大成高校の見学のパート2です。
前回は施設中心でお送りしましたね。
今日は新しくできた英語留学コースと、伺ってきた話でお送りしたいと思います。
英語留学コースを見学してきた!
こちらがプラウディアやラトナディアやステューディアコースが利用している教室で、こちらが英語留学コースが利用している教室です。新しく設置したコースで、利用していなかった教室をリノベーションして作った教室のようです。キレイですね。自慢の電子黒板を見せていただきました。急遽電子黒板を使ってくれた感じでしたね(笑)まだ人数が少ないこともあってかアットホームなとても良い雰囲気でした。よく出来た映像ソフトでした。なんでもスウェーデンの学校で実際に使用されているソフトだそうです。それにしてもこれは良い机と椅子ですね。他のコースが嫉妬するわ(笑)イングリッシュオンリーの「Language Lab」です。外国人が談笑してました。英会話スクールの一室のようでしたね。
英語留学コースについての写真は以上です。
このコースの長所の1つは留学先がカナダへの留学だという点だそうです。北米への留学とオセアニアへの留学ではやはり英語のイントネーションが違うらしく、北米の方がより標準的な感じということでしょうか?私は不勉強でそのへんの感覚わからないのですが、そうらしいです。
1年間の留学期間も含めて合計3年間で卒業できるのも売りみたいですね。その代わり留学の準備も早くしなくてはいけないらしく、入試は合格したら必ず来てもらうことが前提らしいです。
では私の思うこのコースの短所は、正に今書いた部分、「滑り止めとして受験して公立の合否を待って入校できない」という部分じゃないかと思います。
尾北の国際だったり名東や千種の国際など公立の英語に取り組む生徒たちの滑り止めとはなりません。ライバル清林館の国際コースは公立の合否を見てから決めれますからね。
英語留学コースは英検合格率などの分かりやすい数値実績が出てきたらだんだんと盛り上がってくるコースじゃないでしょうか。
大成高校を取り巻く状況2016
見学させていただいた8年前とは大成高校を取り巻く環境が大きく変わりました。一番大きいのは近隣の公立高校の群グループ分けです。
グループ分けの恩恵もあって以前は「一宮西単願で大成抑え」とか「一宮興道単願で大成抑え」なんて受験パターンが存在したそうです。
西に届かなかった子や興道に届かなかった子たちが多くラトナディアコースに流れてきて、一時期らとナディアコースは3クラスぐらいありましたね。特進クラスなのに(笑)
当時国公立大合格者数は80名を超えていました。大成高校にとってとても良い流れだったのですが、この潮の流れが変わるのです。
そう、公立高校の群グループ改編によってです。
改編によって一宮西は一宮南と組めることに、興道も組みやすいところができた(?)とかで、ここでラトナディアへ流れてきていた生徒たちの流れが止まるのです。(一宮西と興道は岩倉からの受験者皆無で情報精度怪しいですw)
ラトナディアのクラスは減っていき現在元の1クラスです。今年の国公立大合格者数は31名で過年度生8名を含みます。そのうち難関国公立大はほぼ中学からの持ち上がりであるステューディアコースの実績です。
学校のレベルが下がってきたとかそういうのではなくて、単純に学校を取り巻く環境が変わり人の流れが変わったことが、大学合格実績に出てるわけです。
この学校は変わらず生真面目な良い学校ですね。
ラトナディアは全員ステューディアに編入するので入試レベルも上がる!
