私立は3年2学期内申、公立も3年2学期内申を入試に使う!

【2024追記】2023年春入試より愛知県公立高校入試は2学期の内申を入試に使うことになりました!

「サルでもわかる愛知の入試」というカテゴリーでお送りします。

サルでもわかるぐらい簡単に愛知県の高校入試の説明をしてみたいと思います。

今日は内申についてです。

愛知県の高校入試ではいつの時点の内申が入試に関わるのかを書いてみます。

まずはアメリカ人のように結論から書きましょうか。

愛知県では中3からの内申が入試に関わる

以下が2013年時点にベネッセのサイトで調べた全国の状況です。

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●中1~中3の内申が公立高校入試に必要な都道府県
北海道・青森・宮城・(山形)
福島・茨城・栃木・群馬
埼玉・千葉・山梨・(長野)
新潟・石川・福井・岐阜
三重・滋賀・京都・和歌山
島根・岡山・広島・山口
香川・徳島・愛媛・高知
佐賀・長崎・大分・熊本
宮崎・沖縄

※山形と長野は微妙な表記でした

●中2~中3の内申が公立高校入試に必要な都道府県
岩手・神奈川・富山・奈良

●中3の内申だけが公立高校入試に必要な都道府県
秋田・東京・静岡
愛知・大阪・兵庫
鳥取・福岡・鹿児島

どうですか?

ご覧のとおり、愛知県は中3の内申だけが高校入試に関わるグループに属しています。

「東京・大阪・名古屋・福岡」なんて4大都市が

このグループに入っているのが興味深いです。

神奈川も中2の内申からですし、大都市は入試に関わる内申のタイミングが遅いですね。

なんででしょうね?ちょっと明確な理由が思いつきませんが、

私の勝手な想像で言うと、中学は反抗期もあるでしょうし、

中1の段階からの躓きが内申に関わってしまうのは可哀想だろうと。

昔はさておき、入試を迎える中3の年にキッチリ頑張って結果を出せばいいじゃないか・・

という先進的でフレキシブルな考えがあるのではないかと勝手に思ってます(笑)

そんなわけでまとめてみましょう。

愛知県では中3からの内申が入試に関わります。

ということですね。


もう少し突っ込んでみてみましょうか。

私立・公立、推薦・一般によっても変わりますからね。

大事な所です。よく覚えておいてください。

こちら。

私立も公立も3年2学期内申

ですね。

私立は推薦も一般も2学期の内申が入試に関わります。

もっと言いますと、

私立は推薦も一般も2学期の内申が入試に関わります。

ですね。

2学期の内申というのは、1学期2学期の平均値として学年評価として表されたものです。

入試用にこのような変更が加えられました。

今度は公立です。

公立も推薦も一般も2学期の内申だけが入試に関わります。

先ほども少し書きましたが、2学期の内申というのは1学期2学期の平均値ですから、

実質3年1学期の内申から関わると言っていいでしょう。

3年になったら公立を目指す子はずっと頑張る必要があるということですね。

このことをよーく覚えておいてくださいね。


さて、次回は何を書きましょうね。

複合選抜について書いてみましょうか。

組み合わせ方がよくわからないと皆さんおっしゃいます。

組み合わせ方を簡単に理解できるように次回書いてみますね。

今日はこのへんで。

それでは。

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國立拓治

愛知県岩倉市と兵庫県伊丹市にあるさくら個別指導学院の塾長。2005年より愛知の中学生親子の力になれるよう当ブログを日々更新。月間最大50万PV。拙著「くにたて式中学勉強法」は12刷重版!著書累計は7万部突破!休日は余談も発信!3度の飯より飯が好き。詳しいプロフィールはこちら。