塾として家庭のスマホ対策に踏み込みたい!

何度も書いてきてますし、拙著にも書いてますが、塾から中学生たちの保護者にお願いしたいことは2点だけ。

「23時までに寝かせること」

「スマホを勉強・就寝時に部屋に持ち込ませない」

の2点です。

どれだけ勉強の才能がある子であっても、この2点が崩れていれば成績は伸びません。1点だけ出来ているなんて場合もたいして伸びません。

入塾面談時に「学校の授業をしっかりと聞くこと」に関しては「親も塾も手伝うことができない生徒だけの聖域」なんて言って、本人に覚悟を促しますが、これと同じことが保護者にも言えそうです。

「早く寝ること」「スマホを勉強・就寝時に部屋に持ち込ませないこと」に関しては「塾が手伝うことができない家族だけの聖域」です。

生徒本人が上手くやれないときは保護者の守備範囲と言えます。

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ただやっぱり、ここを正すのがまた難しいんですよね。

反対する人がいる中で大きな変更を実行する難しさは、大阪都構想住民投票結果からも感じとれますよね(´▽`)タイムリー

親と子のパワーバランスが各家庭で違いますし、ここも塾が入りずらい。

で、考えたんですけど、ここを解決すべく入塾時にこのへんの約束をしたらいいかなと。塾のルールですと。

入塾時の面談でまずこの2点の実行を「ここが整わないと成績が上がらなくなりますから」と生徒・保護者にお願いをします。

そしてそこから、

「定期テスト過去最低順位を更新してしまったときには、テスト1週間前から塾でスマホを預かるデジタルデトックスを実施する」というルールであったり、

「iPhoneのスクリーンタイムを定期的に授業時に確認をして深夜の利用状況をチェックする」というようなルールを伝えておきます。

家族の聖域に踏み込んでみるのです。ここで異を唱えられるようであれば入塾を断る覚悟で伝えます。

寝る時間だけはやっぱり塾は踏み込めませんが、スマホに関しては上手く使えていない子には塾が踏み込んで介入していきたいなと。

後出しじゃんけんではなく、最初に本人に話しておいて実施したいですね。

この部分の重要度、塾としての扱いの大きさで伝えたいです。

考えて実行したいと思います。

今日はこのへんで。

それでは。

今日の内容はもちろん拙著の中でも書いてます↓

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國立拓治

愛知県岩倉市と兵庫県伊丹市にあるさくら個別指導学院の塾長。2005年より愛知の中学生親子の力になれるよう当ブログを日々更新。月間最大50万PV。拙著「くにたて式中学勉強法」は12刷重版!著書累計は6万5千部突破!休日は余談も発信!3度の飯より飯が好き。詳しいプロフィールはこちら。