愛知啓生高校の塾向け説明会に今年も行ってまいりました。旧ブログからレポが毎年書かれていて、2011年から6年連続で参加しております。
「今年はまぁ行かなくてもいいかな」なんて思わせないしっかりと作りこまれた資料でしっかり説明していただけるんですよね。
冒頭は校長自ら概要を説明してくれます。なんというか経営陣のチームワークを感じる学校です。
毎年書いてますので今年も私が気になった点を3点だけご紹介を。
情操教育に力が入ってる!
しっかりと心を整えていくことに力が入ってます。ホームページからは感じることができませんが、浄土真宗系の高校です。
仏教精神に基いて情操教育をしているとホームページにもありましたし、説明会でも仏教系だということを感じました。
スクールIE木曽川校の池本塾長が仰るには「大成よりも啓成のほうが生活指導は厳しいんじゃないか」とのことでした。
ビシっとしてます。欠席者もとても少ないそうです。学校側が強く毎日学校に通うことを指導しているそうです。
3カ年皆勤は生徒全体の28.9%(平成26 年度卒業生)、1日の欠席率0.74%とのことです。(愛知啓成HPより)
恐らくこの数値はスゴイんでしょうね。比較するデータが無いのでなんとも言えませんが。
入学後の成績の伸びがスゴイ!
通知票オール3前後の生徒がメインで入学する高校ですが、同レベルの公立高校と比較すると入学後の学力の伸びが違います。
詳細のデータも見せてもらいましたが、公立と比べると模試の偏差値がグッと伸ばしています。
この結果は秘訣があるとかいうわけではなくて理由はとてもシンプル。生徒たちに一生懸命勉強させて、生徒たちが一生懸命勉強するというだけです。
真面目な良い学校ですからね。公立と違って授業料をいただく分だけキッチリ結果出しますよ!ということなんでしょうね。
数値的な大学合格実績は正直落ちてますね。理由は明白、公立高校無償化の余波でしょう。
公立志向の生徒が増えて特進のサミッティアコースへの流れが弱まってしまったからです。指導の力が落ちたというわけではありません。
追い風が吹いていた頃は「サミッティアコースの2人に1人は国公立大」というフレーズがありましたが、それも過去の話になりつつあります。
今春はサミッティア64名中26名が国公立大合格したそうです。これは恐らく大検討なんじゃないかなとは思っています。
名古屋大王国愛知らしく「名大を出せなかったのが残念」と仰っていたのが印象的でした。
制服が2016年春より新しくなった!
街で見かけて「ありゃどこの制服だ?」なんて思ってたのですが、啓成でしたか。ピンクがワンポイントで使われていたので桜花かと思ってましたw
女子生徒はこのへんもチェックポイントですかね。そういえば大成も新しくなってましたね~。
以上です。
毎年思うのはここからです。
「さて、岩倉とか北名古屋から大成じゃなく啓成を選んで通うときというのはどういう時かなぁ?」
「どういった生徒たちに啓成を勧めたらいいかなぁ?」
ですね。
幸い大成の説明会が今週金曜にあるので、大成の説明会で話を聞いてから総合的に考えてみたいと思います。
今日はこのへんで。
それでは。
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國立拓治
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