OFFです。余談を。
5種の天むすを食べ比べてランキングをつけ、一番のおススメ天むすを決定しようという記事の続きです。前回の記事はこちら。
いよいよ食べ比べ開始というところでしたね。
さあ天むすたちよ、包装紙をとってその姿を見せてくれ!(変なノリ)
おおお!これは!
なんという神々しい景色でしょう。こんな絵を見たことがありません。素晴らしいですね。
手前から
「天むすびの多香野(名古屋市瑞穂区)」、「元祖天むす千寿(三重県津市)」「地雷也(名古屋市東区)」「天むす千寿(名古屋市中区)」「手づくり天むす双葉(名古屋市西区)」です。
審査員は私と講師と元講師の皆さんの7名で。ちりめん山椒グランプリのときにも審査員をしたベテラン揃いです(^^)
さあ、早速食べ比べていきましょう。皆で味が上品な千寿からスタート。
速攻で全種類を食べ終えた竹浦先生は「もう1位は決まりました」と即決でしたね。(竹浦先生の1位は全体の1位でした)皆でやいやい言いながら食べていきました。
では私が食べた感想を写真と共にお送りします。
元祖めいふつ千寿(三重)
天むすはこの店が元祖です。エビ天は基本ゴハンの中に。一口食べるとまずはご飯の美味しさに唸らされます。
ご飯は2升炊きの釜であえて1升で炊くというこだわり。この炊き方が効いてか一粒一粒がしっかりとふっくらとしていて旨みが強い。
三重県産コシヒカリらしいのですがコシヒカリの良さが存分に出てます。ここにエビ天が入っているのにまるでくどくない。
最高級のコーン油を使っているとか。さすが元祖。上品な味わいです。原材料名を見ると・・
三ツ葉が入ってます。これは天ぷらの衣に入っていてサッパリさせてくれてますね。
また、こしょうが入ってるようなのですが、実食してもよくわかりませんでした。わずかな量なのかもしれません。
とにかく優しく上品な味わいの一品でした。さすが元祖。
天むす千寿(名古屋)
三重の千寿から暖簾分けされ、世に広めたのはこちらの名古屋の千寿。見た目はソックリです。
一口食べると三重の千寿と感想は一緒です。コメが美味い。圧倒的なコメの美味さ。これが千寿の大きなアドバンテージです。
大阪の盛岡先生におススメして召しあがってもらったときにも第一声が「米が美味い」でした(´▽`)
さて、二口目が三重の千寿と違います。なんというか天ぷらの味わいが気持ち華やかです。
他の審査員が言うには三重との違いは・・・「コショウかな」とのこと。
三重の天むすよりもコショウの量が多いようで、エビ天の味が気持ち華やいでいる印象です。
コショウというのは素人の推測ですけどね。でも確かに2つの千寿の味は違いました。これは私の中で大きな発見でしたね。
名古屋の千寿の原材料もほぼ同じ感じですね。
ネットで調べたらこちらは綿実油100%サラダ油を使用しているとのこと。事実関係はわかりませんが、サッパリと食べれるのはこのおかげかもと。
千寿ブランドは伊達じゃないです。三重と名古屋、甲乙つけがたくどちらも素晴らしいですね。
地雷也
千寿よりもエビ天にコクがある。しっかり油を感じて食べ応えがある。
これが地雷也に対する私の印象です。千寿よりも大きさは一回り小さく、エビ天がSNS映えよく頭を出しているのも特徴でしょうか。
地雷也は消費期限が千寿よりも短いです。食べ比べ当日昼前に買いに行ったら、消費期限が夕方5時でした。千寿は夜8時なのにです。
油をしっかりと使っているから消費期限を短めにしてあるのかもしれません。
そんな中、食べ比べ会は夜7時からでした。地雷也さんゴメンナサイ。少々不利な状況でした。
消費期限は飾りでは無く、やはり作りたての午前に食べる地雷也よりも味が落ちていた印象です。
冷めても美味しい天むすですが、地雷也は早めに食べてほしいですね。また作りたてのベストの時に千寿と勝負してもらいます。
いろいろ言葉並べましたが、今日はコンディション悪くダメでした。いや、地雷也はもっと美味しい。気になった方はどうか作りたての暖かいうちにどうぞ。
原材料はこちら。こちらはキャノーラ油ですね。カラメル色素以下のものが嫌な感じ。良く分からんものが入ってるのはちょっとビビりますね。
天むすびの多香野
ネットで調べて知った店です。瑞穂区とか食べ比べ泣かせの店ですが、後藤先生がヒマだったので買いに行ってくれました(´▽`)
まず外観から違いを発見しました。天ぷらにコーンが!?なんだ?海老だけじゃないのか?
