今日はお盆休み明け最初の指導日でした。
塾から出した夏休み課題点検の期日を目前に控え、今日は中３Ｍさんが帰りがけに私のところにやってきてこう言いました。
「先生、フォレスタステップの点検って、pointのところもやるんですか？」
なるほど。良い質問です。フォレスタステップとは今までの総復習ができる塾で使用している講習用テキストです。
各単元に分かれていて、最初に要点をまとめたpointというページが用意されています。ここをテストして要点を頭に入れてから問題に入るという構成ですね。
こちらからの指示はどうだっただろうかと、塾の課題について書かれたプリントを見てみると・・・
指示が出てません。いや、私が作ったので私が指示をし損ねているということです。
私はＭさんに言いました。
「俺の指示の出し損ねで、pointに関しては何も記述は無いわ～。これは俺が悪い。やってなくても仕方ないわ」
ぱっと表情が明るくなり、「お、ラッキー」みたいな顔をしたＭさんに私は釘を刺します。
「ただ前も言ったけどな、今やってる全ての勉強は『春の受験の時に点をとる』ことだけを目指してやってるからな」
「目の前の提出期限までの課題をこなすために楽をして、春に点が取れなかったら全てムダになる」
「そこを忘れるなよ。pointやらんでも頭に入ってる単元はいいだろうけど、やらなきゃできんようなところはやるべきだよね。これ大事な所な」
Ｍさんは少量の苦虫を噛み潰し「そりゃあそうなんですけどね～」顔をして帰っていきました(^_^;)
中３生への夏の指導の全ては来春の入試に向けて仕込んでいる勉強なのに、目の前のハードルを超えることだけに意識が行ってしまうと効果が薄れてしまいます。
「全ては来春の入試で点を取るために」にピントを合わせて頑張るように、しつこく言っていきたいと思います。
お盆休みボケが許されるのは今日まで。さあ頑張っていきましょう！
今日はこのへんで。
それでは。
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國立拓治
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