名城大学附属名城高校の塾向け説明会に参加してきました!過去の記事を見てみると3年ぶりです。
久々の名城の説明会。名城ってどんなところだったかを復習する感じでご紹介したいと思います。
名城大附属名城高校は22年前に男女共学化を実施した私学です。
男女共学化したその年は、過度の人気の高まりを予想できず、一般入試不合格を何人か出してしまったのは苦い思い出です。
その数年後から今日まで19年連続県内私学の受験者数ナンバーワンなのだそうです。
この写真の右にゴツイビルのような校舎がそびえたっています。8階まである校舎にはエスカレーターが備えられています。
基本的に真面目な高校といった印象。立地の良さもあり、遠くは三重からも受験者がいるとか。
8階のこのホールで毎回説明会は開催されます。時計に使われている青色発光ダイオードは名城大教授の赤崎教授の開発でノーベル賞を受賞。名城の誇り。
国が指定するスーパーサイエンスハイスクール(SSH)とスーパーグローバルハイスクール(SGH)。名城はどちらも指定されています。
学科とクラスがいくつかあるのですが、気を付けるのは2点。
●スーパーサイエンスクラスと国際クラスは一般入試では選ぶことが出来ない。
●普通科から総合学科への転科合格が出なくなった。
図解したものがこちらです↓総合学科への転科合格が無くなったのは痛いです。より受験しづらくなりましたね。
大学進学実績は以下の通り。尾張の公立進学校のように国公立大を目指す指導が強くないので、この感じです。
名城への合格者数の具合もチェックを。特進クラスは名城には入れないような認識でしたが、一部で名城を抑えにして上位難関大を受験するような生徒がいるそうです。
ちょうど学校祭の日程に重なって生徒たちの授業が無かったので、3人の生徒が探求の授業について直接プレゼンしてくれました。
国際クラスの3年生たち、まぁ堂々たる振る舞いで立派なプレゼンでした。「うちに講師として来てくれんかな」なんて思った先生は私だけでは無いはず(´▽`)
どこの私立高校も大学進学実績を猛アピールして、「だからうちの高校を勧めてくれませんか!」となるのですが・・・
進学に直接関わらない内容で、どういった指導を高校でしているのかに大きな時間を割いて説明をしてくれてましたからね。
ここが王者名城たるゆえんかなと。横綱相撲ですよ。
以上です。
話があっちこっち飛びましたが、つまるところ真面目な良い高校ですね。
数年前まで8,000人越え、今春も7,000人の受験者数を誇る名城。全国的に見てもここまで受験者数を集める高校はマレじゃないかと。
人気が高く滑り止めとして機能しづらいことが短所でしょうか(^^;
いまや江南高校レベル以上を目指す生徒の滑り止め校と言って良いですね。
参考になると良いです。
今日はこのへんで。
それでは。
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國立拓治
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