普段手にしないものを手にしてしまう自宅学習

岩中3年はテスト範囲発表されました。

5月末まで自由に自習に来ていいと話してある羽を伸ばして遊んでいた高1生たちもテスト前になって戻ってきてます。

教室はテストが近くなってきて熱を帯びてきていますね。

明日は私が勉強会参加で教室を空けるため、その準備で今日は遅くなってしまいました。 23時過ぎまで仕事をしていたのは数年ぶりですね。

そんなわけで、今日はブログを書く時間が取ることができませんでした。 今日は本日あった入校面談で入校生が言った印象的な台詞をご紹介して終わりたいと思います。


「家庭学習中の勉強を妨げる誘惑って何があるかな?」

自宅では自分の部屋で勉強をすると答えた入校生は、この質問に対して「ゲームやスマホ」と答えましたね。

「他にも何かある?」と再び質問をぶつけると、今までで初めての台詞が返ってきました。

「普段手にしないものを手にしてしまいます」

おおおお!!!なんというリアリティある言葉!!!

身に覚えありまくり!てか、身に覚えしかない!!!(笑)

私は一気に自分の中学時代にタイムスリップしました。

テスト勉強をしていると、普段は絶対に手を伸ばさないどうでもいいものに手が伸びるんですよね(苦笑)

私の場合は・・・小学生時代の学年文集とかに手を出してしまってましたね~。

小4のときの学年文集はタイトル「瞳」でした。

私が書いた文は、友達の三木君と拾ったタコを揚げてみようという文章です。最後のオチは拾った傘も揚げてみようと三木君が走り続ける所を見ながら「揚がるわけないのに・・」と私がつぶやくといった内容でしたねw

長崎君はバレンタインデーにチョコがもらえなくて悲しかった話、中川君は興味本位で食べた漬物が辛くて参ったという話、日高君は夫婦喧嘩で悲しかった話と風呂に入って気持ちよかった話。加藤君は私と釣りに行った話、秋本さんは新しく犬を買った話、大橋君は塩沢さんと喧嘩した話・・・このような話が挿絵と共に収録されてましたね。

一人ひとりが書いた挿絵もうっすら覚えてます。中川君は蛇口から水を飲む挿絵、日高君は風呂に浸かっている挿絵、私の文章の後には母親が一言感想とつくしの絵の挿絵を書いてくれてましたね。

30年前に作られて、とっくの昔に処分した小4の頃の学年文集の内容をなぜこれほどまでに私が覚えているのか?

それは、中学生の定期テスト前に何度もこの学年文集に手を伸ばして読み込んだからですね(苦笑)

「その時間と記憶力を勉強内容に注ぐんじゃあ!」なんて千鳥ノブに怒られそうですねw

私は今日面談した入校生の言葉からこんなことをブワッと思い出しましたね~。

自宅学習では普段手にしないものに手を伸ばすことにご用心ですね。

この私のエピソードから同じ道を辿らぬように学ぶんじゃあ!

想い出グッズは封印するか、塾に自習に来て上手くやり過ごしましょう!

入校生が発した家庭学習のリアリティーある一言に感激した今日でした!

今日はこのへんで。

それでは。

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國立拓治

愛知県岩倉市と兵庫県伊丹市にあるさくら個別指導学院の塾長。2005年より愛知の中学生親子の力になれるよう当ブログを日々更新。月間最大50万PV。拙著「くにたて式中学勉強法」は12刷重版!著書累計は6万5千部突破!休日は余談も発信!3度の飯より飯が好き。詳しいプロフィールはこちら。