OFFです。バリバリの余談を。
私事ですが三度の飯より飯が好きです。中でも京都のちりめん山椒については自称第一人者です(笑)
今日はお盆休み最終日ですし、好きなちりめん山椒についての話をぶちかましておきましょう。
過去2回に渡って最強の京都ちりめん山椒を決定するちりめん山椒グランプリを開催してきました。
その模様はこちらから↓
第一回は「しののめ」と「やよい」の同率1位優勝、第二回は「しののめ」のぶっちぎり優勝でした。
しののめという店の強さが際立つ2回の大会でしたが、実は1回目と2回目のしののめのお店は別のお店でした。
第一回は京都北区にある本店の商品でエントリーしました。
第二回は京都中京区寺町に2012年にできた分店の商品でエントリーしました。
同じ店名だし味は一緒だろうと店を変えてのエントリーだったのですが、衝撃の事実を知るのです。
どうも本店と分店で味が違うらしいのです。
味の違う2店が京都市内の強豪店を抑えて2店とも栄光を掴むとか凄いですよね。しののめ恐るべしです。
ここでウズウズしてくるわけです。「で、本店と分店、どっちの店が美味いんだ?」
おそらくこんなことでウズウズしてるの私だけでしょうが、早速食べ比べて見ることにしました。
ハシゴをして買いそろえてきた!
言っても買いに行くのは3回目。過去2回ちりめん山椒トークを店主や奥さんと繰り広げてきてますから、今回は奥さんが私に気がついてくれました。
「あの・・ブログ書いてるっておっしゃってた方ですよね?」なんて(笑)
店主は本店の母に学んだ製法を忠実に守り続けているとのことでした。味にこだわって作ることで商品はどうしても日持ちがせず、百貨店の催事なんかに出店しないかと声がかかることもあるものの味を落とさないために断ってるなんておっしゃってました。
味を中まで染みこませるために、水分がなくなるまで炊き続けて作るそうです。そんな話を聞けば聞くほどファンになっちゃいますね。
さて、初めて足を運んだ北区の本店です。ここからしののめが始まったのか~。感慨深いです。
暖簾をくぐって店に入ると店はとても狭く、売り場は3人も人が立つと身動きできません。カウンターの向こうには店員が2・3名いらっしゃったでしょうか。
店員さんと話をする流れで寺町の分店の話を振ってみるとかすかに空気が変わりました。
「あちらとは別ですから・・」あれ?そうなの?なんだか店舗間の交流は薄い感じがしましたね(苦笑)
引き算の本店と足し算の分店
醤油が強いのでしょうか?それとも色の濃い醤油を使っているのでしょうか?
早速食べ比べてみましょうか。
まずは本店から。
美味い。ここ最近分店のものばかり食べていましたが、やはり心臓部分のレシピが一緒なのでしょう。
ソフトな食感、白い見た目、つや少な目、素材の味を感じられるシンプルなちりめん山椒です。本店の商品に相応しい(笑)
続いて食べ慣れた分店を。
美味い。食べ慣れているからだけではない美味さ。本店と比べると・・
よりソフトな食感です。水分が少し多めなのでしょうか。そして、本店よりほんの少し甘味を強く感じます。味醂ですかね。
あとはわかりやすく見た目が濃いですよね。濃い色の醤油でしょうか。色に比例して濃い味とまでは感じませんでしたが。
なんといいますか、全般的に味が若者向けと言ってもいいかもしれませんね。
本店は引き算を重ねてシンプルな味になった印象です。他の食材と合わせて使うと映えそうです。
分店は足し算を重ねて味がすこし華やかな印象でしょうか。本店よりも白いご飯が合いそうです。
心臓部分の基本レシピは一緒のはずなので、どちらもとても美味しいです。ラーメン屋に行ってあっさりらーめんかこってりらーめんか選べたりしますよね?そんな感じです。
基本のスープは同じものから作ってたりしますよね。そんな感じです。
総合力で分店に軍配を!
さて、でどちらが美味いの?って話ですが、断腸の思いで優越をつけてみます。
総合的に考えて私は寺町の分店に軍配をあげます!
・観光客にとってのアクセスの良さ
・ゆっくりと気兼ねなく選ぶことができる店内
・華やかなちりめん山椒の味わい
が軍配をあげた理由でしょうか。
どちらも凄く美味しいです。京都に足を運んだ方は是非お土産に買ってみてください。
超メジャーな「やよい」や「はれま」もいいですがそれらは名古屋高島屋で日々売ってますからね。
せっかく京都に来たならば、水分多くソフトな食感の賞味期限が短いちりめん山椒を買ってください。
「しののめ」は京都でしか売っていない賞味期限が短いちりめん山椒です。間違い無いです。再度おススメしておきますね~♪
9月に京都で行うちりめん山椒グランプリではこの2店をエントリーさせておきます。
私以外の審査員にも判断してもらって結果をみたいですね。楽しみです。
さて、余談続いたお盆休みも本日で終了。明日から夏期講習再開です!頑張りましょう!
今日はこのへんで。
それでは。
國立拓治
最新記事 by 國立拓治 (全て見る)
- 中学英語教科書ニューホライズン2年にだけ掲載されてた「英単語の覚え方」 - 2024年11月18日
- 愛知公立高校進路希望倍率ベスト10~2024年と2006年を比較!~ - 2024年11月14日
- [小学生]これだけ!英単語360の特典クリアファイルプレゼント! - 2024年11月12日