OFFです。余談を。
今日読んだ小説をネタに書こうかと思ってましたが、思いのほかその小説がつまらなくてですね、書く内容が無くなってしまったのでゴハンネタでお送りしますｗ
パスポート期限切れでバリへの旅行をチャラにしてしまった先日の連休中、ずっと行きたいと思っていた一宮市の北部にある「山力」という焼肉店に初めて行ってきました。
山力ご存じですか？え、ご存じない？
えーっと、岩倉に大勝（ひろかつ）って焼肉屋ありますよね？・・それもご存じない？
困りましたね。勉強不足にも程があります（勝手に知らない体で進めますｗ）
そもそも岩倉市民が大勝を知らないとか、私に言わせれば岩倉のさくら祭りを知らないのと同義です（笑）
ご説明しましょう。まず岩倉の「大勝（ひろかつ）」とはですね、岩倉が誇る庶民派の焼肉店で、ニンニクが良く効いた中毒性のあるタレで白いご飯が何杯でもいける焼肉店です。しかも安い。
安くて美味い店は混み合うものです。開店時のスタートダッシュを逃すと１時間とか余裕で待つことになる人気店です。当ブログでも何度か登場してます。
親族経営している系列の店がこの尾張北部に何店舗かあってですね、岩倉には「大勝」、江南には「寿屋」、一宮の奥町に同じ名の「寿屋」、一宮の起工業の近くに「すゞき屋」という店があるようです。
私は大勝と江南の寿屋しか行ったことがありませんが、これだけ系列店があるそうです。そして、これらの店舗の総本山が一宮の木曽川にある「山力（やまりき）」というお店なのです。
無煙ロースターの焼肉店が大半のなか、いまだに店内が煙でモウモウになる古き良き庶民派焼肉店です。
私が初めて塾長を務めた教室がこの山力の近くでした。当時の中３男子生徒たちから「山力行こうよ」なんてねだられたことを覚えています。
しかし、恐ろしく混み合うこの店に大勢で行くことなど難しいことは地元の生徒たちが一番わかっていて、結局実現はしませんでしたね。
１７年前からずっとずっと思ってました。いつか山力行きたいなと。
思いがけず大きな時間が出来てしまったので、この長年の想いを叶えに電車で行ってきました。
せっかくの機会なのでいつかブログで紹介できるかもと写真も沢山撮ってきました。撮った写真が役立つ日が今日ですね（笑）ではご紹介します！
昭和で時が止まった焼肉店「山力」は噂通りの名店だった！
最寄り駅「黒田」で下車。徒歩で山力を目指します。
JRが便利な方はJR木曽川駅の方がより近いです。
JR新木曽川駅まで５分程度、そこからさらに５分程度歩いて店に到着しました。
どうですか、このパンチのある外観。昭和で時が止まってますよね。知らなかったら絶対足を踏み入れない店です。
到着時間は１６時半前。いいんです。これで正しいのです。正式な開店１７時に攻めてももう負けです。岩倉の大勝ではほぼ1時間待ち決定タイム。
（2023年追記 書いたときから年月経ちました。開店時間とか混みあう具合とかは食べログで最新の状況を確認してから行ってくださいね！）
１時間とか待ちたくなければ攻めるのは１６時半！
平日でしたが気合入れて１６時半に攻めました。常連とかお客が来ちゃうと店を１６時半とかでもお店を開けるらしいんですよね。
予想通り店は１６時半でもOPENしてました。平日だったのもあってしばらく席に余裕はありましたが、ほどなく席は埋まっていきましたね。
庶民向けな価格の肉をひたすら食うべし！
メニューはこんな感じです。この店で良い肉頼んでもあまり意味がありません。この店はタレを食べてるようなものですから。
おススメは安い肉を白飯でワシワシ食べることです。見ていただいた通り豚とか鶏とか安くて良いです。牛は少々値が張るのでちょっとで良いと思います（笑）
トンチャンとかまるで臭みが無くて相当美味かったです。トンチャンは大勝より好きです。
岩倉の大勝よりも醤油感が強い！ニンニク感は弱い！
岩倉市民に向けて書いてみるとですね、タレは大勝よりもニンニクが弱めです。そのかわり醤油が濃い感じですね。
味の方向性は多少違うものの中毒性は山力の方が上かもしれません。岩倉の方々にも是非遠征して欲しいなぁ。
昭和の雰囲気を楽しむべし！
テレビは残念ながら薄型テレビでした。ブラウン管だったらほぼ昭和だったなぁ。天井はススで黒いとかネットで書かれてましたが、改装したのか綺麗な黒でした。
煙モウモウの店内で焼肉を堪能してお勘定をしてもらいにカウンターに行くと、凄い招き猫が飾られていました。
なんだこれは！？焼肉の煙で真っ黒になってしまったまねき猫！？
恐らくこの店の開店とともにずっとこの店を見守ってきた猫なんでしょうね。店の大将にまねき猫を指さして聞いてみました。
「これ、最初白かったんですよね？」
初老の大将はニコニコヘラヘラと大田先生の方を見ながら答えてくれました。
「そうそう、お姉ちゃんと一緒で白かったわ～」
なんと昭和的な返答をしてくれる大将でしょう（笑）この人懐っこい笑顔の大将と共にこの店は愛されてきたんでしょうね。
大勝の味に親しんでいる岩倉市民も、寿屋の味に親しんでいる江南市民も、是非山力に遠征してみてください。
キリオ（木曽川のイオン）からもほど近い立地です。駐車場も店の右に２０台ほど、さらに右手にはコインパーキングが１０台ほどあるので車でも攻めることができます。
昭和の雰囲気を色濃く残すこの店で、大勝や寿屋の原点を楽しんでみてください。安いし美味いし、激しくおススメしておきますね！
攻め方は「臭いがついても良い服で１６時半攻撃開始」ですからねっ！
全力余談でお送りしました。
今日はこのへんで。
それでは。
「焼肉の山力」のお店情報
國立拓治
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