全国の都道府県の高校入試事情を47都道府県全部調べて大枠を把握してしまおうと企んでいます。
前回はこちら↓
今回は前回に引き続き北海道・東北地区について。今回でこの地区は終了です。
北海道・宮城・福島でお送りします!
北海道の高校入試事情
公立高校一般入試 令和3年は3月3日実施
①…通知表と入試当日点の割合は5.1:4.9
内訳は(通知表45×2+45×2+45×3:当日点5教科×60点)
②…通知表は中1の1学期から入試に関わる
③…中学で入試向けの教材は配付されるかは地域による。札幌は無い。
④…通塾率は70.0%(47都道府県中6位)
⑤…皆が受ける大きな模試は北海道学力コンクール
⑥…定期テストは中3の3学期学年テストまで入試に関わる。
昔北海道の先生に「中1から通知表が入試に関わる」と聞いて衝撃的でしたけどね。今調べてみればそんな県が多いこと多いこと。
東北の大半が通塾率が低い中、北海道は急に通塾率70%。近いけれども事情が違うんでしょうね。このへん北海道の先生に聞きたい。
(追記)札幌の鷹取先生@学やむげんに③と⑥の情報いただきました!あざます!
→北海道の通塾率が高いのは家庭教師も含まれるからだろうとのこと。北海道は広大なので家に先生が来てくれるという家庭教師は道内で主流なんだそうです!
宮城の高校入試事情
公立高校一般入試 令和3年は3月4日実施
①…通知表と入試当日点の割合は学校ごとに3:7~7:3
内訳は(通知表9科×5点×3年+4科×5点×3年:当日点5教科×100点を上記比率に分配)
②…通知表は中1の1学期から入試に関わる
③…中学で入試向けの教材は配付されるかは★不明で調査中
④…通塾率は55.3%(47都道府県中26位)
⑤…皆が受ける大きな模試は新みやぎ模試・宮城ぜんけん模試
⑥…定期テストは★(推測)中3の3学期学年末テストまで入試に関わる
東北の経済の中心である宮城は他の東北の県より通塾率が高いですね。
福島の高校入試事情
公立高校一般入試 令和3年は3月3日実施
①…通知表と入試当日点の割合は4.4:5.6
内訳は(通知表9科×5点×3年+4科×5点×3年:当日点5教科×50点)
②…通知表は中1の1学期から入試に関わる
③…中学で入試向けの教材は配付されるかは★不明で調査中
④…通塾率は49.2%(47都道府県中37位)
⑤…皆が受ける大きな模試は新教研もぎテスト
⑥…定期テストは★(推測)中3の3学期学年末テストまで入試に関わる
福島県は通塾率から何からいろいろと平均的な県ですね。
以上です。
これで前回の更新も併せて北海道東北地方の高校入試事情を調べ終えました。
北海道東北地方の7都道府県のうち山形以外の6都道府県で中1の通知表から入試に関わることがわかりました。
中3からしか関わらない愛知県民からしたら驚きです。中学入学と共にビシッとやろうねってことでしょうか。
通塾率が低い県が多かったですよね。入試に向けた教材は学校で配付されているのかなぁ?されるべき環境だけどなぁ。
引き続き調べていきます。次は関東!
今日はこのへんで。
それでは。
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國立拓治
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