愛知の私立高校の推薦で不合格が出るのは名古屋高校と修文学院食物調理科!

長ったらしいタイトルになりましたね。お伝えしたいことをタイトルに収めたらこうなりました。

今日は修文学院の先生が新しいパンフが出来たと持って来てくださいました。

今春の生徒は昨年の二倍以上の生徒が入学してきて、慌てて新しい校舎を建てているところです。男女共学化されて勢いがある高校ですね。少し前にもその状況ご紹介しました。

本当は明日発売の新刊の宣伝を続けようと思っていたのですが、ちょっとスルー出来ない情報を得たのでお伝えを。昨日修文の先生が来訪されま...

元々食物調理科が人気の高校ですから、この修文学院人気がかぶさって今春の入試がどうだったのかを聞いてみたら…

食物調理科の推薦志願者が定員数を超えてしまったそうです( ゚Д゚)

尾張地区で高校3年間で調理師免許を取れるのは修文学院だけですからね。人気が高いわけです。

修文女子高校が2022年春より男女共学化となります。「修文学院高校」という名称になるようです。 修文って、一宮駅から徒歩15...

この状況、普通科であれば「嬉しい悲鳴!」なんてニヤニヤしながら追加のクラスの準備をすればいいんでしょうが、食物調理科はそうはいきません。

調理実習室とか設備が2クラス分しか無いので、残念ながら定員厳守なのです。2クラス80名が定員ですね。

で、どうも国の決まりで「推薦入試で定員を満たしてしまったので一般入試実施しません。ゴメンナサイ!」なんてことは出来ないらしく、推薦入試では志願者が定員超えて志願者がいても、一般入試枠を残して合格者を出さなくてはいけないらしいのです。

これで推薦入試なのに不合格者が出るという状況が出来てしまっているのです。

まとめます。

愛知県の私立高校推薦入試で、特殊な例を除いて不合格者が出てしまうのは、「名古屋高校」と「修文学院食物調理科」の2つじゃないでしょうか。

よく覚えておいてください。

ここで修文の食物調理科は苦肉の策を。

「普通科など他の学科に転科で推薦合格出すことが出来ます。希望あれば転科の希望を出しておいてください」と、志願者に呼び掛けたそうです。

今春はこの形で残念ながら食物調理科で合格出せなかった生徒たちも、他の科に転科で合格を手にし、通学してくれているそうです。めでたしめでたし。

今春はめでたくこんな決着をみせましたが、志願者の中には「食物調理科じゃなかったら家から近い公立行くよ」なんて子も今後出てくるかもしれませんよね。

もしくは、「一般入試でもう一度チャレンジするよ」なんて子もいるかもしれません。

食物調理科を推薦で受験するときのパターンを整理しておきます。2パターンになるかと。

その1 

推薦入試で受験。他の科への転科合格を希望。(最低でも他の科で合格がほぼ出る)

その2 

推薦入試で受験。他の科への転科合格を希望しない。(食物調理が通らなければ一般入試で再挑戦可能)

こんな感じでしょうか。食物調理科の一般入試は本当に狭き門で、勝手な想像、片手で表現できるぐらいの生徒しか合格者は出ないのでは無いでしょうか。

たくさん志願者がいるわけですから、高校側もビシッと80名で生徒を迎え入れたいですよね。

食物調理科志願の生徒は、立地や校風を気に入って修文学院への入学を目指していればその1で受験するといいでしょう。

また、とにかく食物調理科が希望で、そこに入れなかったら家から近い普通科に通って高校卒業後に調理系専門学校に通うというビジョンがあれば、その2で受験するといいでしょう。

自分の希望に応じて使い分けてください。

中学の先生は推薦入試なのに不合格になるかもしれないという食物調理科の状況を危惧して違う高校を勧めてくることあるみたいです。

高校を出てすぐに調理師として働きたい人はしっかりと先生に主張してください。

「僕がもし推薦する基準を満たしているならば、不合格になることも視野に入れて一般で受験する他の高校も準備しておきますので、是非修文の食物調理科を挑戦させてください!」

といった感じですね。

参考にしてください。

お土産にコーヒーをいただきました。

これ、食物調理科の生徒たちが一宮のベースコーヒーとコラボして、生徒たちが実際にテイスティングをして作ったコーヒーらしいです。

ベースコーヒー美味いですよね。豆とかたまに買いに行きますよ。今は覚王山にも店を出してるとか。

なんだか楽しそうですよね。

興味湧いた方は是非学校説明会に参加してください。

申込はHPからどうぞ→https://www.gakuin-hs.shubun.ac.jp/opschool/information-session.html

推薦入試なのに不合格になるかもしれない修文学院の人気学科のご紹介でお送りしました。

今日はこのへんで。

それでは。

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國立拓治

愛知県岩倉市と兵庫県伊丹市にあるさくら個別指導学院の塾長。2005年より愛知の中学生親子の力になれるよう当ブログを日々更新。月間最大50万PV。拙著「くにたて式中学勉強法」は12刷重版!著書累計は6万5千部突破!休日は余談も発信!3度の飯より飯が好き。詳しいプロフィールはこちら。