OFFです。余談を。続きで書いてきたシリーズ記事の続きです。過去の記事貼っておきますね。商業出版を実現するまで1・2・3・4・5
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前回は好きなように書き散らかした私の原稿を出版社に送り、ここから怒涛の手直しが始まるという場面でしたね。
自分の原稿の稚拙さをしっかりと感じていて「これは本当に本に出来るのだろうか?」なんて不安を抱き、足取り重く都内某所の出版社に到着したところでした。
編集部に入るといつもの応接室に通していただきました。この応接室に入るのは3度目です。
担当頂いている編集Oさんは、ご縁をいただいて出版の相談をさせて頂いた方です。
基本的に「雰囲気でなんとなく」な私の書いたものを、なんとか形にすべく力を尽くしていただいています。いつもありがとうございます。
Oさんが私が送った原稿をまずは大きく整えてくださって、その原稿をプリントアウトしたものを2部お持ちでした。1部は私のものですね。
どうやらこの原稿を2人で最初から一緒に見ていきながら、手直しが必要な部分をすり合わせていくという流れのようです。
Oさんの手元にある原稿にはおびただしい数のフセンが貼られています((+_+))ヒェ~!
もはや手直しするところしかねぇ!ありがたいけど恐ろしい~!!
手直し箇所の確認開始!
最初のページから順にすり合わせていきます。
「まずは●●ページからです。ここは~」なんて手直しのアドバイスをいただいていきます。
電話やメールで指導いただいたことを改めて実際に文章を見ながら伝えていただきました。
「設定している読者層があるのに、知らぬ間に自分の得意な読者層に向けて書いてしまっている」という手直しが多かったですね(^_^;)
あとは、自分の中で理由があって記述を省いた部分について、「省いたことをその理由と共に書くべき」というアドバイスも何箇所かありました。自分では気が付けないものです。
どんどんとすり合わせは進んでいきます。
次に手直しすべきページを「次は●●ページです」なんて教えてくださるのですが、そのページの間隔が広ければ広いほど心の中でガッツポーズしてました(´▽`)
お、ここの記述を突破した!やった!ここは手直し無しで行ける!・・・なんて(^^)
全て心の中だけのリアクションですけどね(苦笑)
幸せの黄色いロケット
そんな手直しの確認作業の序盤、原稿のある章の記述に関して編集Oさんにとても褒めていただきました。
「ここの部分はとても良いです。経験豊富な先生ほど自分の知っていることを全部書こうとしてしまって読みにくくわかりにくくなったりするのですが、とてもシンプルに示されています」
「主張に対して納得のいく理由が書かれていて、取り組むための具体的な方法もシンプルに示されています。なんだか上から目線のような表現になってしまいますが、ここは先生の文章の良さの部分であると思います」
そういって編集Oさんは大きな黄色いロケット型のフセンをペタリとそのページに貼ってくれました。
この黄色のロケットフセンの意味は、「ここの記述が良いのでこの感じを基本としてお願いします」というOさんからのメッセージでしょう。
・・・いや、「すぐに文章の感じがフラフラするから、お願いだからここのページの感じで揃えて!」なんていう強い祈りかもしれませんね(;・∀・)
黄色のフセンを貼っていただけたことはなんだかとても嬉しかったですね。学校の先生たちが点検印を凝ったりしてくれる気持ちが少しわかりました(´▽`)
さてさて、この打ち合わせ後に指導いただいた部分を手直しをして一昨日に再度提出をしたところです。またしばらくしたら打ち合わせに行ってきます。
そろそろ本の中身についてもブログで書けたらいいなと思うのですが、目通しがつくまではまだですとストップかかってます。
頑張って形にして、中身を少しづつお伝えできたらいいなと思ってます。目通しつくよう、黄色のロケットのページを大切にして頑張ります(´▽`)
余談でお送りしました。
今日はこのへんで。
それでは。
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國立拓治
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