昨日の記事の続きですね。教科書ワークか教科書ぴったりテストか、今回の記事で白黒はっきりつけます!
國立拓治
内容的にとても似通った2冊です。そのあたりは昨日の記事で書いたとおり。
あとWEB関連の部分での取り組みを一応見ておきましょうか。
こちら、教科書ワークの取り組みです。ホームページに確認テストを置いてあるようです。まぁテキスト自体に確認テストはついていますからね。よほど使わないかなと。
こちら、教科書ぴったりテストの取り組みです。アプリで動画が見れるそうです。今風ですね。最初のうちは面白がって見るやもしれません。(小学生の子はここに食いついていましたw)
スマホでテストの解答ページを送ると採点してくれるというサービスを有料で始めたようです。私には利用している家庭のイメージがあまり湧きませんね。
このへんが近年加わったWEB関連のサービスでしょうか。正直このへんのサービスというのは私の教材選びには関わってません。
飽くまでプラスアルファーのサービスであり、枝葉の部分だと思います。
では私がどの部分を重要だと思っているかというとですが、こちらです。
解答ですね。どちらも取り外しができて素晴らしいです。この表紙の部分ではまだ優劣ついていませんが、裏表紙を見ると・・・
勝負あり!!
圧倒的な差がついてしまっています。同業の先生は「あぁそこね。そこを大切にしてるのね」なんてニヤニヤしてくれていることでしょう。
どこで優越がついたか、おわかりになりますか?
ブログらしく少し間をとって、私の考えを下に書いてみます。
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市販教材は解答の解説が省略少なく詳しいものを選んでほしい!
市販教材は家庭内で実施するものですから、その教材を使いこなすのは子供本人と親だけです。
小学生の問題とは言え、全ての親が全ての問題を理解できるわけではありませんから、教材会社側の都合で「この問題はさすがに解説いらんだろ」なんてところどころ省略されたら親はたまったものではありません。
「おい!なんで大問4だけ解説無いんだよ!誰が大問4が解説要らないって判断したんだよ!親が誰でもなんでも指導できるなんて思うなよ!」なんて頭に来てる親いるはずなんです。
だから、市販教材の解答の解説は省略が少なくて、クドすぎるぐらい丁寧すぎるぐらいのものが一番良いのです。
正直、解説の詳しさなんて素人目では判断しづらいところありますが、幸いと言おうかなんというか、今回はそっくりな2つの教材です。
解説の詳しさの差が浮き彫りになってしまったのです。良いですか、見ていきますよ。
「分数÷分数」という単元のまとめテストのページで比較してみます。問題数は奇跡的にも2冊とも26問です。
こちら。教科書ワーク。まとめテストを解説する紙面は1ページです。26問中解説が掲載されている問題は20問。6問の省略です。
対して教科書ぴったりワーク。まとめテストを解説する紙面は2ページです。26問中解説が掲載されている問題は25問。1問の省略です。
この1部分でこの差が出てます。これが積もり積もって、解答冊子のページ数は教科書ワークが32ページ、教科書ぴったりワークが48ページ。実に16ページもの差がついているのです。
教科書ぴったりワークの解答冊子は解答と解説が左右に分けられていて、とても見やすいです。直し作業にストレスが少ないです。
ここ、ここ!これだけこの教材を使用する親子たちのことを考え、心を配り紙面を割いて解答解説を作成している教科書ぴったりテスト。
この勝負はぶっちぎりで教科書ぴったりテストの勝ちです。
私は断然教科書ぴったりテストをオススメします。
市販教材はプロが指導するわけではありませんからね。この部分が最重要です。他の教材もどれだけ解答解説が丁寧かをチェックして選んでください。
具体的にいうと、解答解説の省略が少ない教材を比較して選んでください。
指導する親側がそれらの問題を全て指導出来る自信があれば良いという考え方もありますが、答えの丸付けと直しまで子供自身でやれると良いですよね。
少々褒めすぎたでしょうか。教科書ぴったりテストを少しディスっておきましょう。
澤木先生との共通見解なのですが、このどきどきシールが結構ダサいですよね(^^)
ちなみに澤木先生は教科書ぴったりテストの方が教科書ワークと比べて説明から演習までの間が短く、良いと思うとのことでした。
家庭で教科書準拠の通年市販教材を使いたかったら、シールはダサいですが内容は確かです。
教科書ぴったりテストをオススメしますね♪
2回に渡って市販教材について書いてみました。
今日はこのへんで。
それでは。
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國立拓治
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