本屋で教材コーナーをフラフラしていたら、佐鳴予備校が発行している「サクセスロード」という高校進学情報本を見つけました。
その場でパラパラと読んでみたのですが、これが良く作りこまれた素晴らしい情報本でした。ご紹介したくて買ってきました（笑）
これは塾に通わないご家庭はもちろんのこと、私のような塾の人間にとっても便利で素敵な情報本ですねｗ
ご紹介します。
佐鳴の本気が詰まった高校進学ガイドブック「サクセスロード」
これでもかと様々な情報が詰まってるんですけどね、私が気に入った個所をご紹介しますね。
まずは佐鳴をここまで大きくした理事長佐藤イサクさんの言葉から。熱いです。「大地に爪痕を残すような生き方を」なんて就活していた私たちに熱く語ってくれたことを覚えてます。
まぁ佐藤イサクさんは僕のヒーローアカデミアなわけです（謎）カッコいい。
さてこの本の長所と短所を分けて書いてみますね。
この本の長所
愛知県の入試のシステムの説明と共にとても見やすい群グループ分けの一覧表が。この表記パクらせて・・インスパイヤされる予定です（笑）
ここから各高校の紹介ページが始まります。細かく見てみましょうか。
佐鳴予備校に通う生徒が多くてデータが多い高校は見開きでの紹介になってます。
これです！これこれ！この合格者の入試の自己採点と内申点のグラフが一番のセールスポイントです。
これで塾に通わない人も合格の目安を確認することができますよね。このグラフを見るために買う価値があるかと。
（佐鳴のホームページ上でもこのグラフは公開されてますけどね）
この「志願変更、及び併願候補校」もとても見やすいですね。参考にさせてもらおうっと。
学校説明会の予定まで書いてくれてます。県大会に出場するような強い部活も紹介してくれてますね。
進路の状況も円グラフで見やすく書かれています。指定校推薦も情報ある学校に限りますが掲載されてますね。菊里が早稲田に7人も枠を持ってるとかビビりました！
各高校の紹介の後に大学進学先を他校と比較するための一覧まで掲載されてます。「高校の実力」っていう本買わなくてもこれでいいじゃないですか。素晴らしい。
長所はこんな感じでしょうか。良く作りこまれた素晴らしい本です。
この本の短所
短所はですね、佐鳴予備校がTOP校を目指す子が集まる塾というところからきてます。
中位校以下の情報がとても薄いですね。
この本の最大セールスポイントの合格者の内申と当日点グラフがついてません。データが単純に無いんでしょうね。ここが最大の短所です。
牧南や丹羽までグラフはついていましたが、尾北は掲載されてませんでした。グラフ有無の内申目安は３０前後でしょう。
内申30以下で合格ができる学校の受験を目指す方にとってはこの本の価値はグッと下がりますね。
受験者の中心が佐鳴という愛知県進学模試のデータが元ですから中位以下の情報が弱いですね。
あとは愛知県進学模試の宣伝ページが見開きであるのですが、この模試、佐鳴に通わないと受験できないんですよね。（この模試を採用してる他塾でも可）
「この模試を受験するには」という案内がついてません。受験したかったら佐鳴においでとはさすがに書けなかったのかもしれませんが、不親切ですね。
あとは、何度も書いてますがこの本は愛知県進学模試から偏差値を持ってきています。
よって学校の実力テストの偏差値とか愛知全県模試の偏差値をそのまま当てはめてデータを見るとと血を見ます（笑）
佐鳴が主体の模試なので母体のレベルが高い模試です。偏差値は総じて低めに出てますからね。愛知県進学模試を受験していない方は参考にしないように気を付けてください。
まとめ
まとめますね。総じて良書です。たとえば愛知県に来たばかりで高校の状況がさっぱりわからないなんて方には手放しでお勧めします。
中1中2の保護者の方が先々迎える受験のために予習するためにもお勧めできます。
短所に書きましたが、中下位校の情報が薄いです。欲しい情報が掲載されているかどうかを立ち読みで確認したうえでご購入ください。
愛知県進学模試を受験していない方は掲載されている偏差値の数値を鵜呑みにせぬよう気を付けてください。
以上です。
このブログでも高校入試情報はお送りしているのでとても参考になりました。
良いところは真似しつつ、この本には無い切り口の情報をお送りできるよう頑張ります♪
今日はこのへんで。
それでは。
國立拓治
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