今日は同業の塾の先生方に向けて書かせてください。
全国学習塾協会からお知らせが届きました。「能登半島地震災害における子ども支援について」というお知らせですね。
東日本大震災を機に学習塾協会には「防災担当理事」という理事の役職が出来ました。その担当理事である清水先生の名でのお知らせです。こちら。
PDFはこちら↓
【本文 外部リリース版】令和6年能登半島地震災害における子ども支援について
【別紙1】令和6年能登半島地震災害における子ども支援について
なるほど。東日本大震災時にも行った取り組みを、今回も行っていこうということですね。
被災したご家庭で学習環境が無くなってしまった子どもに対して支援の用意がある塾を募って、その一覧を公表していく取り組みです。
前回の経験が活きて登録時の項目とかが整ってます。対応も早いですよね。清水先生ありがとうございます。
能登半島地震災害子ども支援登録参加のお願い
前回のときは自塾もこの取り組みに登録しました。今回も早速登録します。前回は全国から300塾以上の登録がありましたね。
もしも被災したご家庭が疎開して近くに引っ越してくることあれば、「無償で塾に通ってもらって良いですよ」という申し出ですね。
「近くに疎開で引っ越してくる」うえに、「子どもが塾で勉強をしたい」という2つの条件が重ならないと実現しないので、私の塾には前回実際に支援を求めてご家庭から連絡はありませんでした。
おそらく遠方の塾は今回もこの展開になることが大半になると思います。
それでも、うちは受け入れることが出来ますよという塾が多ければ多いほど被災家庭からしたら助かるのではないかと想像します。
(コロナ禍以降はオンライン対応の塾が増えてきたので、役立てる場面は増えているかも)
「子ども110番の家」っていう取り組みありますよね。四半世紀前頃から警察が旗振りとなって取り組まれてきたボランティアの取り組みです。
子どもが街で危険な目に遭いそうなときに、逃げ込むことが出来る家や店のことです。それを示すステッカーが家に貼られていたりしますよね。
今回のこの取り組みはこれに近いかなと。
実際に子どもが逃げ込んでくる場面はそうそう無いけども、「いつでもおいで!」という対応表明をステッカーでしておくものです。
これと近い展開になるとは思いますが、全国の塾長様、どうかお力貸していただけないでしょうか?
全国の学習塾の皆さまからのご協力をお待ちしております。
登録手順のご紹介
登録手順をご案内しておきます。
メールに必要事項を記入してお送りする手順になってましたが、送信も取りまとめも少し手間になってしまうので、グーグルフォームでの募集を事務局に提案して採用してもらいました。
これで参加塾側も取りまとめる協会事務局もスムーズにやれるといいです。
事務局中村さんに作ってもらった登録フォームはこちらです。こちらから登録お願いします!↓
以上です。このフォームに従って記入をして送信するだけです。3分もあれば送信できるかと思います。
こういう災害時の取り組みはメンタルが揺れて感情的になってしまった人から、「意味無い」とか「厚顔無恥だ」とか「売名行為だ」とか言われることもありますが、私は前回も今回もこんな風に考えてます。
「プラスにはなれどマイナスにはなりえない取り組みのはず」
「学習塾の業界として災害時に支援が出来る数少ない形ではないか」
重ね重ねになりますが、皆さまのお力お貸しください。ご協力よろしくお願いします。
自塾の状況を考えると受け入れまでは出来ないなという塾は、告知だけでもお手伝いいただけたらと思います。SNSでの拡散協力お願いします。
そもそもこういった教育の心配というのは、生命の危険を逃れ、衣食住が足りてからの話です。まだ出番は先なのかもしれません。
その出番が来るまでに、塾業界として受け入れ態勢を整えることが出来たら良いです。
今日はこのへんで。
それでは。
本日のVoicy更新分です↓
國立拓治
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