2017年春入試の岩倉総合高校は過去8年で一番入りやすくなりそう！

先日の第一回進路希望調査結果を受けてその当日に記事を書きました。

2016年10月の愛知県公立高校進路希望調査が発表されました！

例年１０月８～１０日ぐらいに発表される第一回の進路希望調査結果、今年は１２日水曜発表でした。（しかも遅い時間）ひとまずリンク貼って...

sakura394.jp

2016-10-14 13:57

その中でこんな風に書いたんですよね。

さて、DOWNにも目を向けましょう。岩倉総合も古知野も一宮商業も揃って倍率下げてます。微々たる数値に見えるかもしれませんが、結構今春倍率に響くと思います。

定員の半分を推薦で取る専門学科（総合学科）は一般入試の第２希望の子が多いと実質倍率はググっと下がります。

今春の古知野一般入試の実質倍率の低さは記録的だと思ったのですが、今年もさらに下回るかもしれません。

なんでしょうか？この商業系の倍率の下がり方は。注意深く見守っていきますが、これらの高校を志望している方々にとっては今年はいい流れですよ！

専門学科の中でも近隣の商業科と総合学科の倍率が今年は目に見えて下がっていたんです。

今日はその中の岩倉総合高校に注目して、来春の岩倉総合の入試について書いてみますね。

結論から言うと「岩倉総合の入試は過去８年間で一番入りやすい入試になりそう！」です。

ではそのあたりを早速掘って書いていきます。

第一回進路希望調査が過去8年で一番低い！

第一回進路希望調査は2.5倍を切ることがなかったのですが、今回の進路希望調査は２．２８倍です。

ぐぐっと下げてきましたね。よく動向を見ると予兆はありました。データご覧ください。私の作ったエクセルデータ貼ってみました。

予兆はどこにあったのか、それはですね、

ここ3年で推薦希望の生徒が推薦定員を割るようになってきた！

定員（推薦抜き）という欄をご覧ください。Ｈ2１年からＨ25年まで120で揃っていたのにＨ26年以降数字が増えてきてますよね。

これは推薦希望者が減ってきたことを表しています。定員240名の半分の120名まで推薦合格者を出すことができるのですが、そこまで集まらなくなってきたのです。

昨年はそれが如実で、120名の推薦枠のうち83名しか使わなかったので、一般入試に157名もの枠が残ったのです。

このあたりを見ると岩倉総合高校の一時期の人気が落ち着いてきたことを表しているのかなと思います。

例年に比べ第一回進路希望の志望者が100名近く減っている！

今回の第一回進路希望調査のデータは以下の通りです。

Ｈ29年度　第一希望297名　第二希望250名　合計547名

ここから過去4年ぐらいの第一回進路希望調査データを並べてみますね。

Ｈ28年度　第一希望356名　第二希望283名　合計639名　

Ｈ27年度　第一希望375名　第二希望269名　合計644名　

Ｈ26年度　第一希望326名　第二希望288名　合計614名　

Ｈ25年度　第一希望336名　第二希望299名　合計635名　

ご覧いただいた通り、今年は派手に凹ましてます。ここからの動向はまだわかりませんが、ここまで大きな動きですとここから例年の数値まで戻ることは考えにくいかなと思ってます。

こんな感じでしょうか。来春受験を検討する方々、再来年受験を検討する方々、参考にしてみてください。

次の進路希望調査は例年通りの発表ならば今週金曜あたりかと。是非発表とその数値に注目してみてください。（愛知県教育委員会の新着情報をマークです！）

過去8年で一度もなかった1.8倍切ってくるかもしれませんから！

近隣高校の突っ込んだ情報をお送りしました。

今日はこのへんで。

それでは。

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國立拓治

愛知県岩倉市と兵庫県伊丹市にあるさくら個別指導学院の塾長。2005年より愛知の中学生親子の力になれるよう当ブログを日々更新。月間最大50万PV。拙著「くにたて式中学勉強法」は12刷重版！著書累計は7万部突破！休日は余談も発信！３度の飯より飯が好き。詳しいプロフィールはこちら。

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