5つのダメ勉強習慣というカテゴリーで、勉強の苦手な人が
やってはいけない勉強法について書いてみたいと思います。
ポイントは「勉強の苦手な人がやってはいけない」という1点です。
勉強が得意な人がやれば素晴らしい勉強法であっても、
勉強が苦手な人がやればただの時間の無駄に成り下がる勉強法があるんですよね。
今日はその3つ目です。その内容は・・
「語句を書く勉強」
「語句を書く勉強」です。
これはこの勉強法自体がダメというよりも、やり方ですね。
語句を書いて覚えるというのは勉強の基本です。
覚える手段としては正統派な勉強法です。
見て覚えるよりも書いて覚えるように学校でも指導されると思います。
書いて覚える方が定着がいいんでしょうね。(勉強への気持ちが薄い子も)
ではなぜこのダメ勉強習慣コーナーに入っているかというと、
語句を書くこと自体が目的になっちゃう生徒がいるんです。
それも大勢いるんです。
前回と一緒ですね。正しい勉強法なのに
学校の自学ノートを埋める手段としてダメ勉強法にしてしまうんです。
語句を書くこと自体が目的になっちゃっている
生徒たちの心の内を覗いてみましょう。
「毎日自学ノート埋めるの大変だな。まぁいいか、今日も英単語を書いておこうか。
語句を書いて埋めておけば考える必要ないし楽だわ。
あー「eat」って単語もう知ってるし書けるけど書いておこう。2行びっしり書いたろ。
あー「my」って単語、5回書いたら覚えちゃったけど2行びっしり書いたろ。
ノートが埋まらないと意味ないからな。myとかは30回ぐらい書いたかなw
あー「usually」ってどんな意味だ?まぁいいか、長い単語だしノートが一気に埋まるぞ!」
・・恐らくこんな感じだと思います。
「語句を書く勉強」は一歩間違えるとこんな風に
利用されてしまう危険のある勉強法なのです(笑)
「語句を書く勉強」をダメ勉強にしないための注意点を2点書いておきますね。
1つの語句の最大練習回数を7回とする
1単語20回なんて書くようになると作業になりがちです。
1単語に練習する最大回数を少なめに決めて、「それまでに覚える!」と
プレッシャーをかけてやってみてはいかがでしょうか。
どこかのネット上の記述で読んだのですが、
英単語は7回書いて覚えるという風に書いてありました。
(情報源示せずスイマセン)
この数字を利用して1つの語句の最大練習回数を7回としてみましょう。
(適宜この数字は変えてみてください。一例です)
簡単な語句はその都度3~4回と減らしても良いと思います。
覚える覚悟で読みながら書く
当然のことながら、この勉強で単語を覚えきる覚悟でやってもらう必要があります。
そして、読みながら書くことで他事を考えながらボーっと取り組むことを防ぎましょう。
覚える覚悟で取り組んでいるのか、楽をしたくてボーっと取り組んでいるのか、
傍目には判断しづらいですから厄介ですね。
ほんと、勉強への気持ちが薄い生徒にはあまりやらせたくない勉強です。
こんな感じでしょうか。
ちょっとブログタイトルに語弊があるかもしれませんね。
決して「語句を書く勉強」はダメ勉強法じゃありませんから。
「ダメ勉強法に成り下がる確率が高い勉強法」が適切ですかね。
しかし、これはこれで長くてキャッチーじゃないので
タイトルとしては不採用ですけど(苦笑)
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今日はこのへんで。
それでは。
國立拓治
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