※この記事は2016年春受験生へ向けて書いた記事です。
こんにちは。
データ室長の澤木です。
愛知県全県模試の追跡調査をもとにしたデータをご紹介しています。一般入試・推薦入試に合格するための内申・偏差値・当日点を数値化してまとめました。
本日17校目は中村高校です。
一般入試データ
内申
キレイな分布図ですね。データがある8年間で合格者の平均内申はほぼ変わっていません。ずっと30前後。分布図から推測する合格目安内申は32でしょうか。35以上あればかなり合格が近づきますね。
内申が30を切っている中学生は要注意です。直近3年間(2013年~2015年)では内申30以下の受験生は合格率がガクッと下がっています。合格者平均に大きな変化はありませんので見落としがちですが、重要な事実ではないでしょうか。
偏差値
内申と比べると若干バラバラしていますね。合格者平均は偏差値50前後で変わっていません。分布図から推測する合格目安偏差値は52でしょう。平均である50はとっておきたいですね。
内申同様、直近3年間では偏差値が45以下の受験生は合格率がガクッと下がっています。合格率は40%を下回り、20%ほどしかありません。
当日点
分布図から推測される合格目安当日点は60点でしょう。もう少し伸ばして65点以上とれればほぼ確実に受かるはず。頑張って勉強しまししょう。
当日点も内申、偏差値同様に、直近3年間では合格のラインが若干上がっています。2012年までは当日点58点以上とれば100%合格者がほとんどでしたが、直近の3年間は60点台でもチラホラ不合格者が見られます。
分布図だからこそ見えてくる傾向ですね。これは平均だけ見ていてはわからないことです。
推薦入試データ
内申
全県模試にあるデータでは、2014年以外は全員合格しています。参考にならないデータです。
偏差値
こちらも内申と同様です。2014年以外は全員合格しています。同じく参考にはなりません。
推薦合格率
推薦合格率はとても高いです。ほぼ100%。直近の2年(2014年、2015年)は倍率が上がって100%ではありません。が、80%を越える高い合格率です。
推薦はもらえるならばもらっておきましょう。30以上あればもらえています。
まとめ
中村高校を目指す中学生は、
内申32、当日点60を目指しましょう。当日点は65点まで伸ばせればより確実でしょう。
内申が30弱の中学生は当日点勝負になることを覚悟しておいてください。前述の通り、直近3年間の合格率は下がっています。65点はとれるように準備を。
以上です。
中村高校を受験する中学生、保護者の参考になるとうれしいです。
澤木宣彦
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