私立高校普通科の一般入試当日点合格目安はズバリ6割!

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なるほど。「私立高校の過去問でどれぐらい点数を取れたら合格できますか?」という質問ですね。

何度か書いてきましたが、改めて書いてみますね。

國立拓治

愛知県岩倉市と兵庫県伊丹市にあるさくら個別指導学院の塾長。2005年より愛知の中学生親子の力になれるよう当ブログを日々更新。月間最大50万PV。拙著「くにたて式中学勉強法」は12刷重版!著書累計は6万5千部突破!休日は余談も発信!3度の飯より飯が好き。詳しいプロフィールはこちら。詳しいプロフィールはこちら。

まずは覚えておいてほしい大前提。

私立高校一般入試の筆記試験は基本的に6割取れたら合格する!

ということです。

他府県の状況は知りませんが、少なからず愛知はこの通りです。

テストが簡単過ぎて100点連発してしまうと合否を決められなくなってしまいます。逆に難しすぎて0点連発してしまうとこれも合否を決められません。

これらを避けて、受検した生徒たちの点数が上手いことばらけて、順位をつけることが出来るように作られています。

当たり前ですが学校ごとで問題を作成するので、学校によって入試問題がの難易度が違います。

おそらく各校が平均点が6割になるように作っているのではないかと。そして、その平均点ぐらいを取ることができたら合格になるように調整しているのだと思います。

ここが公立と違うところです。

公立は1種類のテストで全ての高校を選抜する必要がありますから、最難関校は9割5部、難関校は8割、中堅校は7割、下位校は5割…なんて、高校ごとに取るべき点数がズレてきます。

この違いを知っておいてください。

あらためてまとめますね。

私立高校一般入試は6割取れたら基本的に合格する。

公立高校一般入試は高校ごとで合格する得点は変わる。

です。理由は私立は高校ごとで問題作成、公立は1つの問題で全高校を選抜だからです。

さて、私立高校の受験も近づいてきてます。

皆さんも質問者のように受験予定の高校の過去問を手に入れてやってみてください。何割取れるかで勝算がどれぐらいあるか見えてきます。

過去問には配点が書かれていないことが多いです。また、まだ未習の部分もあるやもです。そういうときは、解くことが出来た問題数のなかで何割取れたかを計算して判断するといいです。

過去問が結構値段高いです。が、時間配分の目通しを付けるためにも過去問はやっておくといいなと思います。

ホームページに過去問を掲載してくれているところとかもありますから無料で手に入る場合もありますね。チェックしてください。

過去問を解いてみて、あまりに点数が取れない時は受験校を変更の相談をしてもいいですね。その判断は基本的に6割ラインですよ。

で、追加で一応お伝えしておくと、

「特進」は普通科よりも点数が必要!

ということです。特進は特別進学コースの略で、レベルの高いコースですよね。

基本的のその高校の普通科は6割で合格というのは変わりません。

で、例えば特進になれば7割取れないと通らないとか、特進は6割5分が目安とか、各高校によって普通科より上のコースでは6割が合格目安にならないということです。

そりゃあ特進が普通科と同じ点数で合格が出るなんてことはありえませんよね。(特進用に入試問題を作成している場合は6割目安かもしれませんが)

特進はもっと取れなければ合格は出ません。それが何割なのかは確認できるといいですね。

肌感で言えば「特進は7割取れればよほど通る」かなとは思います。

特進の合格目安は高校見学に行ったときとかに、個別相談会でその高校の先生に直接聞くとわかるでしょう。確実性も情報鮮度も最強です(^^)

「特進は過去問で7割ぐらい取れていたら大丈夫でしょうか?」とか「特進はさすがに入試問題6割ぐらいの正答率では合格で無いですよね?」なんて質問してみるといいです。

おそらく直接的な明言を避けながらも、目安をほのめかしてくれることでしょう。

明言できない高校側の想いも感じつつ、せっかく学校見学に行ったなら個別相談会を申し込んで、こんなやりとりを楽しんで下さい。

さて、いただいた質問についてお答えしておきます。書いていただいた正答率を安定的に取れるようでしたら、いずれも高い確率で合格出来るのではないかと考えます。

ここから当日までの伸びも踏まえてですから、気を抜かずやってくださいね。

「滑り止めはどれだけとれたら安心?」に関しては個人の感じ方次第なんでなんとも言えませんね。言えるのは6割取れていたらまず合格しますというだけ。

私個人の感覚で言えば、「現状は充分安心では無いか」と思います。

高蔵の過去問演習はもうやらなくていいですよ。前日に1回、時間配分確認がてらやってもいいかなぐらいです。

中京の過去問は合格目安に届いてますが、安定してとれるのかどうか、もう少しやってもいいかなと。

いずれにせよ愛知は公立2校受験出来ることを考えると、予定外に私立に進学する確率はとても低いですよね。

公立入試にピントを合わせた勉強を中心にされることをお勧めしておきます。

以上です。

私立高校の当日点の目安についてお送りしました。

今日はこのへんで。

それでは。

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國立拓治

愛知県岩倉市と兵庫県伊丹市にあるさくら個別指導学院の塾長。2005年より愛知の中学生親子の力になれるよう当ブログを日々更新。月間最大50万PV。拙著「くにたて式中学勉強法」は12刷重版!著書累計は6万5千部突破!休日は余談も発信!3度の飯より飯が好き。詳しいプロフィールはこちら。