一口食べると口いっぱいに甘味が広がります。この甘味は・・・玉ねぎ!
熱を加えた玉ねぎ特有の甘味が口に広がります。あ、さっきのコーンまで甘味に追い打ちを。
ちょっとしたかき揚げのような雰囲気です。食べ進めると海老が出てきました。なんなら海老も甘味がありますからね。
素材の甘味で全体が覆われた天むす。旨みもしっかりあります。ムムム、美味いなこれ。天むすの世界が広がりました。
ただ、なんといいますか、毎回毎回食べたいという感じでは無く、たまに食べたい感じでしょうか。
飲食店の季節限定もののような扱いで食べたい感じですね。
原材料などの表記はありませんでした。
双葉
失礼ながら双葉には「ノーブランド」代表で出場してもらってます。
朝から新幹線に乗って出張するときに、とにかく天むすが食べたいとなり、有名店の商品が見当たらないときはこういった商品を購入します。
天むすって大外れありませんから。テストの点数に例えると最低でも65点はありますね。
こちらは双葉という会社のもののようですが、「手づくり天むす双葉」とネットで検索をかけてもまるでかかりません。
電話番号を検索かけても事業者未登録と(゚д゚)!失礼ながらノーブランド認定させていただきます(^^;)
食べるとですね・・・これが美味いんです。
天ぷらの衣に味がしっかりついている感じです。しょうゆ系の味わいを衣に感じました。この衣の味で「美味い」に持っていかれている感じです。
雰囲気イケメンみたいな感じですね(^^;)ディスったように書いてますが美味いです。
食べ比べは以上です。食べてから7日後にこの記事書いてますが、各天むすの特徴はしっかり覚えてましたね。
天むす5種の食べ比べランキング発表!
さて、この5店でランキングをつけます。1位5点、2位4点とつけていって、全店舗に点数を割り振り投票します。
7人の審査員の審査の結果はこちらです!
天むす千寿(名古屋)が1位を獲得!
1票差の2位は元祖天むす千寿(三重)が!
千寿のぶっちぎりワンツーフィニッシュで幕を閉じました!!
千寿が圧倒的でしたね。やはり米が美味いというアドバンテージはデカいなと感じました。あとはサッパリと食べることができるのも強みですね。
言わずもがなエビ天も余裕で美味いですし、詰まる所千寿は天むす界では横綱ですね。
名古屋と三重の千寿がそれぞれ「西の横綱」「東の横綱」といったところでしょうか。
1点差は好みの問題。とにかくサッパリと食べたいなら三重の千寿、気持ちコショウの風味を感じたければ名古屋の千寿ですね。私は名古屋の天むす派です。
地雷也さんはコンディションが良ければ3位には上がるかな。千寿を脅かすかどうかはわかりませんけどね。
とても楽しい食べ比べ会でした。審査員の皆さんありがとう。天むすに合う料理を作ってくれた大田先生ありがとう。
今度は作りたての天むすを食べ比べたいですね。また企画してみます(´▽`)
食べたくなった天むすフリークの皆さま、前回に引き続き名古屋駅の天むすマップ貼っておきますね。
先週火曜に名駅であった勉強会の帰りに澤木先生と歩き回って手に入れた仕入れ時間の情報や追加の店が追加されています(;・∀・)
仕入れ時間とか店員さんに聞いて回りました(笑)デリカステーションの向かいにも名古屋の千寿が売ってたのは大発見でした(^^)
購入の際に参考にしてください。また新幹線ホームの中の売り場も網羅した完全版が出来たらまた公開しますね。
(追記 出来ました!追随を許さない天むすMAPが!↓)
・・・ですから、こちらは塾のブログですってば(゚д゚)!
呆れるほどのOFFの余談でお送りしました。
今日はこのへんで。
それでは。
ワンツーを決めた千寿の両横綱。左が三重で右が名古屋です♪
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國立拓治
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