「スマホが学力を破壊する」というタイトルの新書を読みました。脳トレの川島教授の本みたいですね。
集英社 (2018-03-16)
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この本の帯には「スマホをやめるだけで偏差値が10上がります。」と高らかに。
恐らくテレビ欄の釣りタイトルのように大げさに書いてあるのだとは思うのですが、インパクト充分ですよね。
ツイッターではそんなわけあるか！なんて怒ってる人も。まぁそれも含めてインパクトを与えたという意味では良いキャッチだったでしょか。
ネットで見つけて気になったので早速買って読んでみました。
感想は・・・
「でしょうね！」
でした(^^)
まぁ結果わかってても再確認したいときあります。グラフが頻繁に出てきて、こうやって調べただのああやって調べただの書いてます。
ワーッと調べた資料並べたうえで、「こんなこと言えるかも」なんていうフワっとした結論。
そして「それでもスマホ使わせますか？」なんて文言で各章を締めている感じです。
もう2年ぐらい研究が進んだら味が出そうな本ですね。続編を期待したいと思います。
この本で気になった部分少しだけご紹介。
スマホを1時間未満使用している子たちが一番成績が良い！
「スマホを持っていない」子が最強と見せかけてそうではないのは、経済的な理由でスマホを持たせてもらえない層が含まれているからだそうです。
スマホを持っているのに触る時間が1日1時間未満だけというのはしっかり自己管理が出来ている証拠ですよね。そりゃ最強だわ。
スマホによる成績低下は学習時間や睡眠時間と直接関連しない！
「スマホのやり過ぎで勉強時間が減った」ではなく、「スマホのやり過ぎで睡眠時間が減った」ではなく、「純粋にスマホをやり過ぎだけが原因で成績が下がる」のではないか？
と書かれてましたね。歯切れは悪いんですけどね。
ここが関連してようがしていまいが、ひとまずわかってることは
「スマホやり過ぎイクナイ」「睡眠時間削るのイクナイ」「学習時間少ないのイクナイ」という当たり前の事実だけ。
引き続きこの部分を改善できるように生徒たちを指導していくだけですね。
8割の中3生が家庭学習中にスマホを使用している！
平成28年度に小5から中3まで2万4千名もの生徒たちに調査した結果によると、8割の中3生が家庭学習中にスマホを使用しているそうです(ﾟдﾟ)！
8割て！大半じゃん！
スマホを机において勉強とかバカがやる勉強だな！そしてバカばっかだな！（かみなり風）
以上です。
こちらの記事にこの台詞をタイトルにしてスマホ対策書いてます。よかったらこちらも。
あとスマホ対策としては名大に進学した元SKE48の菅なな子の「スマホからガラケーに替える作戦」が素敵です。最低限の連絡取れますから。
子供に制限なしでスマホを渡しておくという行為は、包丁とライターを渡して「これで好きに調理してご飯食べなさい」というぐらい無責任な行為じゃないかと私は思います。
包丁とライターを両手に持った子を見たならば「アブねーじゃん！なにに考えてんだよ！」って思いますよね？一緒ですよ。
制限なしでスマホを渡しっぱなしでスマホ依存になってく子を見たならば「ほらおかしくなってんじゃん！なに考えてんだよ！」ってことです。
さてさて、この本を買うまでも無く余裕で「スマホは勉強にイクナイ」です。先ほどリンクを貼った記事に書いたスマホ対策の実施をお願いします。
また、紹介しておいてなんですが、今回のスマホの本より、菅なな子の本の方がいろいろと実践的なことが書いてあるので参考になるかと(^^)
文藝春秋
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菅なな子の覚悟がオットコマエでカッコいいです。おススメしておきますね。参考にしてください！
今日はこのへんで。
それでは。
「それはちょっと言い過ぎちゃうん？」本の競演(^^)それでも私はこの開脚本で開脚できるようになったんで、言い過ぎもなんらか結果出ればそれはそれで良いかと思う今日この頃です。
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國立拓治
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