3学期の学年末テストは内申が動いた教科に全力注げ!

中3生には公立入試で使用する内申を決定づける勝負の学年末テストが来週やってきます。

ここでベストの形で内申を揃えることがとても大切になってきます。ポイントはタイトルに書いた通り。

「1学期から2学期で内申が動いた教科に全力を注げ!」

ということです。

3学期の内申は1学期2学期3学期の平均で出されます。ということは、1学期2学期と動きが無かった教科はよほどのことが無い限り動く可能性が低いということです。

逆を言えば動きがあった教科は1学期と2学期の内申のどちらかになるということですから、まだ3学期の結果によってどちらにも動きますよね。

この動いた教科こそ力を注いでいこうということです。

具体的に見てみましょう。

このような感じで1学期と2学期の内申をとってきたとします。

 
1学期
2学期
3学期          

内申の合計は1学期と2学期で変わらず28ですが、動きがあった分だけまだここから伸ばすチャンスがあります。

動いた教科は4教科で、国語と数学は1つアップ、英語と音楽は1つダウンですよね。

例えば数学で見てみると1学期3で2学期4、平均すると3.5になります。

ここで3学期に4をとるぐらいの点数を叩きだせたならば、4をもらってくることが可能でしょう。

「動いた教科を全て上に揃えることを目指す!」

動いた教科を全て上に揃えることを目標にするのです。よって気合を入れて取り組むのは★印の教科です。

もしも動いた教科を全て上に揃えることができたならば・・・

 
1学期
2学期
3学期

3学期の内申合計を2つ伸ばして30に乗せることができるわけです。動いた教科が多ければそれだけ3学期も変動するということです。

学年末テストの力の入れどころはここです。入試直前でなりふり構ってる場合じゃないですから泥臭く内申取りに行きますよ。

泥臭いことを続けて言うと、間違っても1年2年も含めて微動だにせず3をとり続けた教科にいきなり最後だけ気合を入れてはいけません。

時間と気合は有限です。注ぎ込む価値があるところに注ぎ込んでください。

学年末テストへの力の入れ方のコツについて書いてみました。

皆にとって中学最後の定期テストです。良い締めくくりになるように頑張ってください。

そして中1中2生の皆さん、1年後2年後にやってきますから他人事じゃないですからね。

よって2月中旬にやってくる学年末テストはこんなところに気をつけて取り組んでみてください。

動いた教科を全て上に揃えることができたならば作戦は大成功です。3年3学期に同じことやるんでその感覚を忘れずにいてね。

今日はこのへんで。

それでは。

学年末テストが終わるまで回収する約束をしていたマナのスマホ。本日回収完了!やっていたスマホゲームのナメコの栽培も諦めて消したそうです(笑)ナメコの栽培は春休みにどうぞ♪img_9707

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國立拓治

愛知県岩倉市と兵庫県伊丹市にあるさくら個別指導学院の塾長。2005年より愛知の中学生親子の力になれるよう当ブログを日々更新。月間最大50万PV。拙著「くにたて式中学勉強法」は12刷重版!著書累計は7万部突破!休日は余談も発信!3度の飯より飯が好き。詳しいプロフィールはこちら。