今までは一部の勉強の得意な高校受験組の生徒たちがステューデイアに編入されていましたが、これからラトナディアコースを丸々編入することにしたそうです。
高校から入る滝みたいな感じですね。1年間は補習など猛烈に勉強して中学組と足並みを揃えていくそうです。
滝の方でも聞きましたが、高校からの編入組は変にダレていないし編入後も頑張っていくことが多いそうです。
滝と同じように良い効果が出るといいですよね。この展開からラトナディアは評価やレベルが上がってくると思われます。
「そりゃガチじゃねーか。変に実力を落とした公立高校を2校目につけるよりもラトナディア受かったらラトナディアでいいんじゃないか?」なんて動きが実際あるそうです。
ラトナディアを滑り止めにして一宮単願とか西春単願とか一宮西単願とか、こういったパターンが復活するかもしれませんね。
要チェックです。
女生徒を増やすための冗談みたいな作戦を提案
学校で今後変えていきたいところを伺ったところ、もっと女生徒も増やしていけたらとおっしゃっていました。
現在は全生徒の約3割が女生徒らしいですが、もっと割合を増やしていきたいそうです。
いつか機会があればお伝えしてみたいなと思っていた大成の女生徒を増やすための作戦をお伝えする日が来たようです。
生徒からの声とか大成の生徒の様子とか大田先生と話したりしてたことを思い切ってお伝えしました。
「冗談みたいなこと言うんですけど、今は女生徒の制服のスカート丈が今は膝が隠れるぐらいの長さじゃないですか。これを膝が見えるぐらいのスカート丈まで校則でOKとすれば恐らく女生徒1割は増えると思うんです(笑)」
「誠信さんも名城さんも啓成さんも、ほとんどの私学には制服を紹介するページがホームページにあるんですが、大成高校は探したんですがどうやら無いんです。大成中学にはあるのにです。これは学校として女生徒へのアピールが足りていない証拠なんです」
大人にはどうでもいいことだが女の子にとってはいつまでも制服がカワイイかどうかというのは高校選びの上位に来る問題です。
せっかく大成の制服はカワイイものなのに校則が厳しくてスカートを長くしか履けないので敬遠されているという一面もあるんじゃないかと思いますと。
膝が隠れるほどの長さというのは中学生と同じぐらいなわけです。高校になったらカワイイ制服をかわいく着て学校に通いたいというニーズは間違いなくある。
スカート丈は校則の厳しさを現す鏡のようなものだから、街で見る大成の生徒のスカート丈を見て学校の厳しさは想像されていると思います。
冗談みたいですがスカート丈への校則をゆるくして膝が出るぐらいまでの長さの許可が出れば女生徒は1割増えますよと伝えてみたわけです(笑)
これは地域の女子中学生の想いを代弁したんじゃないかと勝手に思ってますけどね~(笑)「大成がもっと可愛く制服が着れるなら大成を滑り止めで受験するのに」なんて子、結構いると思いますけどね~。
こんなどうでも良いようなことを伝えることができるのは、親しくしていただいている証拠でしょうね♪
なんだか話それてますが、1円も使わず女生徒を増やす可能性がある具体的な作戦。是非実行してもらいたいですね~。大成のポリシーに大きく反していなければ!
(追記)大成見学の次週に名電見学に行ってきたのですが、皆スカート丈が膝ぐらいになってました!?澤木先生が言うには「これぐらいのスカート丈が今のトレンドなのかも」と言ってました。スイマセン。調子乗ってお伝えしましたが、もしかしたら時代が今の大成にフィットしてきてるかもしれません(笑)
生徒に大成高校を勧めるときは?
さて、いろいろ大成の先生に話を伺ってきて生徒に大成高校を勧める場合というを改めて考えました。書き出してみますね。
勉強は強く背中を押してもらう方が良さそうな場合
地域でも一番ビシっと指導してくれる私立高校の一つです。まだまだ「自主自律」で勉強するには早過ぎるというお子さんにはこの高校です。
強化部である野球やサッカーを部活でやりたい場合
野球部は半強化部であるにも関わらうず地域からの反響は大きかったそうです。まだまだ野球人気はあるようです。部活の活動日制限無くどんどんやれるので良いですよね。
なるべく近い学校に通って通学に時間を掛けたくない場合
岩倉からを考えると私立高校の中では最も近いです。北名古屋はどうでしょうか?電車利用で名城や啓明学館と競るでしょうか。
自分の時間を大切にしたいという生徒は近い方が良いですよね。自転車ですぐです。通学にお金もかからないので経済的でもあります。
難関大を目指してバリバリ勉強したい場合(ラトナディアコース)
前述の通りラトナディアコースがステューディアコースに編入されるようになったので、猛烈に勉強することになると思います。下手な公立高校へ行くよりも断然良いと思います。
長い期間(1年)語学留学した上で3年間で高校を卒業したい場合
ライバル清林館は長い期間(1年?)行くと高校卒業も1年遅れます。それを1年間行くのに3年間で卒業できるというのは大成英語留学コースの売りだそうですからね。
見学させてもらったクラスはお世辞抜きでとても良い雰囲気でした。見学させてもらった先生の指導手腕(人柄)かもですが。
以上です。
8年前からいろいろと変わっていて新鮮でした。大成高校は「地元の真面目な高校」というのが昔からの私の印象です。
公立校の群グループ改編なんかで翻弄されることありますが、頑張ってさらによりよい高校にしてほしいものです。
8年前のように職員玄関前で渉外部長の先生を撮影させていただきました。今春から渉外部長になられた近藤先生です。
これから宜しくお願いします。
塾生は大成への質問あったら私に言ってね。すぐに近藤先生に連絡して調べるから♪
今日はこのへんで。
それでは。
國立拓治
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