日はこのへんで。

それでは。

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國立拓治

愛知県岩倉市・北名古屋市にあるさくら個別指導学院の塾長。2005年より愛知の中学生親子の力になれるよう当ブログを毎日更新。2017年3月に月間33万PVを達成。学習塾ブログでPV数推測日本一に。休日は余談も発信!3度の飯より飯が好き。インドとビールと椅子も好き。詳しいプロフィールはこちら。
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