自塾生徒と家庭のために、「定期テスト前のテスト勉強の取り組み方」というブログ記事を昨日一昨日と書いていました。
書きあがった記事はとても長いもので、これは生徒は読めないなというボリュームのもの。
そうであっても、わからぬところを自分で見てもらうマニュアルのような位置づけで使ってもらえればいいなと思っていて、基本的には満足です。
入塾したての生徒には伝えたいこと200あっても、一気に受け止めきれないので情報量を100に落とし、それを場面場面で20ずつ伝えたりしてなんとか体験を通して覚えてもらってます。
これをズドンと200この記事に書いておくと。保護者がこれを読んでサポートしてくれるかもしれませんし、意欲満々の生徒が読んで実践してくれるかもしれません。
実は保護者から塾での一連の指導の流れがわかるマニュアルのようなものがあると良いなとおっしゃっていただき、早速作って見た形ですね。
今週末に連休の案内と共に各生徒・家庭に一斉送信で送ってみたいと思います。
さて、その中で「質問の仕方」なんて項目も書きました。
文字にしてみることでここについて今思っていることがハッキリとしました。
「わからない問題を質問をする」という行為について今思っていること、書いた文章を少し加筆してご紹介させてください。
分からない問題は全て質問をして解決をしていくということが絶対正義のようにこれまで思っていましたが、最近はそうは思わなくなりました。
その理由は、生きていく中で1から10まで全て質問をして答えてくれる場面が無いからです。
そして昔と違ってネットの登場で自分で調べることがやりやすくなってます。
だから、まずは自分1人で解決していくということを大切に、黙々と自分1人で進めていき、「ネットで調べてたけどどうも納得がいかない」なんていうときの最終手段として人に質問を持っていくというぐらいにしてもらえるのが良いのではないかと今は思います。
自分でしっかり調べればたいがいの問題は解決するはずですし、そう生きていくべきだと考えます。
「この問題なんですけど、解説の2行目までは言ってることわかったんですけど、3行目からわからなくなりました」
こんな感じで試行錯誤の上で具体的に質問してもらえるといいですね。
これを理想としながらも、質問に持ってきてまで理解がしたいという気持ちは尊重しますので、ひとまず持って来てみてください。
質問や質問の仕方が良くない時にはそれも指導しますね。
わからなくて困った時の最終手段として「塾で質問をする」を持っておきましょう。
今はこんな風に質問対応について思っています。
漫画カイジ1巻での登場人物利根川のセリフが思い出されますね。
「大人は質問に答えたりしない」でしたよね(2割ぐらいの40歳以上の大人に届け)
これも時代の流れによる変化の1つかなと。
各企業のお客様窓口も変わりましたよね。
基本的にはまずホームページの「よくあるご質問」を見ろと促してきます。
そしてそこからそれでも解決しないとチャットに繋がされます。
チャットで会話をしたうえで解決しなかったとなったら、ようやくオペレーターに電話で繋いでもらえたりすることも。
安易に人に直接聞くと言うことをさせないようになりましたよね。
「これだけよくある質問と説明を示しているんだから、可能な限り自分で調べて自分でやってね」と。
子どもたちは気軽に何でも対面で教えてもらえた環境から、大人になるとこのなるべく自分でやりなさいという世界に突入します。
そこで初めて面食らうなんてことなく、今から自分で調べて自分で取り組むという姿勢で勉強が出来るようにしていきたいですね。
「魚を釣って与えるのではなく、魚の釣り方を教えて自分で釣ってもらう」がいいなと。
私はこんな風に今は考えてます。
テスト勉強の仕方のページを書いていて改めて自分の想いに気が付いたのでご紹介してみました。
今日はこのへんで。
それでは。
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