塾での質問の仕方について記事を書きたいなぁと前々から思っていました。暖めていたこの想いを具現化し、質問に対する7つのコツを書き出してみました。
1つ1つの内容を掘り下げて1つ1つの記事として書こうかとも思いましたが、また後日にするとして今日はダイジェスト版をお送りします。
5月までにこの内容で掲示物を作って、生徒たちに伝えていきたいですね。
題して
質問の仕方を学ぼう!~質問マスターになる7つのコツ~
それではお送りします!
1解答の無い問題は取り組まない質問しない
答えの無い問題は、学校の宿題じゃない限り取り組まないようにしよう。合っているかをすぐに確かめることができない問題に取り組んでも意味が無い。間違えた問題を出来るようにするのが勉強だから。
質問を受ける方も難易度が高い問題に関しては時間を割いて解かなくてはいけないし、解いた答えが常に100%合っている保証は無い。
双方良いことナシ。よって解答の無い問題は取り組まないこと!質問しないこと!
2調べたら簡単にわかるものは質問しない
「それ教科書見たら一発ですやん!」「それ辞書調べたら一発ですやん!」というものは質問しないこと。
自分で調べるクセをつけよう。調べてもわからなかったり調べ方がわからないときは質問においで。
3解答の解説を読んでから質問する
解答の解説を読んで自力で解決することに挑戦しよう。質問に答えてくれる人がいつも近くにいる環境は中学生までだ。
これからの自分の勉強のためにも解答の解説を真剣に読むこと。読まずに来たら追い返します。読んでもわからないときは質問においで。
4「全部わからない」は禁句
このセリフを口にしたら追い返すようにしてます。丸投げで一から十まで説明をしてほしかったらお金を払って授業を受けなと(笑)
質問するという行為と質問に答えるという行為は先生と生徒の共同作業です。
生徒のあなたがわからないところを伝える努力をしないならば、こちらも教える努力を放棄します!
5質問箇所を説明できるようにしてから質問する
同じ問題の質問であってもその質問の内容と深さは千差万別です。
「解説の3行目まではわかったんですが、4行目に出てくる式の意味がわかりません」
「解説にはこのような解き方で書いてあったのですが、こんな解き方ではダメですか?」
「解説の最後の行のこの計算で2倍している意味がわかりません」
ここまで具体的に質問をしてくれたならば、寄り道することなく、深すぎず浅すぎず、ピッタリの説明をサッとしてあげることができますよね。
質問は先生と生徒の共同作業です。(←このフレーズちょっと気に入ったw)しっかり説明できるように心がけてね!
6一気にたくさん質問をしない
質問をしたい生徒は君だけではないし、先生も君一人の質問を受けるためだけにいるわけじゃない。
だから「先生、質問めっちゃある。20問ぐらいあります!」とかいうのはマナーとしてダメです。
20問の質問を自分のためだけにずっと教えてほしいならばやはりそれはもう授業だ(笑)お金を払って授業を受けなさい。
一度にする質問は多くとも3~5問程度にしよう。時間にすると1回10分前後かな。一度戻って解き直しなどして、しばらくしてから再度質問させてもらうようにね。
7質問後は必ず解き直す
質問後も油断禁物。質問した問題は必ず解き直すこと。「わかるとできるは別」というのは有名な勉強格言ですね。
質問してわかったつもりになること多いです。実際に自分でやってもできるかどうかを必ず確かめてみてください。
解き直してみてやっぱりわからなくなったならば、また質問においで。
以上です。
ダイジェストでお送りしましたが、どれも質問のときに心がけて欲しい内容です。
特に「3・5・7」はとても大切なのでよく読んでおいてくださいね!
ちなみにこの内容でJTの大人たばこ養成講座風に掲示物を作成予定ですw
またできたらこちらでご紹介しますね。
今日はこのへんで。
それでは。
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國立拓治
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