※この記事は2016年春受験生へ向けて書いた記事です。
こんにちは。
データ室長の澤木です。
愛知県全県模試の追跡調査をもとにしたデータをご紹介しています。一般入試・推薦入試に合格するための内申・偏差値・当日点を数値化してまとめました。
今回は明和高校です。
一般入試データ
パッと見た印象は、内申別・偏差値別合格者のデータに赤(合格率100%)が少ないことにビビります。さすが尾張トップ2の実力といったところでしょう。確実に合格するラインなどないのですね。さて、ひとつひとつ見ていきましょう。
内申
合格内申目安ですが、先程ちらっと触れたように、目安はないです! 内申は40以上あることが普通で、強いて言うならば「内申43以上ある人の方が多少受かりやすいのかな」という程度です。
偏差値
内申と比べると、偏差値の方がはっきりしている印象です。偏差値は70以上が目安になるでしょうか。偏差値70以上あれば大体どの年度でも合格率は70%を超えます。
偏差値75以上まで伸ばすとより合格率は上がっています。とはいえ、偏差値75ってかんたんに言いましたが、全県模試で5科で9割ですからね(汗)。500点満点中の450点。これだけとれて、ようやく固いと言えるでしょう。
当日点
当日点の目安は90点です。
内申や偏差値のデータを見る限り、当日点のウェイトが大いきことがわかります。内申と偏差値に大きな差がない人たちが受験するので、当日にいかに取りこぼすことなく点をとれるかでしょう。
推薦入試データ
推薦入試データはどの学校も分布がバラバラになる傾向があります。明和高校も同じくですね。参考程度に。
内申
内申40以上が推薦をもらえるかもらえないかの境目のようです。内申データの下の方にあるぽつんとある謎の内申32のデータは、おそらく音楽科の生徒のものかと。間違えて混ざってしまったに違いありません。さすがに内申32で明和高校の推薦はもらえないです。
偏差値
参考になるんだかならないんだかわからないくらいバラバラです。平均偏差値は例年65~68。なぜか偏差値60前後の合格率が高いですねえ。
推薦合格率
30~50%で推移しています。「もらえるならば」ですね。
まとめ
さて、明和高校を目指す中学生は、
内申43以上、当日点90点以上をとれるように準備をしましょう。
小さなミスが命取りです。がんばってください。
以上です。
明和高校を受験する中学生、保護者の参考になるとうれしいです。
澤木宣彦
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