一生懸命な生徒には先生も応援をしてくれる!

本日愛知県内では多くの公立小中学校で終業式です。通知表を持って帰ってくる日です。

中1の頃からある難関進学校を目指していると公言していたある中3生。まだ内申足らず、内申を伸ばしていかなければいけない状況でいました。

そんな中、中3に入ってからの1学期の定期テストで、中間・期末と2回とも調子を少し落としてしまっていました。

これは志望校への挑戦が苦しい戦いになってきたなぁと思っていたのですが、なんと通知表は1伸ばしてきていたのです(゚д゚)!

伸ばした詳細な内訳をまだ見せてもらっていませんが、これはミラクルだなぁと。

勝手な想像を膨らませると、学校に応援してくれている先生たちが沢山いるんじゃないかと。

惜しみなく努力が出来る生徒です。教えることが仕事の教師にとって、そんな生徒は応援せざる得ません。

これでもかと一生懸命な取り組みを見せ続けられている先生たちからの応援が、通知表に反映されているんじゃないかなぁと思うのです。

過去を振り返ると、20年前。初めて塾長を務めた25歳のとき、中3の1学期で内申38、2学期で39なんて生徒がいました。

その生徒の志望校が一宮高校。尾張地区のTOP校は少なからず40に内申を乗せないと苦しい戦いになります。

その生徒は3学期で40をとってきたのです。3学期の通知表は平均値がつきます。1学期から伸び続けるなんてことは基本ありません。

その時の面談したお母様の言葉を覚えてます。

「これは勝負できる内申をやるから、一宮を勝負してこいっていう先生たちからのプレゼントでしょ」

んー、確かに。努力を重ねる生徒の姿に、学校の先生も応援してくれるんだろうなと思ったエピソードです。(その生徒は見事一宮高校に入学していきました)

同じく28歳ぐらいのときだったでしょうか。個別指導塾に通っていた中3の女の子、とにかく勉強が苦手です。

でも明るく元気で前向き、学校の授業もちゃんと受講して、提出物もしっかり頑張っていたことと思います。

その生徒の定期テストの数学の点数を覚えています。1学期が12点、2学期が6点。合わせても20点も無い点数でした。

しかし通知表は・・・・「2」をとってくるんですよね。しかも毎回。

一生懸命な人には先生が力を入れて応援してくれるんだなぁ。これは社会に出てからも一緒だなぁ。

そんなことを思う終業式の日でした。

今日返ってくる通知表に関しては、愛知県内の他の塾ブロガーが今日書いてくれてます。

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私も返ってくる通知表の見方について過去に書きました。参考にしてください。

連休を終えて本日より冬期講習が始まりました。まだ終業式が終わっていないので生徒たちからしたら、まだ冬期講習と言われてもピンと来ない...

今日はこのへんで。

それでは。

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國立拓治

愛知県岩倉市と兵庫県伊丹市にあるさくら個別指導学院の塾長。2005年より愛知の中学生親子の力になれるよう当ブログを日々更新。月間最大50万PV。拙著「くにたて式中学勉強法」は12刷重版!著書累計は6万5千部突破!休日は余談も発信!3度の飯より飯が好き。詳しいプロフィールはこちら。