OFFです。余談を。
2日前に個別教育エストの石橋先生から「まだ見てないの?凄い良かったよ」なんて強く勧められ、本日「シンゴジラ」を見てきました。
私の映画の感想は例に漏れず「凄い良かった」でした(笑)多くの日本人が好きなものは私も大概好きなんですw
何が良かったんだろうと振り返ってみました。私が良かったと思った点は3点です。
行きますよ。ネタバレ少々ありますから、これから見るつもりの方はここでさようならです。
見るつもりが無かったけどちょっとだけ気になってる方はどうか続きもお付き合いください!
※以下ネタバレアリ!閲覧注意!
基本ストーリーがエヴァンゲリオンの「ヤシマ作戦」!
見ながらニヤニヤしました。庵野秀明監督の得意なことど真ん中を炸裂させた映画でしたね。
基本ストーリーがエヴァンゲリオンまんまでした。謎の生命体が日本を襲い、これを阻止すべく奮闘する。これ、エヴァンゲリオンもゴジラも同じ展開です。
そしてその生命体を倒すために日本の総力を結集させて倒す計画を立てていきます。これはエヴァンゲリオンで言うと使徒ラミエルと戦った時のヤシマ作戦です。
テレビ放映時も素晴らしい回だったので映画化された時もしっかり描かれてましたね。
テレビ放映時と劇場版で合計2回このストーリーで作品を作ってますから、もう庵野監督のお家芸のようなものです。
ゾクゾクするような盛り上げ方、そりゃあ上手いですよ。3度目ですもん。わかっていながらぐいぐい引き込まれましたね。
ちなみにゴジラの咆哮(ビーム)のシーンも「巨神兵東京に現る」のときに表現しているので庵野監督にとって2度目です。
流石の表現でしたね。カッコよく絶望感凄く東京が焼き払われてました。これ名古屋だったら胸が痛かったのかもなぁ。
有事のときの国や自衛隊の動きがリアル!
ゴジラがまだ未確認な時の国としての対応の初動、ゴジラが確認されてからの国としての対応の初動、グダグダ感がリアルでしたね。
誰もが責任を負わなくていいように事なかれで済ませようという動き、縦割り行政丸出しで全然対策が進んでいかない感じ、とてもリアルで苦笑しました。
「中小企業の調査だ」とかいって毎年順番に様々な省庁からぶっといアンケート資料が塾に届くことを思い出しましたね~。
有事の時の対応ということでか民主党の枝野さんまで取材協力で名前が出ていたのでリアルだったのかもしれませんね。
このへんは中高生にとっては何も面白くないでしょうか。
また自衛隊もリアルでした。
庵野監督自体がミリタリーオタクなので、出てくる自衛隊の兵器などに無駄に詳しい字幕着きまくり。
自衛隊員同士の無線でのやりとりも「1(いち)」を「ヒト」と、「0(ぜろ)」を「マル」と読んでました。
エヴァのときもそうでしたが、頻繁に「ヒトマル」なんて台詞が出てきていて、私は「ヒトマル言いたいだけやん!」ってニヤニヤしてました。
「日本もまだまだやれる」と元気が出る!
ゴジラが出現してから腹をくくるまでの日本の国としての動きは最悪でしたが、腹をくくってからの動きは素晴らしかったです。
「日本はまだまだやれる」「スクラップアンドビルドでこの国は立ち上がってきた」なんて台詞が劇中にあります。
腹をくくって団結した時の日本の力と言うのはやはり凄いかもな・・なんて思わされました。
「力合わせて頑張っていこうぜ日本」というメッセージを私は映画から勝手に受け取りましたw
以上3点が私が良かったと思った点です。
庵野監督が得意なフィールドで暴れまわったシンゴジラ、面白かったですよ。
1番楽しめるのはエヴァンゲリオンが好きで、そこそこ政治経済が見えてきた大人ですかね。
2番目に楽しめるのはそのどちらか。そして絶対見たら後悔するのが小学生ですね(笑)
私はモロにエヴァ世代の大人なので120%楽しめました。
ちなみにエヴァ世代でもない30代女性である大田先生の感想は・・・
「どかーんぼかーんっていう映画の中では一番見れたよ」
でした(笑)
SFもののような映画を苦手とする大田先生からすると最大の賛辞かもしれませんね。
そんなわけでエヴァ好きじゃなくても楽しめそうです。ウズッと来た方はどうぞ劇場へ。
今日はこのへんで。
それでは。
ブログTOPのこの画像のフォントは、シンゴジラの本編テロップやホームページやパンフレットでも採用されているフォントワークス「マティスEB」です♪
シンゴジラをご覧になって良かった方は、是非同じ展開のストーリーで描かれるこちらもおススメ!
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國立拓治
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