昨日の続きでサッと書いておきますね。
昨日は私立高校一般入試の当日点目安は6割です！なんて話題でしたね。
今日は流れで私立高校の推薦入試について知っておいて欲しいこと書いておきますね。
ズバリお伝えすると。
愛知県の私立高校推薦入試は中学で推薦が決まった瞬間にほぼ合格が確定！
ということです。ちょっと切れ味悪い表現で書いてます。「ほぼ」の２文字は外せませんね(+_+)
切れ味が悪くなるのは例外が少しだけあるからです。例外書いておきますね。
・名古屋・滝・椙山の推薦入試を受験した時
→これらの高校だけは確定では無いです。（※情報もらったので追記で滝・椙山を加えてます）
・白紙答案提出するなど生徒に入校の意志が無い時
→ごく稀に本人が納得せずに家族がこの進路を決めた時などに、本人が反抗して起こることがあるって高校の先生から聞いたことあります。
この例外パターンにハマらなければ、中学校が推薦を出した時点で合格確定です。懇談会で「推薦出せます」の言葉をもらった「す」のところで合格確定ですよ(笑)
25年以上愛知県で高校入試指導をしてきていますが、私が指導してきた生徒の中で私立推薦入試で不合格になった生徒は1人もいません。25年以上もですからね。
（脱法行為で推薦が取り消されたなんて話は聞いたことありますけどね。タバコで捕まったらダメだわ~）
当日点があまり取れなかったとしても大丈夫です。
点数があまり取れなかったからと推薦入試で不合格が出てしまっては高校と中学の信頼関係が崩れてしまいます。
もしもそんなことになったならば…
「内申がこれだけあったら推薦出してＯＫって言ったやんけ！」
「どうすんだよ！公立のこと想定してないわ！お前が家族に説明せいや！」
「もう来年からお前の高校に生徒送らねぇからな！」
なんて、中学校は高校にガチギレでしょう(´▽｀)
私立高校の推薦入試が決まった生徒はそこから過去問演習に入ることが多いです。しかし、その過去問演習は正直必要ありません。
複雑ですよ。入試に向けて頑張ろうと動き出しているわけですから。
だから、その気持ちを尊重しつつ、私は生徒にこう話します。
「私立推薦入試は中学から推薦もらえた時点で合格は確定しているんだよね。白紙答案を出さない限り、点が取れなくても合格するんだ」
「入試を頑張りたい気持ちはよくわかるけど、正直ここは入試の難易度に合わせるんじゃなくて、自分のレベルに合わせて、英語と数学の総復習に充てた方が良いと思うよ」
「英語と数学は積み重ねの教科で、高校からも引き続き積み重ねていくから、中学で習ったところをしっかり積み直しておくとやりやすくなるからね」
こんな感じでしょうか。
推薦用の問題と一般用の問題は別ですし、推薦用の問題は過去問集に収録されていないことの方が多いです。
気持ち鎮めるべく一般用の過去問をやってみてもいいですが、恐らく当日と問題構成とか難易度も違いますよ。
私立高校の推薦入試が決まったならば、入試突破のための勉強ではなく、是非高校に向けた準備としての勉強に取り組んでください。
以上です。
ズバッと書いてますが他府県は知らないですよ。愛知の話ですからね。
伊丹校の美納先生に兵庫県の状況を聞いてみたら、私立高校の推薦入試自体が無いっておっしゃっていたように思います( ﾟДﾟ)ﾅｲ!?
愛知の私立推薦志望の方は知っておいてください。
ゴメンナサイね、「落ちるかもしれないから」なんて言って生徒に入試問題で勉強させようとしていた皆さん(´▽｀)
是非正しいことちゃんと伝えてあげて、よりその子にフィットした勉強に取り組んでもらいましょう！
当たり前のこととして知っておいて欲しいこととしてお送りしました。
今日はこのへんで。
それでは。
いいですか、名古屋高校だけは推薦入試でも不合格出ますからね。
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國立拓治
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