「俺ね、この仕事して20年になるんだわ。指導してもかたくなにこういうノート書く生徒も見てきたけど、みんなたいして成績伸びないよ」
「今からやれることは全て取り組んで欲しいのよ。1ミリでも良くなることは全てやっておきたいのよ」
ノートをギュウギュウに詰めて書いていた先日の生徒にそう声をかけました。
本人曰く見直さないからこれでいいのだと。そんなことないと少し説明した後で冒頭の台詞ぶつけました。
私はそう生徒に伝えながら今週の週刊少年ジャンプのBLEACHを思い出していました。
はるか昔、今は保健の先生として働いている杉下先生が中2だった2006年に私に教えてくれた連載マンガです。まだ連載してますね。
そのマンガの登場人物である浦原喜助が一発逆転で相手を倒した後に言った台詞に痺れました。(↓この人です)
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以下喜助の台詞です。
「言ったでしょ”役に立つかもしれない”と思ったんス」
「だから”備えた”」
「千の備えで一使えれば上等」
「可能性のあるものは全て残らず備えておく それがアタシのやり方です」
「戦いですよ 負けたら死ぬんス」
「死なない為に死ぬほど準備することなんてみんなやってる事でしょう」
カッコいいです。これ絶対受験勉強も一緒なんですよ。
浦原喜助が受験生だったとして、志望校に合格した後にこの台詞言ったとしますよ。
「言ったでしょ”入試に出るかもしれない”と思ったんス」
「だから”備えた”」
「千の備えで一使えれば上等」
「可能性のあるものは全て残らず備えておく それがアタシのやり方です」
「受験は戦いですよ 点が取れなかったら落ちるんス」
「落ちない為に死ぬほど準備することなんてみんなやってる事でしょう」
やっぱり。違和感なくピッタリ(笑)
この「プラスになること全部やっとこ感」って何かを目指す上で大事だなと。
これ、生徒も喜助から学んでほしいなと、コメダ珈琲で読んだときに思ったんですよね。
会話をした後その子のノートを見てみたら、早速キレイに見やすく直ってました。
千の備えを1年間積み重ねてもらおうと思います。
皆も千の備えをしていこうね。えぇ今からだよ!
今日はこのへんで。
それでは。
写真は先日の偉人シールテロリスト君の教材です。本来注意すべきなんでしょうが、笑ってしまいました(笑)木戸孝允というチョイス(笑)
國立拓治
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