昨日の記事の続きです。このワークの取り組みがインチキだということがわかりますか?という問いかけで終わってました。
Kくんの協力のもと掲載しているインチキ確定ワークはこちら(笑)
ちょっと見づらかったかもしれませんが、これはインチキであると一目でわかります。次のページもこの調子だったら120%インチキ確定です。
ではその判断はどこでするかというとですね・・・
書いた答えが必ずマルになっているのはインチキ!
書いた答えが全てマルになってますよね。そんなことってありえないのです。
間違いを書いてしまって訂正してある問題もあるのが自然ですよね。書いた問題が全て正解できるだなんて、そんな正確無比なことあるわけがない。
ここです。この1点です。
実際にワークを見ると赤で正答が書いてある欄は全て空欄です。わからなくて空欄にしたわけではありません。
なんてことない、ワークの答を横に置いて適当な所で赤ペンに持ち替えて書き込んでいるだけです。
今回は見開き4ページ分やってありましたが、書いた答が訂正されていたのは約100問中1問のみでした。
ワーク演習はインチキすると今回のように紙面が不自然になります。塾講師はそこを感じ取って見つけるスキルが無駄に上がってきますね(苦笑)
Kくんは苦笑しながらこのインチキの事実を認め、「やるときに面倒くさくなっちゃってきてさぁ~」と種明かしを。
インチキのときの心境を明かしてくれた場面が2時間サスペンスドラマのラストシーンのようでした(´▽`)
正直、1回目の演習は子供たちがインチキしてくることがあるのも想定の範囲内です。インチキであっても学校に提出できる体制は整えました。
1回目演習のインチキに多少寛容なのはこの部分です。学校に提出する体制ができることがほんの少しのメリットです。
勝負は演習2回目から。「1ミリも良いことが起らない演習2回目でインチキするだなんてただのバカだからね」「怒られたくないからズルするとか動物と一緒ね」と鋭い釘を刺しながら、きっちり2回目で追い込んでいきます。
1回目でインチキされてしまうと2回目の演習が実質の1回目演習です。大きなビハインドですが、見方を変えて「いつも提出できてなかった学校のワークがすでにやってあって確定で提出点を手に入れた」と思えばアドバンテージともとれますよね。
テストまでに残った時間はインチキナシのピュアなテスト対策に使用することができます。
その生徒のワーク演習のガチ度と正答率を踏まえながら、2回目の演習の指示を出して頑張ってもらってます。
お送りしてきた「クイズどこがインチキワークでしょうか?」は意外に好評でした(^^)
生徒に頑張って掲載許可をとって、またお送りしますね♪次回はもう少し難易度の高いものを!
保護者の皆さま、ワークの取り組みをしっかりチェックして演習ガチ度を確認してください。怪しければワークのマル付けだけはリビングでするなど工夫を。
生徒の皆さま、インチキの高等技術を身につければ大人を欺くことも可能です。だけどね、その高等技術を身につけることよりも普通に勉強したほうが楽だからね(´▽`)
今日はこのへんで。
それでは。
ちなみにこのような一筆書きのような連なったこのマル付けもインチキワークの特徴です。答を見ずともマルが確定なので作業のようなマル付けになるからです(+_+)
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國立拓治
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