名城大付属高校の塾向け説明会2016へ行って来ました。
名城大付属高校は愛知県下でTOPの受験者数を誇る高校です。その数約8000人!
名古屋市内のライバル校たちを大きく引き離してこの受験者数です。
これだけの受験者数が集まるとですね、正直言うと張り切って広告する必要が無いですよね。私が広報担当であれば宣伝広告費の削減を提案します(笑)
よって、塾向けの説明会も恐らく縮小方向なんだろうなと感じる説明会でした。サクッとレポートしますね。
上り調子の学習指導!
文科省指定のスーパーサイエンスハイスクールは3期11年目です。
そして同じく文科省指定のスーパーグローバルハイスクールは評価が全国ベスト4に入るそうです。
国際クラスは結構厳しく指導するらしく、TOEICクラス平均点は662.7点です。
参加された塾の先生のデータによると20年前は名城普通科は偏差値50無かったそうです。それが今や名城普通科の偏差値は59!
新しい校長先生には生え抜き(?)の教頭先生が就任。ますます名城の勢いを感じる説明会でしたね。
「新たな情報を手に入れた」というよりも、「名城はさらなる高みを目指して進化し続けているんだなぁ」ということを感じた説明会でした。
下り調子の宣伝広告!
高校の状態はこのような上り調子です。指導に全力が注がれています。それが功を奏してさらに良くなるという前向きの歯車が回転中。
そうなってくるとですね、冒頭にも書きましたが張り切って宣伝広告をする必要が無くなってきます。
そんな流れもあるのか、だんだん塾向けの説明会自体の規模や取り組みが縮小してきているように感じています(笑)
塾も宣伝広告については一緒です。宣伝しなくても口コミで生徒が集まるならば折込広告など入れないほうが良いですよね。
広告宣伝に使う時間と労力とお金を、学習指導にすべて注ぐことができるならそんな素敵なことありません。
名城大付属高校は・・・塾からしたら寂しいですが、このステージに来ているのではないでしょうか。
塾向けの合同説明会には昨年から参加を停止したようです。今年も参加ナシでした。
毎年学校である塾向け説明会の案内が今年は当塾にはありませんでした。例年通りあることを聞きつけてこちらからアポをとりましたが、関係性が薄い塾から案内を停めてているのではないかと推測してます(ただのミスかもw)
現に昨年よりも参加塾数(人数)は少し減っている印象でした。
「車で来るな」という案内を無視して車でやってくるしょうがない塾の先生のために駐車スペースを数年前まで用意してくれていましたが、一昨年ぐらいから案内通り駐車スペース無しとなりました。(当たり前の対応ですけどねwなぜそれを知っている?というのは言わない約束!)
名城は時間と労力とお金をかけて学習塾に向けて宣伝広告するステージを脱しつつあります。いずれ塾向けの説明会は無くなるところまで来るのではないかと私は想像します。
寂しい話ですが、高校としてはそれは良い流れです。宣伝広告費など少なくて生徒が集まるならそれに越したことありません。
躍進する名城を見る私は、お気に入りだった売れないバンドが急に大ブレイクして世に出ていくのを見守るファンのような心境ですね(笑)
愛知県下私学のTOPである東海高校も滝高校も塾向け説明会など行っていません。その必要が皆無からです。そんなステージを目指して名城も頑張ってください。
そして、そんな日が来るまでは、どうかその活躍の経緯を近くで見守らせてくださいね♪
今日はこのへんで。
國立拓治
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