※この記事のシリーズは保護者に読んでもらって実行してほしいシリーズです。
成績向上を望むならば家庭で実施してほしい習慣がいくつかあります。
このへんが崩れている家庭は著しい成績向上は見込めません。
やはり365日置かれている環境は成績に大きく関わりますからね。
そんな習慣を7つにまとめて「家庭での7つの習慣」というカテゴリーでお送りします。
今日は2つ目をお送りします。
その内容は・・・
「勉強の誘惑とは戦わせない」
勉強の誘惑とは戦わせないということです。
生徒自身に問いかけるように書いた
「8つのテスト勉強法」というカテゴリーでも同じ内容を書きました。
「勉強の誘惑とは戦わないこと」というタイトルで書きましたね。
今回は親目線なので「戦わせない」という表現です。
勉強の環境を整えるのは親の役目です。
誘惑まみれの環境で子供に勉強をさせていたのならば、
テストの点数が悪かったとしてもそれは親が悪いです。
子供に誘惑と戦わせるだなんて、親がぶっちぎりで悪いです。
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誘惑まみれの環境っていうのはこれと一緒じゃないかと思うのです。
子供の学習環境を整えましょう。
まずは最強の誘惑スマホ対策から。
私が何度も口を酸っぱくして伝えていることをこちらでも。
多くの誘惑はこの対策でなんとかなると私は思ってます。
その内容は・・
学習時と就寝時は親がスマホ・タブレットを預かる
子供にとっての最大の誘惑を、学習時にしっかりと預かることです。
あと就寝時も睡眠時間が短くなるといけないので預かる方が良いでしょう。
子供は加減を知りませんからね。遊びのためなら親の目を盗んで
余裕で徹夜とかしちゃいますから。(身に覚えありですww)
これ、あらゆるものをこのルールに当てはめると良いと思います。
「学習時と就寝時は〇〇を預かる」ということです。
携帯ゲーム機だったり、マンガだったり、iPodだったり、
勉強するときや寝るときに邪魔にならぬように預かってあげるのです。
早速試してみてください。
リビングで勉強をさせる家庭も多くなってます。
私は賛成ですけどね。
適度な雑音や、人に見られているという緊張感は
勉強にとってプラスに働くと思ってます。
リビングで勉強をさせるなら、親はこの鉄則を守ってください。
リビングで勉強させるならテレビは切る
ここですね。
テレビが切れないならリビングでやらすべきではありません。
勉強させる時間を決めて、是非家族で相談して、
テレビを切る時間を作ってください。
余談ですが私が小学生だった四半世紀前、同級生の今井君は
要塞のような大きな家に住んでいました。
しかし今井君の家にはテレビがありませんでした。
「今井ちゃんの家はテレビが無くてかわいそうだね」
なんて当時は友達と言ってましたが、今になって思うと、
「今井ちゃんの家はテレビが無くて良かったね」
って思いますよね。(今井ちゃんは中学受験をしてラサールに行きました)
あとは、もしも勉強を自分の部屋でやらせるならば、
スマホなどの誘惑を預かるのはもちろんのこと、
何をどこまでやるのかを宣言させることをお勧めしておきます。
密室で勉強をさせるなんて、危険ですよ。
本人にやる気が十分見られるならば良いですが、
少しでもやりたくない雰囲気を醸し出している場合、
十中八九密室ではやりませんね(再び身に覚えあり)
やらなくても誰にも迷惑かけませんし、
目に見えてすぐに困ったりしませんからね。
保護者は自分が子供の頃を思い出してくださいよ。
本当に密室でいつも集中して勉強できました?
もしもできていたならば、我が子もそのルール適応できそうですか?
テストの結果とかを見ながら客観的な視点で見てくださいね。
基本的には密室で勉強などできないものだと思っておいた方が良いですよ。
私たち親世代の頃と誘惑の質と量は段違いですからね。
私たちの頃の常識を押し付けてはいけませんからね。
まとめましょうか。
勉強の誘惑とは戦わせない。
スマホは学習時と就寝時預かる。
リビングで勉強するならテレビを切る。
以上です。
子供に反対されたからルールの実行は無理だったなんて
情けないこと言わないで下さいよ。
お子さんの未来のために今厳しくすべきです。
おこずかいを止めてでも、スマホを解約してでも、
食事を出すのを辞めにしてでも強硬に実行してくださいね。
出来ないときは成績の不振は親のあなたの責任ですからね♪
今日はこのへんで。
それでは。
國立拓治
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