愛知真和学園とは私立の大成高校と愛知啓成高校をもつ学園グループですね。
創立者が昭和2年に稲沢に女学校を作ったところから始まった学園は、この地域に根付いて90年を迎えたというわけです。
招待状をいただきましたが新たに受験情報が得られるわけでもありませんので欠席をしようかと思っていました。
しかし、お世話になってる身近な私学ですし、こういった式典出たことないですし、ブログに書けるかもしれませんし(笑)出席することにしました。
行ってきたレポを印象に残った3点を中心にお送りします!
いつもは塾向け入試説明会と雰囲気が違います。なんというか年齢層も高く、地域の有力者たちが集まっているような雰囲気です。
IEスクール木曽川校の池本先生と会場でお会いしたのですが、私たちが年齢的にも一番下じゃないかというぐらいの年齢層でしたね。場違い感が凄かったです(笑)
学園長、理事長、副理事長が揃っての挨拶です。言い換えると学園長、大成校長、啓成校長。再度言い換えると父、長男、三男ですね。この地域の教育を支える一族ということです。素敵な式典に招待いただきありがとうございました。
さて、この記念式典で私が印象に残った点を三点お伝えさせてください。
学園の生徒指導の中に仏教色が意外とある!
まず体育館壇上には色鮮やかな釈迦が描かれた仏壇(?)がありました。こう言っちゃ釈迦にしばかれそうですが、キュートなポーズで色合いポップな素敵な釈迦でした。冗談抜きで家に欲しいです。
配付された式次には法句経が掲載されていて、途中で唱和がありました。副理事長が最初に唱え生徒たちが続く形です。結婚式場で急に知らない賛美歌を歌うように、この法句経を周りの方々も唱和してましたね。
聞いていて心地よい音階の心地よい唱和でした。何より内容が素晴らしいです。さすが世界三代宗教の一角をなす仏教の教え。何億という人たちの心の拠り所であるのがわかります。
生徒たちはハナから古臭いものとして感じるのかもしれませんが、まぁ言ってることの素晴らしいこと素晴らしいこと。
1物事は心にもとづき、心を主とし、心によってつくり出される。も しも、汚れた心で話したり行ったりするならば、苦しみはその人に 付き従う―車をひく牛の足跡に車輪がついてゆくように。
2ものごとは心にもとづき、心を主とし、心によってつくり出される。 もしも清らかな心で話したり行ったりするならば、福楽はその人に 付き従う―影がそのからだから離れないように。
もっと伝わりのいい現代語訳をしてRADWIMPSやHey!Sey!JUMPが歌ったなら生徒たちの心の奥にズドンと届くはずですけどね(笑)
せっかくこの学園に通ったならば、生徒たちは生涯これらの言葉を大切にして欲しいです。本当の意味でこの言葉が染みるのは卒業後だと思いますが。
今や仏教系の学校であることがわからないぐらいの高校もありますが、この学園は意外としっかりと仏教色がありました。
挨拶をする来賓が豪華!
衆議院議員長坂康正様、愛知県知事大村秀章様、元愛知県知事神田真秋様、愛知県議会議員久保田浩文様、一宮市長中野正康様・・・
長坂さんと大村さんは公務のため代理の方でしたが、元知事の神田さんとかいらしてました。元々神田さんは一宮市長でらっしゃったので高校と関係があるのでしょうね。
私学というのはこうやって政界とも交わりながら運営していくんですね。驚きました。
個人的には清林館高校の平山理事長がされた祝賀会の乾杯の挨拶がハイライトでした。尾張北西部の私学を守る3校(大成・啓成・清林館)の理事を1枚の写真に修めることができて感動です!
リオの柔道銅メダリスト近藤亜美さんと写真を撮った!
式典後に行われた祝賀会には大成高校柔道部出身のリオ銅メダリスト近藤亜美さんがいらっしゃってました。
タイムリーなメダル獲得とタイムリーな式典。真和学園は持ってますね(笑)
おお、なんと小柄な女性なのだろうと近藤選手を遠目で眺めていたら、早速池本先生が素早い動きで一緒に写真撮影をしてもらってました。
池本先生はフットワーク軽い先生だとは思ってましたが、こんな場面でもか!「生徒に自慢します」なんて嬉しそうにしてましたね。
なんかミーハーな感じだし写真はまぁいいかなぁなんて思ってましたが、俄然私もメダリストと写真が撮りたくなってきましたw
「一緒に写真撮っていただいていいですか?」と近藤選手にお願いして快諾GET。池本先生が気を利かせて「シャッター押しましょか?」と申し出てくれました。
「校長はリオ来てたんですか?」「来てましたよ」なんて話しながら写真に収まりました。
後で撮ってもらった写真を確認してみると・・・
おおっ!
私だけブレて写るという奇跡の撮影!!池本せんせーいっ!(笑)
まぁ逆じゃなくて良かったです。近藤選手がブレてたら終了ですからね(笑)
印象に残った3点は以上です。
あと10年で100周年になる愛知真和学園。真面目な取り組みで地域の信頼を得てきた学園ですから、10年後も盛大にこういった式典をひらくことができるでしょうね。
他人事ながら「こうやって多くの周りの人たちに支えられながら学校って育っていくんだなぁ」なんてしみじみ思いました。
当塾も10年後の式典にお声をかけていただけるよう頑張りたいと思います。
今日はこのへんで。
それでは。
お土産でいただいたどて煮。系列の短大と稲沢商工会議所のコラボ作品らしいです♪
國立拓治
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