8つの勉強法その6「解答の解説を真剣に読む」

「勉強の仕方がわからないとは二度と言わせない!」を合言葉に

中学生の定期テスト勉強法について8つにまとめてお送りするシリーズです。

本日6回目です。

終盤にさしかかりましたね。

そろそろ上級者編です。このへんができるかどうかが

内申5や学年順位一桁を目指す上でとても大切になりますね。

いきましょう。

6回目の今回の勉強法内容は・・・

「解答の解説を真剣に読む」

「解答の解説を真剣に読む」ですね。

ここです。

ここがなかなかできないです。

面倒なんですよね~。

国語力が無いとしんどい作業なんですよね~。

多くの生徒はここの作業をサボります。

例えば数学です。

中学生100人に同じ問題を取り組ませたとします。

数学の応用問題を取り組んで全員が間違えたとしましょう。

解答を開くと解説が書いてあります。

解説は20行ぐらいで説明がなされているようです。

・・・ここで50人の生徒が解答の解説を閉じます(笑)

ここで早速心を折るのです。

「どうせ読んでもわからんし」てなものです。

解説を読んで理解することを諦めた50人のうち、

半分はこの問題の放置を決定します。

残り半分は他の手段で理解を目指します。

その手段は「人に聞く」ですね。

まだ中学レベルの学習内容であれば、

解説を真剣に読まずともなんとかなることがあります。

周りの人間がスッと教えてくれることが多いからです。

家族でも、友達でも、先生でも。

わからないところの質問を持ってきて

とても意識の高い子のようにも見えますが、

どうでしょうね?どれだけ真剣に解説と向き合ったんでしょうね?

放置する子に比べれば格段に良いですが、

解説を読んで理解することを簡単に諦めているうちはまだまだです。

全ての人に知っておいてほしいのは、

「一人で理解しながら勉強を進める日が近い将来すぐ来る」

という事実です。

高校に入れば基本そうなりますよね。

通塾率も下がりますし、学習内容が専門的になってくるので

周りの人が誰でも教えてくれるという状況ではなくなってきます。

また、社会に出ればさらにその状況にターボがかかります。

お金を支払わない限り、自分が困っていることを教えてくれる人はいなくなります。

お金が湯水の如く使えるならばいいですが、

そうはいきません。

となると、必ず近い将来「自分で理解して勉強していく」

という力が必要になってくるのです。

ここをしっかり理解してほしいです。

少し話が逸れたでしょうか。

話を戻しますね。

「自分で理解して勉強していく」ためには、

「解答の解説を真剣に読む」ことが絶対に必要なのです。

長い解答の解説に心を折ることなく、

理解しようとアタックすることがとても大切です。

自分で理解できるようにと心がけて実行してください。

内申5の子はできてること多いです。


「解答の解説を真剣に読む」を実行したうえで

理解ができないところが出て来たらどうするのか?

最後にこの質問にお答えしておきます。

解答の解説を手に持って具体的に質問をする

ということです。

「この問題の解説を読んでみたんです。

この4行目のここまでは理解できたんですけど、

5行目のこの式の意味が理解できないんです」

こんな質問で友達や先生に持っていくことです。

不明点が明確で、最小限の説明で欲しい情報が手に入りますよね。

これがもしもこんな質問の仕方だったら・・

「この問題わから~ん。

解説何書いてあるかわからんから読んでない。教えて~」

その子がどこまで理解しているかを指導側も把握できず

1から解説することとなり無駄が多いですよね。

何より私だったら、「解説を読んでから出直してこい」

と追い返しますけどね(笑)


話があちらこちら飛びましたが、

今回お伝えしたかったのは

自分で理解して勉強する日がすぐ来るから

「解答の解説を真剣に読む」ことを行ってほしい。

ということですね。

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今日はこのへんで。

それでは。

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國立拓治

愛知県岩倉市と兵庫県伊丹市にあるさくら個別指導学院の塾長。2005年より愛知の中学生親子の力になれるよう当ブログを日々更新。月間最大50万PV。拙著「くにたて式中学勉強法」は12刷重版!著書累計は7万部突破!休日は余談も発信!3度の飯より飯が好き。詳しいプロフィールはこちら。