このブログの更新通知用LINEにありがたい連絡が舞い込みました。こちら。
今年、子どもが2次募集で高校を受けました。
もし、興味があるのならレポートします。
尾張北部の塾だと興味ありますか?
ありがたい申し出ですね。この方は教育委員会に請願書を出そうかなんて話題の時にも協力をしていただいたご家庭です。
こうして発信を続けていると、情報が舞い込むのでありがたいです。
ありがたく二次募集受験のレポートをいただいて、二次募集利用を検討しているご家庭の参考にしてもらいましょう。
國立拓治
特定に至らぬように、数値とか高校は変えたりぼやかしたりしながらお伝えしていきます。
いただいたメッセージを順にご紹介していきます。まず↓
2次募集に至ったわけですが、子どもの内申29で第一希望がA高校でした。
塾はS鳴です。S鳴は真ん中層にはあまり強くないのですが、部活の活動が多く、個別だと振り替えが続き、子どもがS鳴の方が良いと言うのでお世話になりました。
住居の関係でA高校と合わせるのがB高校になります。
ここ数年、B市にある3校ほぼ定員割れしています。(高校のレベルはこの状況→ A高校 > B北高校 > B高校 )
学力的にB北高校かと思っていたのですが、どうしてもチャレンジしたいというので、A高校-B高校のセットで考えていました。
が、B高校は定員割れがひどく、生徒数が定員240のところ120~160となってました。
部活の関係で子どもがB高校よりB北高校に行きたいと。あと、年収の関係で私立の助成金が受けられなくなりそうと言うことも問題になりました(単身赴任で見かけだけの年収があがったのです)
そんなわけで、受験はA高校1校にし、定員割れしたらB北高校かB高校を受けるということになりました。
受験するまでの経緯ですね。
二次募集を利用する利点としては、一般入試で組み合わせることが出来ない2校を受験することが可能となる点です。
1群の高校と2群の高校は原則組み合わせられませんが、定員割れを起こして二次募集の権利を有していれば可能ですよね。
二次募集の出願資格についてはこちらに書いてます↓
さて続きです。
結果はB北高校は定員割れせず、当初のセット、B高校を2次で受け、来年度からB高校の生徒です。
B北高校は定員割れを防ぐため推薦24人のところ36人とり、定員割れを回避した、という結果です。
定員割れしないかもしれないのは倍率で予感はあったので、本人も志望校変更せず、B高校も納得はしています。
2次試験はこのようになってました。
B高校は面接がありました。
定員割れして志願者がいたB南高校はホームページをみる限り、面接はなかったようです。面接は1対3だったそうです。一人3つくらいの質問をされたそうです。
「学力検査ⅠとⅡの2つだけなんですね?」なんて聞いてみると……
いや、5教科あります。
学力検査1で、国数英のテストで、1教科15分程度です。英語のヒアリングはありません。
学力検査2では理科社会で、こちらも1教科あたり15分のテストです。
最初の作文は高校生活で実現したいことを実体験を交えて書きなさい、という感じだったそうです。
なるほど。作文は40分程で書くと。そして1科目あたり15分ほどで、Ⅰが45分、Ⅱが30分です。
15分というのはあくまで目安であって、厳密に15分で次の教科へ移れとかいうわけではなく、自分で時間配分を調整する感じですね。
どんなテストか知りたかったので数英を送ってもらいました。おおお、これは!
貴重なテスト画像ありがたいです。(1枚目の画像は宿題スキャナーで書き込み消しました!)パッと見た感じ一般入試より簡単に作ってある感じですね。
二次募集で実際にこのテスト結果を元に不合格になった話を聞いたことが無いので、言葉選ばずに言うと「テスト」というより「儀式」「お飾り」といった感じが強いでしょうか。
白紙答案出すような展開あれば不合格あるやもしれませんが、実質お飾りのテストでしょう。
そうはいっても、実際に受ける人はドキドキするし、どんな問題が出るのか知りたいですからね。貴重な情報に感謝。
私から質問を1点だけ。
「中学の先生たちは(二次募集の受験を視野に入れた公立一校受験と私立非受験に関して)スムーズでしたか?反対されましたか?」と。返信は↓
私立に関してはスムーズでした。補助金が出ない年収だと言ったら、その後は何も言ってきませんでした。
公立じゃないとダメだというならB北高校なら推薦取れるかもしれない、考えて欲しいとは数回言われました。
子どもにはこの時とこの時が志望校変更出きる時だよと声はかけられていたようです。
親としては大学が全入時代に入り、この偏差値だと推薦にのまれて、ギリギリチャレンジはもうすることないかなぁと思っているので本人がチャレンジするというなら応援しようと思ってました。
なので、親は強く反対はしなかったので、先生も強く言えなかったのかもしれません(笑)
子どもには付近の高校は定員割れ状態なので、「こういう選択はあるが、決めるのは自分で。親が~って言ったからという気持ちがあるなら、B北高校にしなさい」と何度か話はしましたよ。
(実際仲良い子はB北高校を推薦で決めましたし)
S鳴は真ん中層にあまり興味がないようなので、強くは言われませんでした(笑)
とのことでした。
二次募集受験のことがよくよくわかりました。ありがとうございました。
中学校によってはまだまだ二次募集利用に反対スタンスのところもあるかと思いますが、いろいろなリスクを全て考えたうえで出した結論だということであれば、「二次募集狙いの私立非受験」もぜひ押し切ってください。
進路主任と学年主任が首を縦に振らなければ、校長に、校長が首を縦に振らなければ、自治体の教育委員会に、自治体の教育委員会が首を縦に振らなければ愛知県教育委員会に……。
そこまでこじれることは無いとは思いますが、郡部であればあるほど硬直的な考え方の先生がいることあるので、覚悟を持って交渉を。
愛知県公立高校入試二次募集受験の参考にしてください。
今日はこのへんで。
それでは。
サムネイル画像は最近二次募集が続く丹羽高校。綺麗な写真なんですぐ使っちゃいます。本文の内容とは関係ありません。
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國立拓治
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