2023年度愛知県公立高校入試「理科」の出題予想!

気が付けば入試2週前ぐらいでしょうか。

例年お送りしている出題予想を理科だけしておきますね。

1年にA日程B日程と2回試験があるから予想がしやすかった面がある中、2023年春入試から1年に1回の試験になりました。(1回の試験で2校判定)

出題もマークシートになる初年度ですし、変更だらけです。

そんな中ではありますが、残り2週間となりましたから、「これまでの出題傾向を踏まえて、出題可能性が高そうな単元と低そうな単元で復習にかける時間を変えるぐらいのことをしてもいいのでは?」と今年も書いてみますね。

ちなみに2021年の予想までは過去の出題をズラッと掲載してました。よかったら各分野の出題傾向見てみてください↓

気が付けば愛知県公立高校入試が間近です。今年も理科の予想しておきましょうか。 理科は融合問題作りにくく予想がしやすいです。そして...

今年は昨年の出題単元を考慮せず続けて出すことあるかも!

昨年大問で出た単元は「大問での出題可能性が低い!」ということで、ここから入試までの時間を使って演習をする時間を大きく割かないようにしよう!という展開に持っていきたいわけですが、もしかしたら今年はそんなこともないかもなぁとも思ってます。

マークシートになる入試改革初年度。問題作成チームは過度に点数が取れすぎたり、過度に点数が取れなさ過ぎたり、大きな偏りを出さないように細心の注意を払うと思うんです。

となると、「昨年との出題かぶりとか構わないから、キッチリ目指した平均点になるように頼むぞ!作問チーム!」なんて指示が出てるんじゃないかなぁって妄想するんですよね(笑)

ちょっとそんなことも考慮にいれつつ予想を。

愛知県公立入試理科の基礎知識

大問6まであります。例年理科の出題構成は以下の通り。

大問1 小問

大問2「生物分野」

大問3「化学分野」

大問4「物理分野」

大問5「地学分野」

大問6小問

各分野バランスよく出題されます。マークシートでの出題に変わりますが、おそらくですがこの大枠は変えてこないと思います。

大問1と大問6の小問の出題は変わるかもしれませんけどね。

大問2から大問5の「生物」「化学」「物理」「地学」を予想してみますね。

生物分野は「消化と呼吸・血液循環」「刺激・反応」が熱い!

昨年「植物の光合成」と「遺伝」が大問で出題されました。(一昨年は「植物(光合成・呼吸・蒸散)」と「消化と吸収」)

※指摘いただき昨年の出題内容違ってたので修正してます。でも予想は変わってません。

すると順番的には人間の身体関連が大問出題かなぁと予想します。

消化と吸収・血液循環とかって、難しい問題作りやすく、難易度調整しやすそうな印象です。

過去の出題の傾向からも、このへんを予想しておきます。

昨年出題された内容は出題されても小問じゃないかと。復習するときの優先順位の参考にしてください。(光合成はさすがに出題無いか?)

化学分野はほぼ全部だけど「酸化・還元・化合・分解」を!

化学は例年予想出来ないですね。「酸化・還元・化合・分解」って書きましたが、要はまんべんなく偏りなく演習をしておいた方が良いです。

物理分野は「電流と磁界」が熱い!

昨年は「運動・力学的エネルギー」と「電流と磁界」と出題されてました。(一昨年は「静電気と電子」と「電流と発熱」)

今年はどっちが出てもおかしく無いですが、過去10年の出題を見るとやはり「電流と磁界」が一番出題が多いです。

よって「電流と磁界」を予想しておきます。

この単元が問題を作りやすいのではないかと。難易度調整もしやすいのではないかと想像します。

電流と磁界が出なければ「運動・力学的エネルギー」でしょう。光や音で大問を作るのは無いのでは?と思ってます。

(過去10年の大問出題を見ると、光は2015年Bだけ。音は大問出題無しでした)

地学分野は「天気」「火山・地震」「天体」を予想!

※スイマセン!過去問見間違えてました!予想書き換えます!

地学分野はバランスよい出題が続いてます。昨年は「地層」「太陽の動き」でした。(一昨年は「天気」と「地震」でした)

さらに過去に遡っても、バランスよく出題されていますね。昨年出ていないという意味から言うと「天気」にはなります。

「火山・地震・地層」はこの3つを複合させて出題することも可能なので、こちらも難易度調整しやすそうだなという印象あります。地層は昨年出たので外すと。

昨年太陽の動きが出ましたが、

第一予想が「天気」で、第二予想が「火山・地震」、抑えで「天体」としておきますね。

以上です。

この予想は、入試までの限られた時間に最後に単元に戻って復習をするときに、「どれだけ時間を割いて復習をするか」を決めるときの参考ぐらいにしておいてください。

予想出来るのは理科だけです。英語も数学も国語も、基本的に例年の形を踏襲してくるのではないかと思います。社会は単元をまたいだ出題多くて予想が効きません(^^;

マシュマロでこんな意見が届いてましたが…

確かに昔は簡単でした!もっと高得点をバンバン取れてました。私自身四半世紀前に国語は当日点満点でした。通知表国語は3か4だったのにww

社会も単純な知識問題が多く、日本地理も日本の各地方が順番に出題されてました。

理科社会は持ってる知識を活用して、情報を整理して解かなければいけないような問題が増えましたね。

サポートする保護者も大変ですが、あと2週間頑張ってもらいましょう!

出題予想で書いてみました。

今日はこのへんで。

それでは。

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國立拓治

愛知県岩倉市と兵庫県伊丹市にあるさくら個別指導学院の塾長。2005年より愛知の中学生親子の力になれるよう当ブログを日々更新。月間最大50万PV。拙著「くにたて式中学勉強法」は12刷重版!著書累計は6万5千部突破!休日は余談も発信!3度の飯より飯が好き。詳しいプロフィールはこちら。