内申点について中学校に真正面からお願いをしてみる!

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むむむ。また副教科問題ですね。やっぱり頭が痛い問題ですよね。

ずっと書かずに寝かしていた私が聞いた内申点絡みのエピソード、ちょっと書いておきます。

学生時代の後輩から聞いた後輩の家庭での話です。

野球のクラブチームに所属していたかなんかで、なんとかして野球の強い私立高校に推薦をもらいたいという展開になりました。

しかし、推薦基準に内申が足りません。そこでその後輩(父親)が自ら動きます。中学校に行って先生と話してきたそうです。(相手は担任だったかは失念)

「〇〇高校の推薦が欲しいけど内申が足りない。どうしてもこの高校に入学させて野球をやらせてやりたいと思ってる」

「この教科が1つ伸びたら推薦がもらえる基準に乗るらしいんだ、クラブチームの監督が言うには。だからどうにかしてこの教科の内申を伸ばせないか?伸ばすためにやれることは全部やらせるので力になってもらえないか」

と。(こうしてクラブチーム主導で私立推薦の話が進むこともよくあります)

直訴です。こんな直球ある?という直球。

でですね、驚くことにこの直訴が効くのです。おそらくだいぶ無理言ってると思います。学校側は陰でモンペなんて認定してるやもしれません(笑)

今から10年~15年ほど前の話ですね。昔は大らかだったなんていう平成の昔話でしょうか。

私の記憶が正しければ、その教科の自習か課題を先生に出してもらって、毎日提出するというノルマを与えてもらって、それを実行しながら頑張れば……という約束を取り付けたようなのです。

その子はそれを実行し、無事に内申を伸ばして推薦を手に入れ、高校に進学していきました。

やってることはだいぶグレーですよね。こんなことは頻繁に起きないかと。よって地域や高校名も全て内緒です。

なので紹介をずっと控えてましたが、このエピソードで学ぶべきことはあると思っていて。それは1点です。

「真正面から中学校へお願いをすることで、状況が変わることはある」

と言うことじゃ無いかと思ってます。

内申を付ける作業って人がやることですからね。各教科の先生の裁量部分がありますから、良くも悪くも気持ち1つで内申が前後する事実は認識しておくべきです。

私はこのエピソードを聞いて驚きました。なんという正面突破。そして「いけるんかぃ!!」という結果。

このエピソードをふまえてですね、ひとまず正面切ってお願いをしてみるというのはどうでしょうか?

もしも私がその立場ならば、直訴してみると思います。

おっしゃっていた生れつきの不器用さについてしっかりと伝えて、それが原因で内申が1になってしまうのは不憫でならないと。

一生懸命取り組んでいるのに、やもすれば高校側からは先生と折り合いが悪く素行悪い面があるのかもなんて思われてもおかしくないだろうと。

1をとらないようにやれることは全て全力でやらせますので、1をとらないようにするための具体的な行動を教えてもらえないでしょうか?……と話してみます。

そして、それがもしも難しいならば、内申書の所見欄に生れつきの不器用さの障がい名を明記して、副教科が振るわない理由として書き添えておいて欲しい、とまで言うかもしれません。

電話ではなく面と向かって。懇談会とかではなくお願いして時間を取っていただいて大人だけで話した方が良いでしょう。(お忙しい先生方スイマセン)

こうなってくるともはやネゴシエート(交渉)ですよね。

何か具体的な取り組みについてアドバイスをいただけたならば、あとはそれを一生懸命取り組むだけです。

機械ではなく人のすることですから、こんなこともありうるので、まずは話を聞いてもらってお願いをしてみるという手段をおススメしてみます。

ちなみに、愛知の公立高校であれば、凹ました1の分は他の教科でカバーとか、当日点でカバーとかが可能であるとは思っています。

たとえば点数をとって合格ラインを超えていたならば、点数開示されたときに説明がしづらい理由で不合格にはしないでしょう。

受験生は志望校に合格するために、来る日も来る日も遊びに行くことも、ゆっくりテレビを見ることも我慢して勉強を頑張ります。ようやく受験が終わり、自己採点では合格圏内に入っていたのに、いざ合格発表を見に行ったら結果は不合格…。そして何故か、自分よ

以上です。

話は変わるようですが、自塾では開業してずっとアスクルを利用してます。オフィスの用品を頼んだ次の日に配達してくれる「アスクル」という名のサービスです。

開業してずっとなので18年目になるのですが、一昨日初めて再配達の案内が来ました。午前に来て持ち帰った様子。再配達の依頼は時間指定できなかったので次の日で指定をして依頼完了。

するとですね、また翌日に午前10時台に配達に来て再配達の案内が入っていたのです。

なんでも3日間は配達所に保管しながら再配達を試みるものの、それ以降は返品するようになっているとか。

うちの塾は入り口の扉に午後から開くよと時間が書いてあって、それを踏まえてくれていたからか、これまでこんな風に2日続けて再配達になるようなことはありませんでした。

「何これ?これこの配達員なら明日も同じ事するんじゃない?」と思ってコールセンターに問い合わせをしました。

「アスクルが(無料で)時間指定で配達しないことは知ってますけど、うちは学習塾で午後からの営業なんですね。入口にも書いてます」

「それを踏まえてか、これまでは午後以降で配達してくれてました。開業から注文してますから18年ずっとです

「ここにきて初めて2日続けて午前に来て再配達ってなってて、これ明日も午前に来たら返品されますよね?明日受け取れるように午後15時以降で持って来てもらえませんか?」

18年という時間軸を味方につけての交渉です(笑)

配達規定にはありませんが、この交渉は通りました。そりゃそうですよね。あちらも取引が無くなるのは良くない展開ですし。

何が言いたいかというと、規定に無いことも心情的に検討してもらえる余地があれば、お願いしてみませんかということですね。

参考にしてみてください。

あと半年、入試までサポート頑張ってください!

今日はこのへんで。

それでは。



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國立拓治

愛知県岩倉市と兵庫県伊丹市にあるさくら個別指導学院の塾長。2005年より愛知の中学生親子の力になれるよう当ブログを日々更新。月間最大50万PV。拙著「くにたて式中学勉強法」は12刷重版!著書累計は6万5千部突破!休日は余談も発信!3度の飯より飯が好き。詳しいプロフィールはこちら。