京都のちりめん山椒の店舗を大きく5つの系統に分けたよ!

OFFです。圧倒的な余談を。

ちりめん山椒協会の会長に就任して早10年経ちました。私の妄想上の団体ですから、妄想し始めて10年と言い換えてもいいです(笑)

京都のちりめん山椒シーンをずっと見守ってきました。10年前と比べると、ちりめん山椒は確実に京都の土産の一角を担う様になってきたように思います。

京都駅の土産物売り場での取扱量も増えているように感じています。

落ち着いたらちりめん山椒についての記事を書こうかと思っているのですが、今日はその前提となるジャンル分けをしておきたいなと思って書いてます。

そもそもちりめん山椒とは?という話なのですが、知らぬ間にウィキペディアにちりめん山椒というページが出来ていたのでそちらからご紹介を。

ちりめん山椒(ちりめんさんしょう)とは、ちりめんじゃこと山椒の実を炊き合わせたもの。「山椒ちりめん」「山椒じゃこ」など店舗によって様々な名称を持つ。京都市の名物として知られる。

もともと京都の家庭の味だったちりめん山椒が一般向けに売り出されるようになったのは「はれま」がきっかけだったと聞いてます。「はれま」のホームページにその過程が書いてありますね。

ちょっと昔。昭和の半ばごろのこと。
京の家庭で普段から親しまれていた、チリメンじゃこと実山椒を、
宮川町の料理人・晴間保雄がいっしょに炊いてみたのがはじまりでした。

(中略)

昔は手みやげといえば、買うものではありませんでした。
家で作ったり、沢山穫れたものを“お裾分け”する感覚で、持っていくのが当たり前でした。はれまの“チリメン山椒”は、最初から「商品」として生まれたものではありません。初代が台所で作り、親しいひとに配っていたものでした。

(中略)

昭和四十六年。初代が病に伏し、晴間家に転機が訪れます。
初代から“チリメン山椒”の作り方をきいた家族が、自宅の台所で炊いたものを玄関先で細々と売り始めました。
それは商売を始めるというより、病になった初代の面倒を見るため、一家の家計を支えるためでした。

ちょっと昔。今からだいたい、五十年ぐらい昔。京の家庭で普段から親しまれていた、チリメンじゃこと実山椒を、上七軒の料理人・晴間保雄がいっしょに炊いてみたのがはじまりでした。料理人の勘が引き合わせた、海の幸と山の恵みのおいしい出会いでした。

市販されるようになった経緯が興味深いです。そして私が生まれる前からちりめん山椒は販売されていたのだなと。

そもそも、こうして市販される前からもともと京都の家庭で食べられていたものなのかどうか、また京都に行ったときにお店の人とかに聞いてみよう。

さてさて、こうして市販されるようになったちりめん山椒が京都土産として定着していきます。いろんなところからちりめん山椒が作られるようになったのです。

10年間京都のちりめん山椒シーンを見て来た私の独断と偏見で、ちりめん山椒販売店舗を大きく5つにジャンル分けをしたいと思います。

今後ちりめん山椒の商品を見るときの参考にしてもらえると良いですね。では早速!

専門店系

ちりめん山椒を専門で販売している店舗の商品です。ちりめん山椒をメイン商品としているところですから、ちりめん山椒に対する本気度が違うと私は感じています。

ちりめん山椒をメインとしながら、サブで昆布など販売しているパターンも。ホームページを見た時にメイン商品扱いでちりめん山椒が掲載されている店はこの系統に入れておきます。

代表的な京都のお店は「はれま」「やよい」「しののめ」ですね。

ウソか本当か、この3店をちりめん山椒の御三家と呼ぶなんてウィキに書いてました。真偽は次回京都に行ったときにしののめの女将に聞いてきます(´▽`)

その他、「せせらぎ」「三宝庵」「いずみ屋」「たきものゑびす」「嵐山ちりん」などなど。

専門店は有名百貨店でも購入が可能なものも多いですが、私は賞味期限が短い商品を直接店頭で買うことが多いです。

食べ物全般に言えると思いますが、賞味期限が短い商品の方が美味しいことが多いです。

飲食店系

料亭が出していることあります。もともと「はれま」はこうしたお店で顔なじみのお客へのお土産のようにして渡していたというスタートを考えるとこの系統もありますよね。

「和久傳」とか「京都吉兆」とか「下鴨茶寮」とかがちりめん山椒出してますね。

「さすが料亭ね!」という商品もありますし、「本当にお宅で作りました?名前だけ貸してません?」という商品もあるというのが私の印象です(笑)

