8つの勉強法その7「わからない問題を質問する」

「勉強の仕方がわからないとは二度と言わせない!」を合言葉に

中学生の定期テスト勉強法について8つにまとめてお送りするシリーズです。

本日7回目。

終了間近ですね。

ここまでの内容が出来ていれば内申の4は堅いでしょう。

さ、内申5を目指していきましょうか。

7回目の今回の内容は・・

「わからない問題を質問する」

「わからない問題を質問する」です。

このさらなる理解のためのひと手間がかけれるかどうかが

とても重要で、ここが実行できるかどうかで成績が

大きく変わってくるのではないかと私は思っています。

誰にも頼らずたった一人で全て教科の全ての問題を

理解しているわけが無いです。

前回も書きましたが、多くの人が難易度の高い問題にぶち当たると、

そのまま放置するか、「よくわからんけどこういうものだと覚えてしまおう」

という手段でなんとなくテスト当日を迎えてしまうんですよね。

ここを面倒臭がらず丁寧に質問して解決していけるかが勝負です。

ではここで質問初心者の皆さまのために

質問をする際の注意点を書いておきますね。

「質問をするのは最終手段」

8つの勉強法その6にも繋がりますね。前回も書きましたが、

解答の解説があるものはまず解説をしっかり読むことです。

読みもせずに「どうせわからんもん」なんて来る生徒は追い返しています(笑)

「自分で理解する努力をせずして質問はナシ」ですね。

教科書なり辞書なりを調べたうえで行き詰った時に質問ですね。

しっかりと解説を読んだうえで質問を持ってこれば、

「解説の2行目のここの式がわかりません」なんて

質問もピンポイントになりますからね。指導もスムーズです。

「質問は1回に多くとも3問まで」

これは私の想いですけどね。家で親に聞くとか、兄弟に聞くとか、

そういった場合には何十問でも一気に聞いても良いかもしれませんが、

学校の先生、塾の先生、友達なんかに質問するときには1回の質問に3問ぐらいに

したほうがいいんじゃないかと思います。

(この3問とは数学の応用問題3題をイメージしてます)

ちょっとリアルでヤラシイこと書きますが、一人の人間を拘束するわけです。

個人の質問のために。3問で15分程度ならば空き時間に対応できますけど、

たとえば応用問題15問とか持ってきて1時間とか指導にかかるならば、

それはもう1対1の授業ですよね?1時間も一人の人間を拘束するならば

そこにはもう指導料金が発生するべきなわけです。

お金というのは「ありがとう」の変わりですからね。

長時間の指導は好意で教えてあげるという域を超えると思うのです。

友達だってそんなに暇じゃないです。1時間も教えてられませんよ。

自分の勉強したいでしょう。

質問を溜めこんで一気に解決をしようなんて子がいる場合は

私は説教から始めますね(笑)

相手のことを考えて持ってきているのかと。

小出しに持ってきて解決するようにしなさいと。

「テスト勉強の枠を超えた趣味の質問をしない」

社会とか理科に多いんですけどね。

点数に直接関わらない趣味のような質問。

好奇心旺盛なのは結構なことだけど、

どうか休み時間にスマホでグーグル先生に聞いてください。

あなたはそれよりも先に理解すべき問題が山積みなはずですw

「質問した問題は必ず解き直す」

質問した問題は必ず解き直してみる必要があります。

「わかる」と「できる」は別ですからね。

しっかりと問題に印をつけておいて、しばらくしてから

解き直してほしいです。特に数学や理科は。


こうやって書き並べてみると、詰まる所

「無料で手間を取らせるならそれ相応の礼儀を持って質問せよ」

ってことなのかなと思いました(笑)

もしも、

「あらゆる質問受け付けます。0からの説明もします。1時間4千円」

なんてサービスを受けているならばワガママ放題でもいいですけどね。

いや、やっぱりダメかな(苦笑)

なんだか話が逸れましたが、

大切な勉強法の7つ目は

「わからない問題を質問する」です。

上記の注意点を踏まえて、どんどん質問持ってきてくださいね!

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今日はこのへんで。

それでは。

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國立拓治

愛知県岩倉市と兵庫県伊丹市にあるさくら個別指導学院の塾長。2005年より愛知の中学生親子の力になれるよう当ブログを日々更新。月間最大50万PV。拙著「くにたて式中学勉強法」は12刷重版!著書累計は6万5千部突破!休日は余談も発信!3度の飯より飯が好き。詳しいプロフィールはこちら。