コクヨ「しゅくだいやる気ペン」が画期的で面白そう!

SNSでお友達のシェアで流れてきました。コクヨの小学生向けの文房具新製品!ドラえもんの道具のような商品の登場です。

「しゅくだいやる気ペン~!」

いつもの鉛筆に付けるだけ。勉強が終わったらスマホと接続。子どもの可能性をグングン引き出す新しいコンセプトのデジタル文具です。

これ面白そうですね。

商品の宣伝でクラウドファンディングまで利用してます。

いつもの鉛筆が変わる?!コクヨ株式会社が子どものやる気を育てるIoTペン「しゅくだいやる気ペン」を開発へ。 - クラウドファンディング READYFOR

さすがコクヨさん。抜かりなしです。支援額がどうとかは2の次3の次、上手に宣伝されます。

リンクを貼ったページや動画を見ていただければどんな商品かは伝わりますでしょうか。

エンピツにこの装置をハメて、勉強の取り組みを計測しアプリでそのデータを見ることができます。

もっとも、小学生向けのこの商品は「やる気」にピントを合わせて作ってますから、その機能というよりも、使用中に光るLEDのライトとか、勉強した時間に溜まったパワーをアプリに転送してアプリ内のボーナスを手に入れる仕組みとか、そういった方に力が注がれてます。

私が実際に興味があるのはやる気の方ではなく学習記録の方。自前の文房具に装着して勉強の取り組みが計測できるって、素晴らしいアイデアだなぁと。

当塾は中学生が主体の塾ですから、中学生向けに改良して世に出てこないかなぁ。なんて感じましたね。

小学生はスマホを持っていない前提でこのように文房具に装着して勉強の取り組みを計測して記録します。

高校生はスマホを持っている前提でスタディプラスのような学習計測アプリで勉強の取り組みを計測して記録します。

さて中学生。スマホの所持率は高校生ほどじゃなく。小学生のようにやった時間だけアプリ内のゲームが進むなんて仕掛けが中学生が喜ぶようにも思えず。

子どもと大人の過渡期である中学生はこの2つのサービスの間のものを作る必要がありそうです。

中学生向けの学習管理ツールも作ってほしい!

コクヨさん、中学生向けの商品も作ってもらえませんか?現場のの妄想を広げてお伝えするとですね・・・

中学生向けの商品は「しゅくだいやる気ペン」と「スタディプラス」の間となるような商品が必要であると思います。

スマホが手元に無いことを前提に作っていただきたい。中学生にはスマホはまだ学習時に近くに置かせたくないです。

「しゅくだいやる気ペン」を改良してサイズダウンと軽量化を重ねまくり、シャーペンにも装着できるサイズにする。

そうすればいつも使ってる1軍のシャーペンにつけておけば、手間なく計測が可能になりますよね。

妄想だけで言うと、スタディプラスみたいに教材のバーコードを読み取って、教材登録を可能とできたらいいなぁ。

超妄想でいうと、ペンの動きで書いてる文字を感じ取って、何の教科の勉強をしているかまで勝手に読み取れるようになったら凄いなぁ(´▽`)

ペン回しをしているとセンサーが回転を感じ取ってブザーが鳴ったり(^o^)

やる気を鼓舞するような小さな仕掛けと、スタプラのような勉強の詳細を記録する機能。あとはタイムラインなどを備えた軽いSNS機能。

妄想広がりますね。

・・・

・・

いや、まてよ。これはスタディプラスにお願いした方がいいかな?

Studyplus(スタディプラス)は学習する人が集まる総合プラットフォームです。あなたもStudyplusを使って学習内容を可視化しませんか?学習管理の他にも勉強に役立つ情報が満載です。

中学生は学習指導を塾が主導することが多く。反抗期を迎える中学生に対して家庭だけで学習をさせる難しさは、中学生向け通信講座や中学生向け市販教材の苦戦がそれを表しています。

なので、中学生は塾なんかで学習管理をするのがベストと思うのですが、実際はその学習管理方法はアナログに頼られています。

まだスマホを持っていない子がいるので、高校生のようにアプリで管理というのがまだ現実的ではありません。

(学習へのモチベーションが高校生ほどではない中学生に、学習時にスマホを触らせたくないという面もあります)

そんな中、勉強の取り組みを計測する装置が文房具に装着ができるならば、そのデータを元に塾が学習を管理してあげることができるなら、これはとても素晴らしいなと思うのです。

これで家庭での取り組みもガラス張りになります。んー凄い。

ネーミングは「スタディプラスフォジュニアハイスクール」でどうでしょう?(´▽`)

コクヨさんにガチガチの特許で守られていなければ、開発の検討をしてほしいなぁと。

装置をセットで配付して、スタプラの機能を塾を軸として中学生にも使っていく。この装置が優れていたらそのまま高校生たちにも逆輸入のように使えそうですよね。

ここで取締役の宮坂さんにお願いしておきます(・∀・)ドウスカ?IMG_6585

簡単に計測できることがとても大切!

わたくしごとですが、先日スマホアプリと連動するタニタの体重計を買いました(^o^)

これすごいんです。アプリを立ち上げて体重計に乗るだけで、ブルートゥース経由で勝手にアプリにデータが蓄積されていきます。詳細のデータと棒グラフが。

特別ダイエットをしているわけじゃないのに、日々の身体の様子が気になって、購入してから今日まで23日間欠かさず計測してます。

これです。これこれ。この感じ。

日々使うシャーペンに計測器を装着出来たならば、この感じで手軽に継続して計測出来るんじゃないかと思うんですよね。

今日のコクヨのこの商品のニュースは、ここまで妄想を膨らますまで興奮しました。本当に素晴らしいです。

ここからのICTを活用した学習管理ツールの進化を楽しみにしたいと思います。

今日はこのへんで。

それでは。

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國立拓治

愛知県岩倉市と兵庫県伊丹市にあるさくら個別指導学院の塾長。2005年より愛知の中学生親子の力になれるよう当ブログを日々更新。月間最大50万PV。拙著「くにたて式中学勉強法」は12刷重版!著書累計は6万5千部突破!休日は余談も発信!3度の飯より飯が好き。詳しいプロフィールはこちら。