店の名前に惑わされることなく、味で判断をして欲しいですね。私は紹介した商品は食べましたが、どちらの感想も持ちましたよ(^^)

左が下鴨茶寮、右が和久傳です。

通販系

通販を主戦場としている系統ですね。全国の京都フェアなどの催事とか百貨店なんかにも置かれているイメージです。

「わらびの里」とかは元々料亭みたいですが、ホームぺージを見ると料亭のご紹介よりも通販の紹介がグローバルナビゲーションの左に来ていて通販中心であることを感じさせます。

「野村佃煮」さんも通販系と言っても良いぐらい、あらゆるところで見かけるイメージです。

ちりめん山椒の名を全国に広めてくれた立役者と言ってもいいかもしれませんね。

その代わりと言うか、賞味期限長めの商品が多い印象ですね。

賞味期限が長い商品は、全国で長く店頭に置いてもらうために作られているのでしょう。賞味期限が3か月以上あるような長すぎる商品は私はお勧めしません。

このへんをチェックして購入してほしい系統です。

好きでよく買いに行く「せせらぎ」は店内が発送を待つ荷物が山のように積まれていて通販中心なので、専門店系じゃなくて通販系にいてもらおうかな(^^)

食品店系

佃煮店とか漬物店とか、京都の食材を全般扱うような店とか、さまざまな食品店からちりめん山椒が発売されています。

先ほど通販系として紹介した「野村佃煮」さんはこの系統でもありますよね。

津乃吉」はメインとしてちりめん山椒を据えてますが、その他の料理のラインナップの多さからこちらに置いてみます。

五篠長兵衛」はワカメの茎の佃煮である「ほたるこ」という商品とともにちりめん山椒が推されていますね。この店に行くとほたるこの方を買っちゃいますw

単純に「ちりめん山椒専門店に比べたら力の入り方が下がるやん?」なんてこの系統を見てますけどね。「食品店系もやるやん!」なんて商品を待ってます。

縁日系

京都のお寺の縁日に出店している店を縁日系としてみます。

縁日で名が売れてから店を構えたという専門店もありますね。ちりめん山椒専門店であってもこっちに入れてみますね。

東寺の縁日「弘法さん」に行ったときに出店してた店をここに並べます。

伍八堂」さんは縁日での出店が長いようです。店主のご兄弟が「ひさ伍」という店を2022年に祇園の方で出店されてます。ここは私の中で最近熱い店です。

最初の縁日の写真の店は「はやし」ですね。先日実店舗の方に行きました。感じの良い元気なお婆様が売ってくれます。

その他、祇園にある「なか川」さん、伏見稲荷にある「庵an」さんも出店されていたので、この系統に入れておきます。

(店名出していない奈良の佃煮屋さんが売ってくれたちりめん山椒も美味かったので、次回調査を(^^))

以上です。

5つに分けてみたものの、この分類に入れにくいところもありますよ。何でも売ってる祇園の「藤村屋」は…食品店系に入っててもらおうかなぁ。

お寺の奥さんが炊いて販売している「正法院」は実店舗無くて京都駅前の伊勢丹と通販だけで販売しているんですよね。ここは通販系かなぁ。

沢山ご紹介しましたが、2023年1月時点の私のおススメベスト3は専門店系の「しののめ」、通販系の「せせらぎ」、縁日系の「ひさ伍」ですね。

興味出てきたら買ってみてください。これら3店いずれも京都駅構内とか有名百貨店とかでは売ってませんので、実際に店に足を運んでいただくか、通販でお買い求めを♪

ちりめん山椒グランプリで連覇をしているしののめ寺町は紹介動画も出てますね。こちらの女将が私が唯一この業界で立ち話が出来る方です(^^)

次回は味わいの分類について書いてみたいですね。

今日はこのへんで。

それでは。

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國立拓治

愛知県岩倉市と兵庫県伊丹市にあるさくら個別指導学院の塾長。2005年より愛知の中学生親子の力になれるよう当ブログを日々更新。月間最大50万PV。拙著「くにたて式中学勉強法」は12刷重版!著書累計は6万5千部突破!休日は余談も発信!3度の飯より飯が好き。詳しいプロフィールはこちら。