続きで書いてきたシリーズ記事の続きです。過去の記事貼っておきますね。
商業出版を目指すということを決心したのは2017年7月でした。
知り合いの塾長である藤野先生@スイングが商業出版をされたことがキッカケです。
「うわ、これだ。これだわ。教室の広さを超えて多くの人に役立てる活動!これを目指してみよう!」
こんな動機ですね。「教室の広さを超えて人の役にたてる活動」がずっと私のテーマでしたから。
まずは出版社に出版企画書を送ってみるところからスタート。そこから出版セミナーに出てみたり、出版企画書を書くコースに参加してみたり、出版エージェントに指導をいただいたり・・・
なかなか上手くいかぬ中、今年の初めに出版社と繋がりのある方とお知り合いになりました。
縁あって応援いただけることになり、知り合いの出版社の編集の方に直接出版企画書を見ていただいたりすることができました。
しかしまぁ、私の力不足で出版決定まで至らないのです。
「すぐに決まることなどマレです。次に行きましょう!」
そんな風に背中を押してくれて、改めて他の知り合いの出版社にアプローチすることに。
しばらくしたのち、その方のお力で東京である出版社の編集の方とお話をさせていただけるという貴重な機会を得ました。
ちょうどフランチャイズの用事で東京に行く機会があったので、こちらから編集の方に連絡をして時間をとっていただき行ってきました。
編集者の方に相談に乗っていただく
出版社の編集の方とホテルのロビーで待合わせをして、ロビーラウンジで相談に乗っていただきました。
謎の塾の先生と話をする羽目になった編集者の方には申し訳ない気持ちありましたが、貴重な機会を逃がすわけにはいきませんからね。
中学生の勉強法について書けたらいいなと思っていること。なかなかその分野での売れている本が過去に無くて苦しいこと。
どんな人たちに本を読んでもらったらいいか、どんな学年へどんな内容を届けたらいいか。
モヤモヤと悩んでいることを相談させていただきました。
相談させてもらう中の話の流れで「勉強の苦手な子ほど筆箱が大きい」なんてことを編集の方がおっしゃったので、
「過去に生徒の筆箱を料理用のはかりで重さを調べてブログ記事書いたんですけど、そうとも言えない結果が出て残念でした(´▽`)」
なんてヤイヤイと話したり。楽しくも充実した時間を過ごさせてもらいましたね。
素敵な切り口を見つけてもらう
そんな風に相談させてもらっている中で、私が抱えていたいろんな悩みが解決するような出版企画書の切り口を、編集の方が提案をしてくれました。
相談の中で出てきた話を紡いで膨らませてくれて。そこから話の流れの中で、ふと。
「あぁ!それいいですね!それは〇〇だし、●●だし、凄い良いですね!」
初対面の編集者の方と意見がビシッとシンクロした瞬間でした。
「良かったらこの内容で出版企画書書いてみてください。A4用紙1枚ぐらいの概要を書いただけの簡素なものでいいですよ」
「出来ましたらこちらで整えたうえで社内で話してみます」
こんな形で相談を終えました。いただいた相談時間はとてもとても有意義なものになりましたね。
帰りがけ、相談いただいた編集の方から少し聞かせてもらいました。今回のこの相談させていただく時間をいただく経緯を。
どうも私を応援してくださってる方がもの凄い勢いで私をプッシュしてくれたみたいなのです!(゚д゚)!
編集の方は笑って話してらっしゃいましたが猛プッシュを受けたであろう感じでしたね。
「うわ~!なんかいろいろと申し訳ない((+_+))私の力が至らないだけなのに、周りの方に多大な力をお借りして、編集の方に時間まで取っていただいて・・」
こんな大きな力を借りて、編集の方にお時間をいただいて、素晴らしいヒントを得ることができました。
指示いただいた出版企画書はその日の東京からの帰りの新幹線の中で仕上げました。気持ちは熱いうちがいい。A4ぐらいの概要なら早ければ早い方が良い。
その日の22時半、新幹線の中から送信を終えました。
やれることはやった。もう今できることは無い。そんな思いでしたね。
応援いただいている方にお礼とお断りを
愛知に帰って来て、次の日に早速応援いただいている方にメールを書きました。
編集の方に伺う感じですと、今回のアポの場を作るためにもの凄く力をかけていただいたみたいで。
私のために大きな時間と大きな力をかけていただいてスイマセン。ありがとうございました。
私の力不足でこれ以上お力を借りるのは忍びなく、今回ご紹介いただいた出版社とのご縁が無かったら、これでひとまずお力を貸していただくのは最後とさせてください。
本当にありがとうございました!
こんなメールを送りました。時間は7月5日13時4分でした。
3分後に届いた衝撃のメール
送付して3分後、ふと見ると新たにメールが届いています。
昨日お時間をいただいた編集者の方からです。
開いてみると・・・
中略
・・その日のうちに企画書をお送りいただきまして、恐れ入ります。
先ほど、弊社代表と編集長に本企画を提案したところ、通過となりました!!
改めて詳しくお打ち合わせさせていただきたく、なにとぞお導きのほどよろしくお願い申し上げます。
・・・
・・
・
( ゚Д゚)は!?
出版が決まったみたいです。お送りした概要を元に手を加えていただき、すぐに代表や編集長にかけあってくれみたいです。即決です。
このときの気持ちを思い出してみます。
まず最初に「( ゚Д゚)は!?」で、その後一瞬だけ「やった!!!!」で、
その後圧倒的に襲ってきた感情は
「フランチャイズ化も動き出したところだし、こんな大きなことがいっぺんに2つも動きだしたりして、俺は大丈夫なのか!??」
でしたね。
1年ごとに1つずつ実現してたらよかったのに!とか思いましたが、こんな思いは「もっと背が高くて賢かったらいいのにな」なんていう中学生のたわごとと一緒ですよね(´▽`)
しばらくモンモンとしましたが、腹をくくりました。
一気に全部は出来ないし、結局やれるのは目の前に迫ることを1つ1つ丁寧に取り組むことだけ。やるしかない。
こんな覚悟で取り組むことを決めました。
これが7月5日の出来事ですね。
こんな経緯で私は商業出版を実現しました。出版を目指すと記事で書いてからちょうど1年かかりましたね。
長いトンネルの中でずっともがいている気がしていましたが、先に見えた小さな白い点が実は出口で、一気にトンネルを抜けました。
生徒たちへ
ここに至るまでの出版チャレンジは5連敗。6戦目でようやく結果を出せました。
うちの生徒の皆さん読んでくれてますかね?ドヤ顔で皆に伝えたかったこと伝えさせてください。
「大人になると努力が実ることがグッと減ってね、なんなら実る方が少なくなったりするんだ」
「努力が必ず実るなんてことは無い。でも実った人は全員努力をしてきている。この言葉を覚えていてほしい」
「君たちがこれから心の底からやりたいことが見つかった時に、極上の努力をとめどなくぶつけることができるよう、今は義務教育の勉強で努力の練習をして欲しい」
「勉強は比較的努力が実りやすいですぜ(´▽`)応援するから2学期も頑張っていこう!」
・・・
・・
・
見えないと思いますが今すごいドヤ顔です(・∀・)
ここに至るまで多くの方の力をお借りしました。一人ひとりお名前を挙げることができぬぐらい本当に多くの方に協力いただき出版までこぎつけました。
頑張って良い本を書いてお礼としたいと思います。
4回に渡ったこのシリーズ記事を終えたいと思います。
今日はこのへんで。
それでは。
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國立拓治
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